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フットサル日本女子代表 世界女子フットサルトーナメント vsフットサルロシア女子代表
2014年12月13日
第5回世界女子フットサルトーナメント
2014年12月11日(木) キックオフ 15:30 試合時間 20分プレーイング
Palacio de los Deportes (コスタリカ/サンホセ)
フットサル日本女子代表 3-2 (前半1-1、後半2-1) フットサルロシア女子代表
得点
12分 藤田靖香(フットサル日本女子代表)
19分 失点(フットサルロシア女子代表)
21分 失点(フットサルロシア女子代表)
34分 春山愛(フットサル日本女子代表)
40分 園田瑞貴(フットサル日本女子代表)
スターティングメンバー
GK:山本彩加
FP:春山愛、関灘美那子、中島詩織、藤田靖香
サブメンバー
GK:佐藤麻陽
FP:堀田えり子、中野絵美、坂田睦、加藤沙織、小出夏美、横山純子、吉林千景、園田瑞貴
マッチレポート
第5回世界女子フットサルトーナメント、ロシアとの第2戦を迎えました。
午後3時30分キックオフ。日本は、山本彩加選手、春山愛選手、関灘美那子選手、中島詩織選手、園田瑞貴選手の5人でスタート。勝てば決勝トーナメント進出に近づく日本は、前半から果敢に相手ゴールに襲いかかります。開始早々2分、相手GKが自陣で4秒以上ボールを保持していたためファウル、日本はFKのチャンスを得ます。関灘選手がボールを流し、中島選手がシュートするも、相手GKに阻まれます。9分、堀田えり子選手とのワンツーで抜けだした中島選手がドリブルでゴール前まで持ち込み、園田選手にパス。ゴール前に滑りこむも、ボールは惜しくもゴール左に外れます。12分、山本選手のスローインを藤田靖香選手がダイレクトで頭で合わせると、ボールはゴールに吸い込まれ、日本は待望の先制点を得ます。しかし前半終了間際の19分、自陣で相手にボールを取られると、そのままドリブルで持ち込まれシュート。同点に追いつかれ、1-1のスコアのまま前半を終えます。
後半開始早々10秒、相手の右サイドから強烈なシュートを受け、日本は追加点を許します。その後同点に追い付きたい日本ですが、シュートで終わることが出来ません。すると34分、コーナーキックからの流れで、ゴール前で園田選手からパスを受けた春山選手が浮き球のシュートを放つと、相手に当たりゴールに吸い込まれ、日本は同点に追いつきます。残り40秒、相手からボールを奪った春山選手が園田選手にパスを繋ぐと、そのまま左足を豪快に振りぬきシュート、ゴールに突き刺し、日本は再びリードします。その後、ロシアのパワープレーにも耐え、3-2で試合は終了。今大会初勝利を収めました。明日は、決勝トーナメント進出をかけてブラジル代表と対戦します。
監督・選手コメント
在原正明 監督
世界4強のひとつであるロシアから歴史的な勝利を挙げられたことは日本だけではなく、アジアやその他の地域の国々にも勇気を与える非常に大きな出来事です。重要なのは日本が海外の強豪国のコピーではなく、独自のスタイルを築き、フットサルそのものの競技力の向上によって勝利をつかんだことです。
日本と現在までの4強とを比較すると、地力にはまだまだ差は存在します。一度だけの勝利で日本の現在地を見失ってはいけないと思います。世界に勝つために、何か他とは違うことをやること、あらゆる意味でサプライズを仕込むこと、将来コンスタントに世界のトップの一角にその座を得るために、だれもが知っている王道・正攻法を身に付けること、そのための努力を選手だけではなく指導者や関係者間のトータルのチームワークとともに続けていくことが重要であることは、昨日までも、今日からも何も変わりません。
明日のブラジル戦とその他の試合結果によって、今回の大会の第一の目標である、「一試合でも多く勝敗のかかった厳しい試合を経験するこ」とが見えてきます。まずはブラジルに勝つためにできる限りの工夫と、一つの、一人の勇敢な決断をチーム全体が後押しする前向きな空気を保ち、目の前のことに集中していきたいと思います。
園田瑞貴 選手(京都精華女子高校)
今日は世界トップクラスの強豪のロシアと試合でした。昨日の試合ではチャンスをものにできず点を取ることができなかったので、今日の試合は自分らしくどんどんシュートを狙っていこうと思って試合に臨みました。ロシアの選手とは体格の差もありとても苦しい試合になりましたが、チームが一つになって勝ち取った勝利です。明日はブラジル戦で厳しい戦いになるとは思いますが、しっかり戦っていきます。
春山愛 選(arco-iris KOBE)
昨日は1点もとることができずの敗戦だったので、今日はまず1点とろう、そして勝ち点を取りにいこうとみんなで士気をあげて試合に臨みました。
そしてその言葉の通り、藤田選手が先制点を決め、その後逆転されるも、園田選手からのパスを受け、浮かし気味のキックでなんとかゴールを割って同点に追いつき、さらに終了間際園田選手が逆転ゴールを決め、勝ち点3をとることができました。初招集で初ゴールを決めることができ、さらにチームとしてもロシアに初勝利を収めることができて本当に嬉しかったです。この勝利は今まで代表として戦ってきた選手、監督、コーチ、スタッフ陣、応援してくれてる方々、みんなの力で生まれたものだと思います。
今まで関わってきた方々に感謝するとともに、みんなでこの喜びを分かち合いたいです。
そして明日もチーム全員がひとつになり、全力で頑張りたいと思います。
藤田靖香 選手(arco-iris KOBE)
今日は昨日の敗戦もあり、勝ち点をとりにいこうとみんな意識を高くもって試合に臨みました。
日本のゴールクリアランス時に相手DFとGKの間に走り込んだところ、山本選手からの絶妙なボールをバックヘッドで決めることができました。
チームが勝って、初ゴールも決めることができ本当に嬉しかったです。
明日の試合もチーム一丸となって頑張りたいと思います。
スケジュール
12月6日(土) | AM/PM | トレーニング |
---|---|---|
12月7日(日) | AM/PM | トレーニング |
12月8日(月) | AM/PM | トレーニング |
12月9日(火) | AM/PM | トレーニング |
第5回世界女子フットサルトーナメント | ||
12月10日(水) | 0-4 | vs ポルトガル |
12月11日(木) | 3-2 | vs ロシア |
12月12日(金) | 18:00 | vs ブラジル |
12月13日(土) | AM/PM | トレーニング |
12月14日(日) | 準決勝 | |
12月15日(月) | 3位決定戦/決勝戦 | |
12月19日(金) | AM/PM | トレーニング |
12月20日(土) | 15:00 | 国際親善試合 vs フットサルチャイニーズ・タイペイ女子代表(グリーンアリーナ神戸) |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
国際親善試合
2014年12月20日(土) 兵庫/グリーンアリーナ神戸
フットサル日本女子代表 vs フットサルチャイニーズ・タイペイ女子代表
15:00キックオフ(予定)
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