U-22日本代表 は、7月1日（水）に開催するコスタリカ代表戦に向けた合宿の2日目を迎えました。

梅雨入りしたとは思えない快晴の中、合宿2回目の練習を実施。練習前には日本代表オフィシャルスポンサーであるキリングループより、激励および飲料の贈呈式が行われました。前日夜に合流したJリーグ・アンダー22選抜としてＪ3リーグに出場した3選手、本日昼に合流したＪ2リーグに所属する5選手を合わせた23人の若きサムライたちは、パス＆コントロール、10対6のポゼッション練習からフォーメーション・コンビネーション練習を経て、最後は8対8の練習で約2時間の練習を終えました。ブロックを組んだ相手を厚みと幅をもって、いかに崩すか、手倉森監督から終始厳しい檄が飛んでいました。選手たちも球際への激しさを見せたり、互いに厳しい声を掛け合ったりと、サバイバルレースに生き残るため皆ピッチ上で闘志を表現していました。

30日にはコンサドーレ札幌の櫛引一紀選手が加わり24名の選手全員が揃います。試合会場となるユアテックスタジアム仙台で公式練習を行い、コスタリカ戦に備えます。

監督・選手コメント

手倉森誠 監督
コンディションの良いピッチで練習できたことに感謝しています。7月１日の試合は、ブロックを組んだ相手をどう崩すか、みんなが注目していると思いますので、それを絶対に示したいと思います。コスタリカ代表は、前線から守ってくるし、後ろもブロックを組むのが早いので、ブロックを組まれる前に早く攻めきるという狙いをもって試合に臨みたいです。同時にゲームを90分間コントロールすることも意識しなければいけません。攻撃のバリエーションの使い分けが鍵になります。コスタリカも、日本にボールを持たせて奪いにくることが考えられるので、不用意にボールを失わないようにしなければいけません。

MF #7   大島僚太 選手（川崎フロンターレ）
今回の合宿では、アジアで戦う上で課題となる「引いた相手をどう崩すか」という点をみんなで擦りあわせて取り組んでいきたいです。今日は、新しく呼ばれた選手や、久し振りに一緒にプレーする選手も居ましたが、みんなが積極的に会話していたこともあり、内容の濃い練習ができました。ただ、オリンピック本大会でメダルを取るという目標に対しては、まだ、攻撃時のフィニッシュの精度や守備時の球際という部分のレベルを上げる必要があります。コスタリカ戦では、練習の成果を表現することに加えて、球際や気持ちの部分で負けずに勝負していきたいです。

FW #16   浅野拓磨 選手（サンフレッチェ広島）
5月に参加したSAMURAI BLUEのトレーニングキャンプでは非常に刺激を受けました。上手い選手はたくさん居ましたが、自分の力を100％発揮できれば全く通用しないレベルでは無いということが分かりました。そのことで得た自信が、その後のプレーに繋がっていると思います。同時に「世界基準」の目を持ち、自分の未熟さも感じられたことも大きな収穫でした。コスタリカ戦では、チームの勝利を第一に考え、その過程として自分が得点できれば良いと思いますので、結果にこだわりたいと思います。

MF #11   前田直輝 選手（松本山雅FC）
久し振りにこの代表に選出されて素直に嬉しかったです。同時に、日本代表としての責任感も湧いてきました。この1年間、選出されなかった中で、自分なりに成長したと思うので、それをコスタリカ戦で発揮したいです。特に、所属クラブのストロングポイントである「攻守の切り替えの速さ」「スプリントの量」に加えて自分の強みである「ドリブル」をアピールしていきたいです。自分で設定した細かい目標の中にオリンピックというものがあります。そのためにも、このチームで活躍しなければならないため、この試合にかける思いは非常に強いです。

GK #21   山田元気 選手（京都サンガF.C.）
約2年ぶりの（年代別）日本代表の選出となります。ここに来られて素直に嬉しいですし、自分の強みであるシュートストップをアピールしたいです。この代表には初めて参加しますし、コスタリカ戦に向けて練習が2回しかできませんが、自分の中でしっかり準備はしてきましたし、試合に出るチャンスを掴んだら自分の持てる力を100％発揮したいと思います。日の丸を背負えることは自分にとってすごく誇りです。

JFA-TV

国際親善試合 U-22日本代表  vs  U-22コスタリカ代表

2015年7月1日(水) 19：00キックオフ（予定）
宮城／ユアテックスタジアム仙台
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