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なでしこジャパン、カナダ女子代表との2戦目を前に公式練習を実施
2014年10月28日
カナダ女子代表を相手に3-0で勝利したなでしこジャパンは26日(日)、第2戦が行われるバンクーバーに移動しました。翌27日(月)には、FIFA女子ワールドカップ2015の決勝戦も行われる試合会場、BC Placeで公式練習を実施。ビルドアップや紅白戦などのメニューで最終調整を行いました。
来年の本大会を前にした「選考の最終段階」(佐々木監督)であるとともに、チームとしての課題や収穫の積み上げを行う大事な2連戦。第1戦に途中出場した有吉選手は「このメンバーに食らいついていくためにも、第一戦同様にこの試合もすごく重要」と語り、菅澤選手は「FWなので得点を取ってアピールすることが一番」と、チームとして、また個人として結果を出すべく、各選手が準備を進めています。
雪がちらつくほど寒かったエドモントンとは気候も異なり、バンクーバーの気温は9℃前後。街中にあるバス停のあちらこちらに、28日(火)の試合を告知するべく、シンクレア選手が起用されたポスターが掲出されています。なでしこジャパンにとって今年最後となる試合、カナダ女子代表戦は19:00(日本時間翌29日11:00)キックオフです。
監督・選手コメント
佐々木則夫 監督
カナダ女子代表との第1戦を経て、試合で出たいい部分、悪い部分を確認しあっています。出場する選手はそれを踏まえてチャレンジし、自分が持っているものを発揮してほしいと思っています。バンクーバーはエドモントンとはまた違った種類の人工芝ですが、トレーニングで馴染ませれば問題ないですし、公式練習の場で感じ取ることが重要です。
福元美穂 選手(岡山湯郷Belle)
ゴールにへばりつくのではなく、積極的にディフェンスのカバーをして、思い切りのいいプレーをしたいです。チームとしては、一戦目で出た課題はありますが、ここから積み上げていけると思っています。しっかり自分たちのサッカーができるように集中し、チーム全員で戦います。
上尾野辺めぐみ 選手(アルビレックス新潟レディース)
ディフェンス面での決まりごとをしっかりやりつつ、攻撃面が自分の強みでもあると思うのである程度自由にやりたいと思っています。しっかり自分のいいところをアピールしたいですし、結果にこだわって、チームとしてしっかりコミュニケーションをとって戦います。ワールドカップドイツ大会やロンドンオリンピックですごく悔しい思いもしましたし、その思いもあってこの4年間やってきたつもりです。チームの雰囲気にいつでも入れるよう準備はできていますし、いままでの経験に自信を持って、プレーでしっかりと示せればと思います。
国際親善試合 なでしこジャパン(日本女子代表) vs カナダ女子代表
第2戦 カナダ/バンクーバー
現地時間 10/28(火) 19:00キックオフ(予定)
日本時間 10/29(水) 11:00キックオフ(予定)
BS-TBSにて全国生中継
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