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U-22日本代表候補 佐賀でトレーニングキャンプを開始!(10/25)
2015年10月26日
U-22日本代表候補 は10月25日、佐賀県内でトレーニングキャンプをスタートしました。
この日はJ1リーグに所属する16人のうち、Jリーグ・アンダー22選抜の試合に出場するGK櫛引政敏選手(清水エスパルス)と体調不良のため練習参加を見送ったDF岩波拓也選手(ヴィッセル神戸)を除く14人がピッチに姿を現しました。トレーニングの冒頭、手倉森誠監督からは「リオ五輪に出場するためにここにいるのでなく、世界と戦うためにいる。そういう自覚を持って欲しい。Jリーグのシーズンが終わった後には、国を背負った戦いが待っている。」という重みのあるメッセージが選手たちに送られました。
気温20℃を切る少し肌寒い気候の中、週末Jリーグの試合に長時間出場した9選手はランニングと体幹トレーニングを中心としたリカバリートレーニングをこなし、残りの5選手はパス&コントロール、ポゼッションなど、ボールを使ったトレーニングを中心に約90分しっかり体を動かしました。
26日はJ2リーグに所属する11選手と唯一の大学生であるDF室屋成選手(明治大)も加わり、佐賀市健康運動センターにて28名全員で練習を行う予定です。
監督・選手コメント
手倉森誠 監督
今日のトレーニングで選手たちには「ここに来ている時点で、全員がオリンピックに出て勝ちたい、という思いで取り組んで欲しい」旨を伝えました。良いチームには正しい競争が無いといけない。いつもより多くのメンバーを呼んでいますので、自然と良い競争が生まれることを期待しています。ただ、来年1月の最終予選に向けた厳しい競争がこの合宿にもあるのは事実ではありますが、それ以上に、自分たちが日本サッカーの将来を背負っている世代で、その可能性を高められるメンバーだ、という意識づけを選手たちにしてあげたいです。5日間と限られた時間の中での活動となりますが、一日一日を大切にしていきたいです。このチームの目標は高い位置にあります。そのためには最終予選を兼ねたAFC U-23選手権に優勝しなければいけません。そこに対して自信を持てるキャンプにしたいと思います。
MF 遠藤航 選手(湘南ベルマーレ)
トレーニング冒頭で、手倉森監督から「最終予選に向けて一人一人が覚悟をもって気持ちを全面に出して欲しい」という話をされました。この合宿では、キャプテンとして練習から声を出して、緊張感を持ってやっていきたいと思います。合宿中、トレーニングマッチが2試合組まれていますので、結果と内容の両方にこだわりたいです。A代表の活動に参加し、アジアの戦い方を学べた部分もあるので、しっかり自分から発信していきたいです。
MF 関根貴大 選手(浦和レッズ)
久し振りの代表活動ですが、改めて日本を背負って戦うという強い気持ちを持つことが大事だと実感しています。AFC U-19選手権2014でアジアの厳しさを知りました。そのリベンジを果たすためには、この代表に残り続けなければなりません。そして、この合宿は自分にとっても最初で最後のチャンスだと思っています。周りの選手に負けない強い気持ちを持って、生き残るために死にもの狂いでがんばりたいです。自分の持ち味であるドリブルの仕掛けやゴールへの姿勢を見て欲しいですし、なおかつチームのために守備面でも貢献していきたいです。
DF 中野嘉大 選手(川崎フロンターレ)
自クラブの調子が良く、その中で評価されて今回招集されたことは凄く嬉しかったです。サイドのポジションからのドリブルやパスなどの攻撃的なプレーに自信を持っています。ただ、自分のプレーを初めて見る選手が多いと思いますので、練習では自分のプレースタイルを知って貰う努力をしたいです。アジアの戦いは非常に厳しいと色々な選手から聞きます。だからこそ自分が切り札になれるよう明日からの練習でどんどんアピールしていきたいです。
スケジュール
10月25日(日) | 17:30 | トレーニング(佐賀県総合運動場陸上競技場) |
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10月26日(月) | 10:30 | トレーニング(佐賀市健康運動センター) |
10月27日(火) | 9:30 16:00 |
トレーニング(佐賀県総合運動場陸上競技場) 練習試合 vs 福岡大学 (佐賀県総合運動場陸上競技場) |
10月28日(水) | 10:30 | トレーニング(佐賀市健康運動センター) |
10月29日(木) | 11:00 | 練習試合 vs サガン鳥栖 (ベストアメニティスタジアム) |