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第17回アジア競技大会 なでしこジャパン、9-0で香港に勝利し準決勝へ
2014年09月27日
第17回アジア競技大会(2014/仁川)
2014年9月26日(金) 20:00キックオフ 試合時間90分
Hwaseong Sports Complex(韓国/華城)
なでしこジャパン(日本女子代表) 9-0 (前半4-0、後半5-0) 香港女子代表
得点
3分 増矢理花(なでしこジャパン)
10分 オウンゴール(なでしこジャパン)
14分 中島依美(なでしこジャパン)
26分 増矢理花(なでしこジャパン)
49分 岩清水梓(なでしこジャパン)
60分 木龍七瀬(なでしこジャパン)
66分 髙瀬愛実(なでしこジャパン)
76分 菅澤優衣香(なでしこジャパン)
81分 木龍七瀬(なでしこジャパン)
スターティングメンバー
GK:海堀あゆみ
DF:岩清水梓、長船加奈、臼井理恵、羽座妃粋
MF:中島依美、川澄奈穂美、木龍七瀬、猶本光
FW:吉良知夏、増矢理花
サブメンバー
GK:山根恵里奈
DF:有吉佐織、北原佳奈
MF:阪口夢穂、宮間あや
FW:髙瀬愛実、菅澤優衣香
交代
HT 川澄奈穂美 → 髙瀬愛実
66分 増矢理花 → 菅澤優衣香
78分 中島依美 → 阪口夢穂
マッチレポート
グループステージを終え、ノックアウトステージに突入した女子サッカー。なでしこジャパンは、準々決勝でグループCを3位で抜けた香港女子代表と対戦しました。
佐々木監督は、今大会初先発となった羽座選手や猶本選手などを起用し、これまでの試合と選手を入れ替えて試合をスタートさせます。3分、川澄選手の右からのクロスに吉良選手がヘディング、こぼれたところに詰めていた増矢選手がヘディングで決め、早くも先制します。続く10分、右サイドから羽座選手が入れたクロスが相手選手のオウンゴールを誘い追加点。16分には中島選手のFKが決まり、立て続けに得点を奪っていきます。26分には右からのクロスに再び増矢選手が合わせ4-0。このまま後半へと入ります。ハーフタイム、佐々木監督はケガで別調整が続いていた髙瀬選手を川澄選手に代えてピッチに送り出します。49分、60分と得点を重ねるなか66分、吉良選手からのクロスに髙瀬選手がヘディングで合わせ得点を決めます。75分には途中交代で入った菅澤選手が、コーナーキックに頭であわせてさらなる得点を。最後は木龍選手のミドルシュートを相手GKがキャッチできず9-0。日本のシュート34本に対して、香港は0本と圧倒的に攻める時間が続き、日本は準決勝へと駒を進めました。
他会場では、朝鮮民主主義人民共和国、韓国、ベトナムがそれぞれ勝利し、日本の準決勝の対戦相手は、ベトナムに決定しました。
決勝進出をかけた試合は29日(月) 17:00キックオフです。
監督・選手コメント
佐々木則夫 監督
ノックアウトステージの負けたら終わりというプレッシャーがありながらも、若い選手たちが思いのほか落ち着きのあるなかでやってくれ、しっかり結果につなげてくれました。ケガ人も戻ってきて、チーム全体としていいリズムになっています。我々が持つベースが落ちてきているとグループステージで感じていたので、2日間トレーニングを積んで改善を図ってきました。質を高めて決勝戦へ向かっていきたいと思っていますが、今日は得点を多くとった後の時間帯でも攻守の切り替えの早さなどに各選手がしっかり取り組んでくれました。準決勝で対戦するベトナムは勝つ味を知ったチームですし、そう簡単にはいきません。コンディションを保ち、このまま決勝戦へと駒を進めたいと思います。
髙瀬愛実 選手(INAC神戸レオネッサ)
得点を獲りたいと思っていました。いいボールが来て、しっかりと決められて自信にもなりました。合流したばかりのトレーニングではまだまだかなと思っていましたが、今日ピッチに立ってみてだいぶ戻っているという感触をつかめました。楽しかったです。もっとやりたいと思いましたし、準決勝、決勝に向けていい準備ができたと思います。チームも個人的にも結果にこだわっているので、いい準備をして、次の試合に向かいたいです。
木龍七瀬 選手(日テレ・ベレーザ)
蹴りそこねてしまったかなと思いましたが、2得点とも入って良かったです。勝つことができましたが、もっと意識を高く持って次につながるゲームができたらもっと良かったと思います。
増矢理花 選手(INAC神戸レオネッサ)
(得点シーンは)あとは決めるだけ、という状況だったので入ってよかったです。ただもっと自分がスペースを作って、もうひとりのFWと連携をしなければいけなかったと思います。連携が上手くいかないと守備も上手くいきません。試合を重ねるごとにやり方を掴めてきましたが、まだまだです。
羽座妃粋 選手(日本体育大学)
(初先発は)たくさんの人に支えられてきたんだな、という実感が湧きました。チーム内でも声をかけてもらったので、緊張はしませんでした。サイドバックとして積極的に上がって攻撃参加し、得点に絡めればと思って試合に臨みました。もっとできたと思いますし、課題も見つかりました。オウンゴールになったシーンは、クロスの精度がもっと高ければ味方に決めてもらえたので、今後突き詰めていきたいです。ロングフィードやダイレクトのクロスは自分の特徴でもあるので、もっとピンポイントに合わせられるようになりたいです。いろんなポジションができる選手はいい選手だと思います。サイドバックとしての課題、センターバックとしての課題を改善していきたいと思います。
なでしこジャパン マッチスケジュール
9月15日(月) | 0-0 | 対 中国 | Namdong Asiad Rugby Field |
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9月18日(木) | 12-0 | 対 ヨルダン | Namdong Asiad Rugby Field |
9月22日(月) | 3-0 | 対 チャイニーズタイペイ | Munhak Stadium |
9月26日(金) | 9-0 | 準々決勝 対 香港 | Hwaseong Sports Complex Main Stadium |
9月29日(月) | 17:00 | 準決勝 対 ベトナム | Incheon Football Stadium/Munhak Stadium |
10月1日(水) | 20:00 | 決勝 | Munhak Stadium |