ここまで3試合を終えた大会も残すはあと2試合。準決勝の相手はグループDを2勝1敗で勝ち上ったトルコ代表です。まずは日本らしいサッカーをすることが大命題ですが、その上で結果を残して決勝に進出したいところです。

一昨日と同様にフィールドプレーヤーは藤本トレーナーのリードの下でリカバリーを、そしてゴールキーパーはトレーニングをそれぞれ1時間程度行いました。

今大会、準決勝は90分で同点の場合、延長戦は行わずに即PK戦に突入するルールとなっています。PK戦になった場合を想定してトレーニングの締めは全員でPKを蹴ることに。

チェコ戦、ギリシャ戦と試合中のPKをGKのファインセーブに阻まれてきたのが嘘のように選手たちは次々に決めていきます。そしてなんと最後はゴールキーパーまでもが蹴ることに。ゴールキーパーに指名されたのは三竿選手。吉丸選手からグローブを借りて気合十分！

...ですがやはり専門外。結果は手も足も出ませんでした...。

明日はこの成果を発揮することなく、なんとしても90分で勝ちきりたいところです。

夜は夕食前にアゼルバイジャン戦を振り返るミーティングが行われました。

「ここまで内容も結果も悪くない。よくやっている。それをさらに良くしていくためにミーティングをする。同じものを見て、同じ考えを共有して、心身ともにいい準備をしていこう。」とミーティングを始めた内山監督の口から“プレーの精度”という言葉が何度か聞かれました。せっかくチャンスを作っているので、最後の局面の“プレーの精度”を高めて得点につなげることがこれからの2試合で大事になってくることを強調していました。

そしてミーティング後半は、現在ベトナムで行われている“U-19国際フットボールトーナメントNutifood Cup 2014”に出場しているU-19日本代表の試合の映像を全員で見ました。選手たちは、彼らにとって最も近い目標となる代表チームの試合を食い入るように見ていました。

いよいよ明日は準決勝です。優勝するためにはここを抜けて決勝に進まなければなければいけません。多くの方の声援を頂いてプレーできる喜びを感じながら準決勝に臨みます！

引き続き皆様のご声援よろしくお願いいたします！

選手コメント

吉丸絢梓選手（ヴィッセル神戸U-18）
グループステージでは1試合しか出ていませんが、全勝で準決勝を迎えられたことはすごくいいことだと思います。準決勝の相手はトルコ代表で、とても難しい試合になると思います。ですが、短い期間でしたが今までやってきたことを信じて頑張ろうと思います。試合に出場できればチームの勝利に貢献できるよう頑張ります。必ず決勝にいって優勝します。

北川航也選手（清水エスパルスユース）
グループステージを3連勝して次に進めたことはよかったです。チームの状態もよく、いいサッカー、自分達がやろうとするサッカーができていると思います。自分はこれまで3試合とも出させてもらいましたが、点が取れていません。次の準決勝では、決勝に進めるかどうか、1点が本当に大事になってくると思います。1点の重みを感じ、結果と内容にこだわってプレーしていきます。チーム全員で戦って決勝に行きます。

林瑞輝選手（ガンバ大阪ユース）
グループステージを3連勝して準決勝を迎えることができてよかったです。このいい流れのまま準決勝に臨むことになるわけですが、こういうときこそもう一度気を引き締め直して、チーム全員の力で準決勝のトルコ戦を勝利できるように頑張っていきます。

山口真司選手（ヴィッセル神戸U-18）
予選リーグを3連勝で1位突破できたことは準決勝に向けてとても良かったと思います。次の準決勝のトルコ戦では予選リーグ第3戦に出場できなかった分、他の選手よりもコンディションはいいと思っています。なので、他の選手よりもいいプレーをして、仲間を助け、この短い間に培ってきたものに自信を持ってプレーして絶対に勝ちたいと思います。

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