練習試合 vs 清水エスパルス
2016年4月13日(水) キックオフ時間 11:00　試合時間 90分（45分×2）
IAIスタジアム日本平（日本/静岡県）

U-23日本代表候補　1-1（前半0-1、後半1-0）清水エスパルス

得点
11分　失点（清水エスパルス）
70分　野津田岳人（U-23日本代表候補）

スターティングメンバー
GK：櫛引政敏
DF：三丸拡、伊東幸敏、植田直通、三浦弦太
MF：矢島慎也、小塚和季、前田直輝、三竿健斗、金森健志
FW：オナイウ阿道

サブメンバー
GK：杉本大地、牲川歩見
DF：亀川諒史、奈良竜樹、岩波拓也、小川諒也
MF：橋本拳人、原川力、野津田岳人、中島翔哉、鎌田大地
FW：富樫敬真

交代
31分　櫛引政敏 → 牲川歩見
HT　三丸拡 → 小川諒也
HT　伊東幸敏 → 亀川諒史
HT　植田直通 → 奈良竜樹
HT　三浦弦太 → 岩波拓也
HT　矢島慎也 → 原川力
HT　小塚和季 → 中島翔哉
HT　前田直輝 → 野津田岳人
HT　三竿健斗 → 橋本拳人
HT　金森健志 → 鎌田大地
HT　オナイウ阿道 → 富樫敬真
61分　牲川歩見 → 杉本大地

マッチレポート

8月にブラジル／リオデジャネイロで開催されるオリンピックに向けて強化を進めるU-23日本代表候補は、13日(水)、清水エスパルスとの練習試合を行ないました。

4-2-3-1の布陣で臨んだU-23日本代表候補は序盤、前線からの連動した守備で相手ボールを奪いにいきます。しかし、さすがは試合巧者の清水エスパルス。徐々にアジャストしてきて、11分にはコーナーキックをニアで後ろに流され、中で待つ選手に決められ先制点を奪われます。日本も反撃にでます。20分にはDF伊東幸敏選手の右からのクロスをFWオナイウ阿道選手が頭で合わせるも、惜しくもゴール左へ。続く22分、MF金森健志選手がペナルティエリア内で細かいタッチから左足でシュート。これはゴール右へ逸れていきました。31分、両ベンチが動きます。清水は7選手を交代。日本もGK櫛引政敏選手から牲川歩見選手へ交代します。その後は一進一退の攻防が続きますが、前半をそのまま1-0で折り返します。

ハーフタイムでフィールドプレイヤーを全員入れ替えた日本は、後半に入ると徐々にペースを掴みます。MF原川力選手がボールに数多く絡むと、二列目のMF中島翔哉選手、鎌田大地選手、野津田岳人選手の3人が相手DFの裏を狙ったり、下がってきてボールを受けたりと相手を動かしながら連動し始めます。すると、62分、63分と連続して中島選手がシュートを打つもゴールネットを揺らすことはできません。負傷した原川選手に変えてMF三竿健斗選手が再びピッチに入った直後の70分、相手ファウルから得たフリーキックを鎌田選手が素早くリスタート。縦に走りボールを受けた野津田選手が左足一閃。ゴール右隅に決まり日本が1-1の同点に追いつきます。さらに、74分、FW富樫敬真選手が相手ボールを奪い中央へボールを供給すると、中島選手が頭で折り返します。中央でMF橋本拳人選手がバイシクルシュートを放ちますが、惜しくもボールは枠を捉えることができませんでした。試合はそのまま1-1で終了。

2016年1月にカタールで開催されたAFC U-23選手権を制し、選手層の厚みを増すU-23日本代表候補。次の活動は5月11日(水)に佐賀県で開催される国際親善試合ガーナ代表戦。8月の本大会に向けて最終メンバー18名に残るためのサバイバルレースが激化します。

監督コメント

手倉森誠 監督
今日の試合では、同じようなバランスになるようなオーダーを2グループ組み、15日(金)にＪリーグの試合のあるMF小塚和季選手がいる組を前半に持っていきました。相手に隙を与えて先制されましたが、相手の隙を突き返して同点に追いつけました。相手の隙を突かないと世界では勝てません。自分たちの得意なプレーで勝ちにいきたいと思いがちな年代ですが、相手の嫌がるプレーや隙を突く姿勢が身についてきました。今回の遠征で、新しく招集した選手たちの本大会メンバーに残りたいという強い気持ちが、これまで選ばれてきた選手たちに刺激や力を与えてくれました。選手の幅を広げる作業はここまでで90％できました。この年代の多くの選手に「世界（基準）」という意識をようやく植え付けられてきました。ただ、チームとして（の完成度）はまだ60％もいっていません。

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スケジュール

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