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ハリルホジッチ監督、「良いトレーニングができた」 ~SAMURAI BLUE、海外組合宿打ち上げ
2017年06月05日
SAMURAI BLUE(日本代表)は6月4日(日)、キリンチャレンジカップ2017 シリア戦(7日、東京スタジアム)と、2018年FIFAワールドカップアジア最終予選イラク戦(13日、テヘラン)へ向けて千葉県内で行っていた海外組のみのトレーニングキャンプを午前練習で打ち上げ、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は「すごく良いトレーニングができた」と話しました。
8日目となったこの日、FW浅野拓磨選手(VfBシュツットガルト)は前日に引き続いてホテルで静養に努めましたが、MF香川真司選手(ボルシア・ドルトムント)は練習に復帰して、チームメイトと共に約1時間半、汗を流しました。
選手たちはランニングなどで体をほぐした後、サーキットトレーニングを実施。細かいステップからダッシュした直後に90度方向を変えてシュートをするなどの動きに取り組みました。
その後は、GK川島永嗣選手(FCメス)を加えて、ミニゴールを6つ置いた7対7の対人トレーニングを行い、切り替えやプレスをかける動きを確認。ハリルホジッチ監督からは「ボールホルダーへ行く」、「一人が決めたら全員で行く」などの指示が飛んでいました。
8日間のトレーニングを振り返って、FW岡崎慎司選手(レスター・シティ)は「いい準備ができたと思う」と話しています。
晴天の日曜日ということもあって、この日の練習には約2000人のファンが来場。練習終了後には、その中から子供たち約300人がグラウンドで選手たちと交流を図りました。子供たちは日本代表指揮官を先頭に選手全員とハイタッチを交わし、選手たちからユニフォームなどにサインをもらうと笑顔を見せていました。
ヨーロッパでプレーする選手たちは5月に入って三々五々、シーズンを終了。今回の合宿では、ばらつきのあった海外組のコンディションをイラク戦に向けて調整することに努めてきました。
ハリルホジッチ監督は、「リジェネレーションという体を再生させることが目的のプログラムで、心肺機能を上げることを図った」と8日間の取り組みを説明。「何人かの選手は後から合流してきて調整が難しかったが、選手たちは皆、すばらしい」と取り組みの姿勢を評価し、手応えを覚えているようでした。
4日の夜には、Jリーグの試合を終えた国内組がホテルに集合。5日(月)に再集合する海外組と合流して、同日夕方から全体練習を始めます。
川島選手は「明日からまた競争が始まる。自分はここまで1週間やってきましたけど、気持ちを新たにやりたい」と話しました。
7日(水)には東京スタジアムにてキリンチャレンジカップ2017シリア戦を戦い、13日(火)に中立地テヘランで行われるイラク戦へ備えます。
選手コメント
FW 本田圭佑 選手(ACミラン)
1戦目のシリア戦は結果というより、リズムや雰囲気というものが2戦目にいい形で反映されないといけないと思います。その意味でシリア戦ではコンディション面や戦術面など、チームでやらないといけないことをしっかりコミュニケーションをとって確認したいです。しっかり準備してイメージトレーニングだけはしていきたいと思います。僕自身も久保選手にポジションを奪われるという(ポジション争いの)真っ只中にいますが、それでも感じるのは、競争がなさ過ぎるということです。もっともっと競争は激しくならないとダメだと思いますし、僕はこの状況を非常にワクワクしながら、最初に代表に来た時の感覚がまた戻ってくるなと感じています。チャレンジャー精神をもってやっていきたいです。
GK 川島永嗣 選手(FCメス)
コンディション的にはいい状態で臨んでいけると思いますけど、チーム全体で揃って試合に臨んで行くという意味では2日しかないので、その短い時間の中でどれだけ自分たちがやろうとしていることイメージを、もう一度しっかり共有できるかだと思います。話すだけでなくて、お互いに感じ合うというところが大切かなと思います。(前回の代表戦から)時間が空くことでクラブの感覚になっている部分もありますが、そういう部分もゲームをやる上で意識してやっていきたいと考えています。センターバックが変わるので、コンビネーションが大切になってくると思います。
MF 乾貴士 選手(エイバル)
シリア戦へは、緊張感を持ちすぎると気合いが入り過ぎて空回りしてしまうので、いつも通り、平常心でやっていきたいと思います。その中で結果がついて来れば一番です。
DF 酒井宏樹 選手(オリンピック・マルセイユ)
僕らも監督とやって3年目なので、お互いにコミュニケーションも取れていますし、日本人の規律は分かってきてくれていると思います。僕らも監督のメニューの意図を分かってやっているので、そこはうまくやっていけているのではないかと思います。ここからは戦術が入ってくるのでしっかり集中してやりたいです。クラブと代表チームでは求められるものもガラッと変わるので、少ない確認時間の中で選手がお互いの連携を高めて結果を求めなければなりません。1つ1つの練習に集中して、とにかく結果を出したいと思っています。
スケジュール
5月28日(日) | 17:30 | トレーニング(フロンティアサッカーフィールド)【一般公開】 |
---|---|---|
5月29日(月) | 10:30/17:30 | トレーニング(フロンティアサッカーフィールド)【一般公開】 |
5月30日(火) | 10:30/17:30 | トレーニング(フロンティアサッカーフィールド)【一般公開】 |
5月31日(水) | 10:30/17:30 | トレーニング(稲毛海浜公園スポーツ施設球技場)【一般公開】 |
6月1日(木) | 10:30/17:30 | トレーニング(フロンティアサッカーフィールド)【一般公開】 |
6月2日(金) | 10:30/17:30 | トレーニング(フロンティアサッカーフィールド)【一般公開】 |
6月3日(土) | 10:30/17:30 | トレーニング(稲毛海浜公園スポーツ施設球技場)【一般公開】 |
6月4日(日) | 10:30 | トレーニング(稲毛海浜公園スポーツ施設球技場)【一般公開】 |
6月5日(月) | PM | トレーニング * |
6月6日(火) | 17:00 17:30 |
公式会見(東京スタジアム) 公式練習(東京スタジアム)* |
6月7日(水) | 19:25 | キリンチャレンジカップ2017 vs シリア代表(東京スタジアム) |
6月8日(木) | AM | トレーニング |
6月9日(金) | PM | トレーニング |
6月10日(土) | PM | トレーニング * |
6月11日(日) | PM | トレーニング * |
6月12日(月) | 未定 | 公式会見 公式練習(PAS Stadium)* |
6月13日(火) | 17:00 | アジア最終予選 vs イラク代表(PAS Stadium) |
※時間は全て現地時間です。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
※「*」は冒頭15分のみメディア公開となります。
キリンチャレンジカップ2017
2017年6月7日(水) 19:25 キックオフ(予定)
SAMURAI BLUE(日本代表) vs シリア代表
東京/東京スタジアム
アジア最終予選(Road to Russia)
2017年6月13日(火) 16:55 キックオフ(予定)
[ 日本時間:6月13日(火) 21:25 キックオフ(予定) ]
イラク代表 vs SAMURAI BLUE(日本代表)
イラン/PAS Stadium
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