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SAMURAI BLUE 武漢で練習開始 ~東アジアカップ、初戦まで2日~
2015年08月01日
EAFFアジアカップで連覇を目指すSAMURAI BLUE(日本代表)チームは7月31日、大会初戦の朝鮮民主主義人民共和国戦を2日後に控えて中国の武漢で練習をスタートし、大会公式会見に臨んだヴァイッド・ハリルホジッチ監督は「選手は疲れているが、強いやる気と野心を持ってきた」と意気込みを口にしました。
今大会がFIFA国際カレンダーに含まれていない上にヨーロッパのシーズン開幕前という日程もあり、今回のチームは初選出の若手を含めてJリーグでプレーしている選手のみでの編成です。ほとんどの選手が29日にリーグ戦を戦い、30日に集合して現地入りという日程で、この日の夜の練習は選手の疲労回復考慮した内容になりました。
日が暮れて涼しくなった頃、多くの報道陣が見守る中で、チームは全員でランニング。その後、フィールド選手はドリブルやリフティング、パス回しなど軽めの調整で体をほぐしましたが、時折、笑顔も見えるリラックスした雰囲気でした。
一方、GK3選手は細かいステップを意識したフィジカルトレーニングを取り混ぜながら、近い距離からのシュートセーブなどに取り組みました。
東アジアカップでは日本は前回韓国で行われた2013年大会で優勝。今大会では2日に朝鮮民主主義人民共和国、5日に韓国、9日に中国と対戦し、4ヵ国総当たりでのリーグ戦方式で優勝を争います。
新たな戦力を交えての大会を前に、現地入りした直後のミーティングで「この戦いに勝とう」と選手たちに話しかけたというハリルホジッチ監督は、「一番大事なのは疲労回復。システムのプランは3つ用意しているが、どれを使うかは練習で選手の状態を見て決めたい」と柔軟な姿勢を見せています。
さらに、「良い試合をして本当に良い大会にしたい。選手たちの高いモチベーションが試合に出ることを望んでいる」と選手たちの対応に期待を寄せました。
FIFAランクでは日本の50位に対して、朝鮮民主主義人民共和国が129位、韓国が52位、中国が77位。対戦成績は朝鮮民主主義人民共和国とは日本の7勝4分け6敗、韓国とは13勝22分け38敗、中国とは11勝6分け7敗です。
指揮官とともに会見に臨んだDF森重真人選手(FC東京)は、「前回大会の優勝は決して簡単なことではなかった。優勝したことで今大会はより難しくなる」と気を引き締めながら、「新しいメンバーで優勝を目指したい」と意気込みを語りました。
試合はすべて武漢体育中心競技場(Wuhan Sports Centre Stadium)で行われます。
監督・選手コメント
ヴァイッド・ハリルホジッチSAMURAI BLUE(日本代表)監督
選手たちは疲れてはいますが、やる気と野心はすごくあります。昨夜のミーティングで「この戦いに勝とう」と伝えました。3つのシステムを用意していますが、どれを使うかは今日と明日の練習で選手の状態を見て決めるつもりです。選手3人が怪我を抱えているので、先発に誰を起用するのかも、明日の練習を見てから決めるつもりですが、今大会の3試合でできるだけ可能性のある選手を使いたいと考えています。一番大事なのは疲労回復です。朝鮮民主主義人民共和国戦の前にチームできちんとした練習ができるのは明日の試合前日ぐらいですが、選手たちに全員に高いモチベーションがあるのでそこに期待したいですし、それが試合に出ることを望んでいます。良い試合をして本当に良い大会にしたいです。
DF 森重真人 選手(FC東京)
新しいメンバーで臨む大会になりますが、優勝を目標にして狙いたいと思います。前回大会の優勝も決して簡単ではありませんでしたが、前回優勝したことで今大会はより難しくなると感じています。初戦が一番大事になるので、そこでの勝利だけを考えながら、準備期間は少ないですが、しっかりと良い準備をして臨みたいと思います。
DF 柴崎岳 選手(鹿島アントラーズ)
今大会はタフな環境でやれるので良い経験になると思いますし、代表として戦えることを誇りに内容と結果を求めていきたいです。クラブでやっているプレーを基本に、監督のやりたいサッカーや求められていることをしっかりと理解しながら臨みたいと思います。自分の特長を活かしたプレーでチームの結果に結びつけることをしたいですし、試合中に1~2回あるチャンスをしっかりとモノにしたいと考えています。
FW 浅野拓磨 選手(サンフレッチェ広島)
初めての代表チームでの練習で少し緊張しているところはありましたが、良い雰囲気でできていると思います。試合を勝っていけば雰囲気はもっと良くなっていくと思うので、そうできるようにしたいです。監督には自分のスピードを期待されていると思うので、スピードを活かした抜け出しや仕掛ける姿勢など、自分のチームでやっていることにどんどんチャレンジしたいと思います。自分の特長を活かしたプレーをしっかりと出せれば、どういう状況でも通用すると思っています。与えられた役割を果たしたいです。
DF 遠藤航 選手(湘南ベルマーレ)
チームの雰囲気は良いと思いますし、いろいろな人が声をかけてくれました。監督にも「チャンスは多くないが、それを掴むのは自分自身だ」と言われました。その通りだと思いますし、モノにできるようにやるだけです。連覇に向けてチームに貢献したいですし、自分の良さを出して結果を残せるように準備したいと思います。
FW 宇佐美貴史 選手(ガンバ大阪)
どれだけファイトできるか、どこで違いをみせられるかがすごく大事だと思いますし、短い準備期間でチームとしてどれだけ機能するかも大事だと思います。自分自身は得点もそうですが、得点を作り出す質の高いアシストなど、攻撃を数字で引っ張っていきたいと思っています。それが自分のスタイルでもあるので、自分のプレーがよりゴールに直結するようにしていきたいです。
JFA-TV
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柴崎岳 選手(鹿島アントラーズ) インタビュー
-
槙野智章 選手(浦和レッズ) インタビュー
スケジュール
7月31日(金) | 19:00 | 公式練習(Wuhan Sports Center Training Ground1) |
---|---|---|
8月1日(土) | PM | トレーニング |
8月2日(日) | 18:20 | vs. 朝鮮民主主義人民共和国代表 (Wuhan Sports Center Stadium) |
8月3日(月) | AM | トレーニング |
8月4日(火) | PM | トレーニング |
8月5日(水) | 18:20 | vs. 韓国代表 (Wuhan Sports Center Stadium) |
8月6日(木) | AM | トレーニング |
8月7日(金) | PM | トレーニング |
8月8日(土) | PM | トレーニング |
8月9日(日) | 20:10 | vs. 中国代表 (Wuhan Sports Center Stadium) |
EAFF東アジアカップ2015
2015年8月2日(日)~9日(日)
中国/武漢
大会情報はこちら
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