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EAFF東アジアカップ2015を終えて 技術委員長 霜田正浩

2015年08月21日

EAFF東アジアカップ2015を終えて 技術委員長 霜田正浩

中国・武漢で行われたEAFF東アジアカップ2015は、残念な結果に終わってしまいました。

現地まで応援に来てくださったサポーターの皆さん、テレビの前で応援頂いた皆さんには心から感謝しています。同時に良い結果を届けられなかったことに申し訳ない気持ちで一杯です。

ただ、この大会は始まる前から厳しい闘いになると予想していました。ハリルホジッチ監督が就任して5ヶ月、毎週Jリーグに足を運び、国内組の選手を視察しているとはいえ、実際に手元に呼び、誰がどれくらい出来るかは未だ分からない状況。今回招集した選手の中でも初見の選手が8名。その2日後に初戦、チームとしてどう機能させるかという点では、完全にぶっつけ本番でした。

その中でチームがこの大会のテーマとしたのは、3つ。

1つ目はもちろん、厳しい条件の中でも勝利を目指し、優勝を目指すこと。

完全にテストと割り切って、未知の選手ばかりで戦うのでは、9月からの予選に繋がらない。ある程度実績のある選手と初めての選手を融合させながら、勝利を目指す形をとりました。

2つ目は、選手の情報把握、収集。この厳しいコンディションの中で誰がどれくらい戦えるかを実際に見ること。どのポジションで誰と組ませると何が起きるのか、既に特徴を把握している選手と今回トライをしてみたい選手とを組ませてみてはどうか、など。

3つ目は、監督と選手の距離を縮める期間にすること。世界と戦うために監督が選手に何を求めるのか、今後代表チームで戦うためには、何が必要なのか。実際の戦術練習には時間を割けませんでしたが、多くのミーティングで選手にメッセージを伝えました、選手たちも理解してくれていると思います。

こうしてある一定の時間をチームで共有する事によって、チームの軸が固まっていきます。勿論結果は大事ですが、本当に勝利が求められるのはこれからです。海外でプレーしている選手たちと国内でプレーしている選手が、同じ高い意識を持ちながら、代表チームとして機能していく過程が本当のチーム作りだと認識しています。

今回招集した選手の中には自分の特長を世界と戦う舞台で発揮できた選手もいました。こういう大会から代表に定着してくる選手が一人でも出てくれば、この大会の収穫と言えると思います。

強いSAMURAI BLUEを作るためには、こうした経験を積み重ねながら、選手の「世界と戦う意識」が共有され、競争が起き、チームに活力が満ちている状態を続けていくことが理想だと考えています。

SAMURAI BLUEは日本人とは戦いません。常に敵はアジアであり、世界です。今回は国内でプレーしている選手たちが代表チームの基準を肌で経験しました。

毎日世界レベルの選手と戦っている海外でプレーしている選手と同様に、Jリーグでも日常から世界を意識し続けられる選手たちが代表チームに残ってくると思います。

またワールドカップ予選が再開します。皆さんの期待にしっかり応えられるよう頑張ります。更なる応援をよろしくお願いします。

公益財団法人日本サッカー協会
技術委員長 霜田正浩

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