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なでしこジャパン 0-3でスウェーデン女子代表に敗れる
2016年07月22日
国際親善試合 スウェーデン女子代表 対 なでしこジャパン(日本女子代表)
2016年7月21日(木) キックオフ 16:00(現地時間)試合時間90分(45分×2)
Guldfageln Arena(スウェーデン/カルマル)
スウェーデン女子代表 3-0(前半0-0、後半3-0)日本女子代表
得点
76分 失点(スウェーデン女子代表)
86分 失点(スウェーデン女子代表)
90分+3分 失点(スウェーデン女子代表)
スターティングメンバー
GK:山下杏也加
DF:宇津木瑠美、川村優理、村松智子、有吉佐織
MF:熊谷紗希(C)、阪口夢穂、中里優、永里優季、佐々木繭
FW:増矢理花
サブメンバー
GK:山根恵里奈、平尾知佳
DF:高木ひかり
MF:千葉園子、國澤志乃、京川舞
FW:有町紗央里、横山久美、田中美南
交代
56分 永里優季 → 有町紗央里
68分 宇津木瑠美 → 横山久美
80分 増矢理花 → 千葉園子
マッチレポート
なでしこジャパン(日本女子代表)は7月21日(木)、スウェーデン・カルマルで行われた国際親善試合でスウェーデン女子代表と対戦し、0-3で敗れました。
5073人の観客が見守る中、なでしこジャパンはGKに山下、ディフェンスラインは左から宇津木、川村、村松、有吉、中盤のアンカーに熊谷、中央に阪口、中里、左右に永里、佐々木、1トップに増矢の各選手を配置した4-1-4-1の布陣で臨みました。
立ち上がりはペースを掴むまでに苦労したなでしこジャパンですが、12分、右サイドのDF有吉佐織選手からのパスにFW増矢理花選手が反応、シュートは惜しくも枠の右へ外れます。直後の14分、スウェーデンのシュートはGK山下杏也加選手が抑えます。その後もスウェーデンに押し込まれる時間帯が続きますが、なんとか耐えて攻撃の糸口を探ります。32分、左コーナーキックを得た日本は永里優季選手がグラウンダーのボールを送り、それを中里優選手から増矢選手へ。再び増矢選手がシュートを放つも枠外となり、日本は0-0で前半を終えます。
後半になると日本は55分に永里選手に代えて有町紗央里選手を、69分には宇津木選手に代えて横山久美選手を投入。スウェーデンに押し込まれる状況を打開したい日本でしたが、76分、相手の左サイドから中央にパスが通り、ボールを受けた相手FWがシュート。これが決まり、日本はスウェーデンに失点を喫します。追いつきたい日本は80分、増矢選手に代えてMF千葉園子選手を投入し、攻撃の活性化を図ります。しかしその6分後にはスウェーデンのカウンターから失点し、0-2と点差を広げられてしまいます。その後、横山選手がシュートを放つなど、最後まで諦めない日本でしたが、アディショナルタイムを迎えた90+3分、日本のDF陣の背後に抜けだした相手のゴールで、追加点を許すこととなりました。
ロンドンオリンピックでアメリカ女子代表を金メダルに導いたピア・スンドハーゲ監督の下、リオデジャネイロオリンピックを間近に控えるスウェーデン女子代表を相手に、なでしこジャパンは0-3で敗れました。
チームはこの後、試合が行われたカルマルからクリシャンスタッドに移動。24日(日)にスウェーデン女子1部リーグのクリシャンスタッドDEFと練習試合を行います。
監督・選手コメント
高倉麻子 監督
色々試す中でなかなか思うようにいかなかった面もありますし、攻撃の部分で、前に向かう際の「力の入り口」が探せませんでした。もっと先手を取ってボールを動かすことが必要だったと感じています。自分たちのできること、できないことがはっきり見えた試合ではありましたが、非常に悔しいです。下を向かないで、ぶれずに、とにかく挑戦していくことが大切だと考えています。
DF #2 有吉佐織 選手(日テレ・ベレーザ)
守備でのもろさが3失点につながりました。前半のほうがより前にボールを運べていたと思います。チーム全体でシュートが少なかったので、ゴール前の崩しや局面においてもっと落ち着いてプレーできたらシュートも増えていくと感じています。守備としては、ボールを動かしている中でもディフェンスの選手がリスクの少ないポジションをとることが課題で、そこを修正し、質を上げていきたいです。
DF #3 村松智子 選手(日テレ・ベレーザ)
(3失点の原因は)後ろのリスク管理ができず、ゴール前での球際の強さが出せませんでした。海外の選手がどのタイミングで出るかということをアメリカ戦で学んだだけに、失点はもったいなかったです。選ばれ続けるためには、常に成長を見せなければなりません。前と同じようなプレーでは成長が見られない。ゴール前で、どこが危険かをいち早く判断してポジションを取ること、球際の強さ、すべてにおいてレベルアップしたいです。
FW #9 永里優季 選手(1.FFCフランクフルト/ドイツ)
実戦を積んでいく中で、新しく入った選手と前からいる選手の間でコンビネーションやパスを繋いでいく意識が出てくると、お互いのよさが見えてくると思いますし、アメリカ戦よりは新しいことを試すことができたと感じています。熊谷選手が新しいポジションでプレーしたことなども、今後ひとつひとつチームの武器になっていく。負けはしましたが、いろいろなものが見えた試合だったと思います。
JFA-TV
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有吉佐織 選手(日テレ・ベレーザ)インタビュー
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村松智子 選手(日テレ・ベレーザ)インタビュー
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永里優季 選手(1.FFCフランクフルト/ドイツ)インタビュー
スケジュール
7月18日(月) | AM/PM | トレーニング |
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7月19日(火) | AM/PM | トレーニング |
7月20日(水) | AM PM |
トレーニング トレーニング ※冒頭15分公開 |
7月21日(木) | 0-3 | 国際親善試合 vs スウェーデン女子代表(Guldfageln Arena) |
7月22日(金) | AM | トレーニング |
7月23日(土) | AM/PM | トレーニング |
7月24日(日) | 14:00 | 練習試合 vs クリシャンスタッドDFF(Vilans IP) |
※時間はすべて現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。