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SAMURAI BLUE、決勝へ向けて練習を再開
2016年06月05日
キリンカップサッカー2016初戦でブルガリアに大勝したSAMURAI BLUE (日本代表)は一夜明けた6月4日(土)、3日後の決勝戦へ向けて愛知県豊田スタジアムで練習しました。7日(火)の決勝ではボスニア・ヘルツェゴビナと対戦します。
多くの子どもたちを含めた1000人を超えるファンが駆け付けてスタンドから声援を送るなか、MF清武弘嗣選手(ハノーファー96)ら前日の試合で先発したメンバーは、ランニングやストレッチなどの軽めの内容でリカバリーに努めました。
一方、交代出場を含めた控え選手らは、ボール回しやミニゲームで約1時間、体を動かしました。ミニゲームではタッチ数の制限を付けてパスを繋いでシュートを狙い、素早い切り替えでゴールを意識した動きを確認。MF大島僚太選手(川崎フロンターレ)らがゴールを決めていました。
また、GK陣はブルガリア戦に出なかったGK西川周作選手(浦和レッズ)とGK東口順昭選手(ガンバ大阪)が障害物を飛び越えてのセービングを繰り返すなど、負荷の高いトレーニングで汗を流し、最後はフィールドプレーヤーのミニゲームに加わってGKを務めました。
前日の試合で右脇腹を打撲したMF香川真司選手(ボルシア・ドルトムント)はフィールドでの練習には参加せず、左膝裏の違和感を覚えているFW本田圭佑選手(ACミラン)も引き続き別メニューでの調整でした。
練習後には、本田選手やDF長友佑都選手(インテル・ミラン)ら一部の選手たちがスタンドのファンのところへ行き、笑顔でハイタッチを交わしてファンの来場と声援に応えていました。
ブルガリア戦で効果的なオーバーラップから香川選手の1点目をアシストした長友選手は表情も明るく、次の出場で代表戦90試合となります。
世界で活躍する夢は抱きながらも、実際にここまで来ることができると「思っていなかった」という長友選手は、「走ることだけは若い選手たちにも負けたくない。自分のストロングポイントだし、チームに貢献したい」と語りました。
チームはこの日の午後、ボスニア・ヘルツェゴビナとの決勝を戦う大阪へ向けて移動しました。
ボスニア・ヘルツェゴビナは3日(金)の第1試合でデンマークと対戦し、2点差を挽回して2-2に追いつき、PK戦を4-3で勝って決勝進出を決めています。
決勝は7日(火)に大阪の市立吹田スタジアムで行われ、決勝に先立ってデンマーク対ブルガリアの3位決定戦が行われます。
選手コメント
DF #6 森重真人 選手(FC東京)
全体的に良いゲームでしたが、DFとしては完封勝利で終わらせたかったです。(失点は)点差がついて気を抜いてしまいましたが、自分たちのミスからなので意識一つで変えることができます。交代で入る選手が役割を引き継いでプレーできるか、先発選手が交代選手にポジショニングや細かいところまで指示できるようになれば、誰が入ってもバランスよく戦えます。みんながイメージを共有することが大事です。(次の試合は)ゴール前の戦いで負けないことが一番ですし、簡単にクロスを上げさせないこともチームとしてやっていきたいです。相手の長所を考えてチーム全員で防いでいきたいと考えています。
DF #5 長友佑都 選手(インテル・ミラン)
本田選手と香川選手の二人がいない場面は、これからもワールドカップ最終予選の厳しい戦いのなかで起こる可能性はあります。(次戦で不在の場合)それを試せるという意味では良いのではないかと思います。もちろん、彼らがいてくれたら心強いですが、彼らだけに頼っているのでは日本代表の底上げはないのではないかと思います。(交際が明らかになって)みなさんに祝福していただいてうれしいですし感謝していますが、サッカー選手としてまずはピッチの上で結果を出したいです。
MF #13 清武弘嗣 選手(ハノーファー96)
(相手を)背負ったらワンタッチなどチームのルールはありますが、その中で自分の色や特長を出していかないといけないと毎試合考えています。昨日は本当にそれがうまくいったなかで前半4得点できましたし、ワンタッチでああいう大きな相手を剥がしていく場面も多くつくることができました。長友選手ともコミュニケーションを取りながらやれていましたが、そういう場面をもっと増やしていきたいと思います。
MF #7 柏木陽介 選手(浦和レッズ)
(昨日の試合は)前半と後半で選手が替わっていく中でコントロールできなかったかと思います。自分は常にギリギリという気持ちで戦っていて、良いプレーを続けていくと状況が違ってくるので、今までやってきたことよりも、これから自分がどれくらい成長するか。自信を持ってやっていけることが大事です。次の試合に向けて良い準備をして試合に臨み、チームに戻ったらチームでできることをしっかりやって、結果を残して行きたいです。
MF #3 遠藤航 選手(浦和レッズ)
自分のよさをしっかり出そうと、前に行くことやボールを奪いに行こうとしていましたが、もう少し冷静に、引くところと行くところとのメリハリをつけられたら良かったです。味方の動き出しに対してある程度イメージはできてきていますが、まだピッチでうまく表現できていません。浅野選手の得点はU-23代表にとっても、僕らが日本代表を押し上げていく意味でも貴重だったと思います。次の試合に出られたら、新しいスタジアムの雰囲気を感じながら、自分の良さを次はしっかり出していきたいです。
JFA-TV
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長友佑都 選手(インテル・ミラノ/イタリア) インタビュー
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川島永嗣 選手(ダンディー・ユナイテッド/スコットランド) インタビュー
スケジュール
5月26日(木) | PM | トレーニング |
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5月27日(金) | AM/PM | トレーニング |
5月28日(土) | AM/PM | トレーニング |
5月29日(日) | AM | トレーニング |
5月30日(月) | PM | トレーニング |
5月31日(火) | PM | トレーニング ※一般非公開 |
6月1日(水) | PM | トレーニング ※一般非公開 |
6月2日(木) | PM | トレーニング ※一般非公開 |
6月3日(金) | 7-2 | キリンカップサッカー2016 vs ブルガリア代表(豊田スタジアム) |
6月4日(土) | 11:00 | トレーニング(豊田スタジアム) ※一般公開 |
6月5日(日) | PM | トレーニング ※一般非公開 |
6月6日(月) | PM | トレーニング ※一般非公開 |
6月7日(火) | 19:40 | キリンカップサッカー2016 決勝戦 vs ボスニア・ヘルツェゴビナ代表(市立吹田サッカースタジアム) |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
キリンカップサッカー2016
SAMURAI BLUE(日本代表)、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表、ブルガリア代表、デンマーク代表の4カ国によるノックアウト方式
2016年6月7日(火) 大阪/市立吹田サッカースタジアム
16:00 キックオフ(予定)デンマーク代表 vs ブルガリア代表
19:40 キックオフ(予定)SAMURAI BLUE(日本代表)vs ボスニア・ヘルツェゴビナ代表
日本代表戦はテレビ朝日系列にて全国生中継/その他の試合はBS朝日にて全国生中継
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