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U-20日本代表、ラウンド16進出をかけてイスラエル戦へ ~FIFA U-20ワールドカップアルゼンチン2023

2023年05月27日

U-20日本代表、ラウンド16進出をかけてイスラエル戦へ ~FIFA U-20ワールドカップアルゼンチン2023

U-20日本代表は26日(金)、FIFA U-20ワールドカップアルゼンチン2023のグループステージ第3戦・対イスラエル戦に向けて前日練習を行いました。

中2日で連戦となるグループステージ。前日25日(木)は、午前に飛行機で試合開催地のメンドーサへと移動し、軽く身体を動かしてからホテル入りしました。午後のフリータイムはホテル内でゆっくりと過ごし、各選手がコンディション調整に努めた一日となりました。

この日の前日練習は、強い日差しが照りつけるなかでスタートしました。冒頭のウォーミングアップは、ちょっとしたハプニングに全員が反応して笑顔を見せるなど明るい雰囲気で進み、ボール回しでは活発な声がけが響いていました。ボール回しの後はメディア非公開とし、戦術の確認などを行いました。

「連戦の疲れはあるが、戦う準備はできている」と、ここ2試合に先発出場している福井太智選手。「(イスラエルは)ボールを大事に握ってくるチーム。一人ひとりがうまいし、ゴールへの姿勢は気をつけないといけない。まずはチームが勝つために動きたい。自分自身もゴールを狙って、勝利に貢献したい」と意気込みます。

U-20日本代表はグループCで勝ち点3を挙げ、コロンビアに次いで2位につけています。イスラエルに勝利すれば2位以内を確定させてノックアウトステージ進出が決まります。引き分け、あるいは敗戦の場合は、同じグループCのコロンビア対セネガルの結果、他グループの結果に進出の行方を委ねることとなります。

「選手たちは、目の前の一戦一戦を戦いながら成長してきている」と冨樫剛一監督は言います。成長しながら目指す世界一に向けて、まずはグループステージ第3戦・対U-20イスラエル代表戦に臨みます。試合は27日(土)18:00(日本時間28日6:00)キックオフです。

監督・選手コメント

冨樫剛一 監督
ベニュー移動もあって疲労がありながらも、選手たちはピッチ外を含めてゲームに向けて前向きに集中しています。それが一番です。
(イスラエルは)テクニカルでコレクティブな、非常に強いチームです。やろうとしていることは私たちと一緒だと捉えていますので、拮抗したゲームになると思いますし、お互いに我慢比べになると思います。みなさんに期待して見ていただいていると思いますし、自分たち自身も自分たちに期待しています。壁をいかにして突き抜けていくのか。選手たち自身の力も突き抜けていくような戦いができればと思います。

DF #2 松田隼風 選手(水戸ホーリーホック)
(コロンビア戦は)戦術でやられたというよりは個人個人の意識の差だったと思うので、すぐに次の試合がありますが、改善できるところだと思います。試合後、監督・選手で集まったときに、前向きな声がけがありましたし、切り替えることができています。セットプレーの戦術で1点が取れたことも、苦しいなかで決められたので価値がありますし、少ないチャンスのなかで決まったことは自信にもなります。ワールドカップはまだ終わっていません。プラスに捉えて、という試合だったと思っています。

MF #8 佐野航大 選手(ファジアーノ岡山)
2試合の疲労はありますが、全然やれる状態です。イスラエルは、最初の2戦とはまた違ったタイプの相手で、組織的に戦ってくるチームです。全員でセカンドボール、こぼれ球をしっかり狙って、もっとゴールに向かう姿勢を見せていきたいです。しっかり勝ってノックアウトステージに上がることが大事。しっかり準備していきたいです。

MF #17 松村晃助 選手(法政大)
(コロンビア戦は)途中交代で入りましたが、得点を取りにいく状況のなかでやることは明確でした。相手のプレスのスピードの速さは入ってすぐに感じましたし、ボールの置所や緩急のつけ方がうまく、勝ちに対する執念もすごくありました。ボールを触る機会をもっと増やして、もっとやりたかったという印象があります。
(次戦は)勝つことを一番に考えて、出たら自分の特長を出してしっかり得点に絡みたいですし、ノックアウトに進むためにチームに貢献したいです。

FIFA U-20ワールドカップアルゼンチン2023

大会期間:2023年5月20日(土)~2023年6月11日(日)
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