スペイン遠征前半の3連戦を終えた翌日、フットサル日本代表は比較的自由な時間を多く過ごしました。
スパでリカバリーをする選手、部屋でゆっくりと休む選手、近くのスーパーマーケットに外出する選手など、過ごし方は様々です。
この日のトレーニングは20:15から約1時間半という短いものでした。ウォーミングアップを終えるとフィールドプレイヤーは攻撃の形を確認してトレーニングは終了。ゴールキーパーはそのままトレーニングを続けて、身体を追い込んでいました。

ここからは拠点を移動しながら試合が続きます。そうした状況下でもコンディションを崩さず、良いパフォーマンスを発揮できるよう、心身ともに鍛えながら残りの3試合に臨みます。

選手コメント

藤原 潤 選手（バルドラール浦安）
今日は午前中に自由時間があり、各々自由な時間を過ごすことが出来ました。午後は遅い時間からのトレーニングでしたが、一人ひとりが集中してトレーニング出来ていたと思います。個人的にはまだ試合には出ていませんが、常に出場できるようにするために、まずはトレーニングから準備をしっかりして、いつでも出られる準備を整えて、これからも続く遠征を戦っていきたいと思います。

渡邉 知晃 選手（名古屋オーシャンズ）
今日から全体トレーニングに合流しました。この3試合を外から見ていて、改めてスペインリーグのスピード、レベルの高さを感じています。ここから自分のコンディションをしっかりと上げていき、残り3試合でチームとしての良い結果、個人としても良いパフォーマンスを出せるように頑張りたいと思います。今日のトレーニングはリカバリーとクアトロの練習が中心でした。スペインのチームの早いプレスを回避する為には4人で連動して動き、ラインを上げていくことが大切になってきます。全員が連動して攻撃を組み立てられるよう、これからのトレーニングで（連携を）合わせていきたいと思います。

西谷 良介 選手（デウソン神戸）
スペインでのトレーニングマッチでは、スピード感や、間合い、ボールの持ち方、運び方、セットプレーの質の高さ、パスのバリエーションの多さ、どれをとっても質が高くて学ぶ事が多く、身近に肌で感じてすごく刺激を受けています。また、味方である仲間からも勉強になることは多くありますが、自分の意見もしっかり伝え、選手として自立できるよう強い気持ちで臨んでいます。昨年のスペイン遠征ではなかなか自分のプレーを出す事ができませんでしたが、今年はそういった事もふまえ、トレーニングや試合では広い視野でプレー出来ていることを実感できています。まだトレーニングマッチが続きますが、自分達の課題と向き合い、このレベルでも自分達のストロングポイントを出せるよう結果にこだわり戦いたいと思います。

星 翔太 選手（バルドラール浦安）
昨日の試合は攻撃、ディフェンス共に今回の遠征で最も良かったです。しかし、試合は一瞬の隙をつかれての敗戦でした。この一瞬の隙をなくし、逆に相手の一瞬の隙を狙って勝つことこそこれからの自分達に必要なものだと改めて感じることができる試合でした。そして、今日は3連戦の疲労をとるべく午前は各々が自由時間を使ってリラックスしました。午後の練習では新たなシステムを試し、チームとして新たな攻撃の形に着手しはじめました。今まで以上に体の使い方、スピード等の色々な要素を瞬時に決断することが求められるもので、選手達もその事を意識していく必要があります。残りの練習でより良いものにしていきたいと思います。

スケジュール

※時間は全て現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

今後の予定