「00ジャパン」ことU-16日本代表の選手23名は9月7日(水)、9月15日(木)から開催されるAFC U-16選手権インド2016へ向け、茨城県水戸市で活動を開始しました。2015年2月に森山佳郎監督のもと立ち上げられた「00ジャパン」は、昨年9月の1次予選を全勝で突破し、来年行われるFIFA U-17ワールドカップ2017への出場権獲得を目指し、今大会に臨みます。

豪雨の中ホテルに集合した選手・スタッフは、それぞれが大会へ向けた意気込みをチーム全体へ共有するなど、約1時間のミーティングを行いました。

トレーニングを開始する頃には雨が止み、幸先の良いスタートとなりました。選手たちはウオーミングアップの後、球際やプレーの質を意識した2対2、3対3のボールワークを行いました。選手全員がやる気に満ち溢れ、素晴らしい雰囲気で練習は進みます。ゲーム形式の6対6から、最後は10対10の紅白戦を行い、充実した合宿初日のトレーニングを終えました。

夕食後には、中馬健太郎コンディショニングコーチが時差調整についての講義を行いました。日本との時差がマイナス3時間30分のインド・ゴアでの戦いに向け、選手たちのコンディショニング対策を図ります。

チームは9月11日(日)のインド出発までの4日間を茨城県内で合宿を行い、9月16日(金)の大会初戦、U-16ベトナム代表戦へ向け調整を進めます。

選手コメント

GK #1 谷晃生 選手（ガンバ大阪ユース）
AFC U-16選手権インド2016に向け今日から活動が始まりましたが、みんなと顔を合わせ、いよいよ本番だという実感が湧きました。最初のトレーニングは、みんなとコミュニケーションを多く取ることを意識し、良い雰囲気の中で行うことができました。このまま継続して良いリズムで初戦に向けて調整を続けていきたいと思います。今回選ばれなかった仲間たちのためにも、責任と自覚を持って大会を戦いたいと思います。

DF #2 桂陸人 選手（サンフレッチェ広島F.Cユース）
とても楽しみにしていたAFC U-16選手権インド2016の活動がいよいよ始まりました。集合して感じたのは、みんなとても良い顔をしていて、一つの目標に向かってチームが一致団結していると思いました。初日のトレーニングでは、一つ一つのプレーを大事にすることを意識し取り組みました。この世代の日本を代表しているという責任を感じながら絶対に来年のFIFA U-17ワールドカップ2017への出場権を獲得したいと思います。

DF #3 小林友希 選手（ヴィッセル神戸U-18）
最初のチームミーティングでそれぞれが予選に向けての思いを共有し、ずっと準備してきたこの大会が始まる実感が湧きました。トレーニングでは、お互いが連係を意識した良いプレーが出来ていました。このまま今日のような良いトレーニングを継続し、気持ちを切らさずに初戦に向けての準備を整えていきたいと思います。予選を突破するためにも、初戦で良い結果を出し、波に乗ることが大事だと思うので、万全な準備をしていきたいと思います。

スケジュール

※時間はすべて現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
※FIFA U-17ワールドカップインド2017開催国のインドが準決勝に進出した場合、準々決勝敗退4チームによる5位決定プレーオフが実施されます（試合日：9月29日、10月2日）。