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U-19日本代表候補トレーニングキャンプ 宮城県石巻市にてトレーニングを開始
2016年07月19日
U-19日本代表候補が宮城県石巻市にてトレーニングキャンプをスタートしました。チームは7月17日夜に現地に集合すると、その日の夜には地元の指導者が約50名集まり、内山監督が講師となって指導者講習会を実施し、U-19日本代表の活動を交えながら育成年代の課題や成果についてディスカッションをしました。
また、7月18日午前は地元中学生とのサッカー交流会を開催。100名の中学生が参加し、普段日本代表選手が行っているウォーミングアップを選手と一緒に行い、その後4チームに分かれて試合を行って選手も中学生も楽しくボールを追いかけていました。そして、午後は17日にJリーグなどの公式戦のメンバーに入っていた選手も全員チームに合流し、トレーニングを開始。約90分間、選手間で積極的にコミュニーケーションを取りながら、良い緊張感の中で集中したトレーニングが行われました。トレーニングキャンプは7月20日まで行われ、最終日はソニー仙台と練習試合を行います。
選手コメント
坂井大将 選手(大分トリニータ)
午前中に石巻市の中学生と交流会があり、凄く貴重な経験が出来ましたし、逆に元気を貰えました。僕らは、サッカーを通して夢や希望、勇気を与えられるように頑張りたいと思います。その為にはテレビに出て、Jリーグのピッチでプレーすることがまず大事ですし、海外クラブやA代表でプレーする事が必要だと思います。今回のキャンプはサッカーとは違う面でも勉強になる事が多いので、しっかりと学んで充実したトレーニングキャンプにしたいと思います。
滝本晴彦 選手(柏レイソル)
今回の活動には1人でも多くの子供達に笑顔や元気を与えたいという思いで参加させてもらいました。僕自身、被災地への訪問が初めてだったので、被災地の方や子供達にも会うのも初めてでした。今回の活動を通して僕が代表の試合やJリーグの試合に出場して僕のプレーで被災地の方々に勇気や希望を与えたい、という思いが強くなりました。トレーニングでは、3日間という短い期間の中で今までにない新しい発見や守り方など、たくさんのことを吸収したいと思います。ゴールを守るという事から逆算し何をすればいいかを常に考えてプレーしたいです。
市丸瑞希 選手(ガンバ大阪)
午前に地元の中学生とサッカー交流会がありました。震災で被害にあった中学生たちとの交流となりましたが、、サッカーを通して繋がったところにサッカーの素晴らしさを感じました。被災から5年がたった今、元気な中学生を見て、自分も元気をもらえました。午後はチーム全体練習を行い、チーム力アップ、個のレベルアップを意識して最終予選に向けて良い練習ができました。3日間という短い期間ですが、1人1人の意識を高く持って取り組んでいくことが大事だと思いますし、少しでもレベルアップできるようにしたいです。
垣田裕暉 選手(鹿島アントラーズ)
今回も代表活動に参加でき嬉しく思います。今日は午前中に石巻市内の中学生とサッカー教室を行いました。中学生はとても元気で、自分もとても元気を貰うことができ、充実した楽しいサッカー交流になりました。また、午後の練習も良い雰囲気の中で行うことができました。最終予選までこのチームでの活動は残り少ないので、1回1回を大切にしていきたいです。今回もチーム全体で良いプレーができて終われるように頑張りたいと思います。
スケジュール
7月18日(月) | AM PM |
サッカー交流会 トレーニング |
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7月19日(火) | AM/PM | トレーニング |
7月20日(水) | 11:00 | 練習試合 vs ソニー仙台(石巻総合運動公園フットボール場) |
※サッカー交流会:石巻市内の中学生と交流会を実施します。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。