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U-17日本代表 新潟選抜を制し2年ぶり3度目の優勝!第21回国際ユースサッカー in 新潟大会
2017年07月18日
第21回国際ユースサッカー in 新潟大会 第3戦 vs U-17新潟選抜
2017年7月17日(月) キックオフ15:50 試合時間90分(45分ハーフ)
デンカビッグスワンスタジアム(新潟県新発田市)
U-17日本代表 5-1(前半1-1、後半4-0)U-17新潟選抜
得点
23分 栗原イブラヒムジュニア(U-17日本代表)
39分 失点(U-17新潟選抜)
47分 斉藤光毅(U-17日本代表)
50分 宮代大聖(U-17日本代表)
62分 宮代大聖(U-17日本代表)
67分 奥野耕平(U-17日本代表)
スターティングメンバー
GK:鈴木彩艶
DF:菅原由勢、馬場晴也、関川郁万、橋本柊哉
MF:桝谷岳良、岩本翔、奥野耕平、鈴木冬一
FW:斉藤光毅、栗原イブラヒムジュニア
サブメンバー
GK:谷晃生
DF:池髙暢希、小林友希
MF:福岡慎平、平川怜、上月壮一郎
FW:宮代大聖、中村敬斗
交代
HT 桝谷岳良 → 中村敬斗
HT 橋本柊哉 → 平川怜
HT 栗原イブラヒムジュニア → 宮代大聖
HT 関川郁万 → 池髙暢希
72分 奥野耕平 → 福岡慎平
81分 馬場晴也 → 小林友希
81分 岩本翔 → 上月壮一郎
マッチレポート
U-17日本代表は17日(月・祝)、「第21回国際ユースサッカー in 新潟大会」の第3戦(最終戦)でU-17新潟選抜に5‐1で勝利し、2年ぶり3度目の優勝を果たしました。
U-17新潟選抜は、初戦と第2戦を落としているものの、U-17日本代表に対しては過去6大会で5勝1敗と勝ち越し手強い相手。日本は前日にメキシコと激闘を繰り広げ、優勝を掛けてこの最終戦に臨みました。会場には約1,500人の観客が集まり、試合序盤はホームの新潟選抜が優位に試合を進めます。日本は前日の試合でサブメンバーだった選手たちが出場し、連動したパス交換でリズムを掴みたいものの上手くつながらず、前からプレッシャーをかけてくる相手に押し込まれます。15分には強烈なシュートを打たれますが、これはゴールにはなりません。日本も反撃に出て、17分にはDF菅原由勢選手が抜け出して相手GKと1対1を迎えますが、シュートはGKに防がれます。飲水タイム後の23分、日本は右サイドを攻略すると、菅原選手からMF桝谷岳良選手がパスを受けクロスを上げます。これにFW斉藤光毅選手が合わせ、相手GKが弾いた所をFW栗原イブラヒムジュニア選手が押し込み先制点を挙げます。その後はミスが目立ち、動き出しが少なく反撃の意図が見られない展開が続きます。39分、ゴール前でクリアできずに相手にPKを与えると冷静に決められ、前半を1-1で折り返します。
メンバーを4名入れ替え、さらには森山佳郎監督から激しい檄を受けた日本は、ダイレクトプレーで、DF背後への飛び出しを狙い、次々にチャンスを作り出します。47分、後半左サイドバックへ移動したMF鈴木冬一選手が勢いを持って駆け上がり、相手GKと1対1を迎え丁寧なパスを送ると、斉藤選手が決めて2-1とします。50分には、前線へのパスをFW中村敬斗選手が上手くすらせて、斉藤選手が抜け出し横へパスを送ると、宮代選手が決めて3点目を奪います。勢いを落とさない日本は、62分にも宮代選手がDFの背後に抜け出し、冷静にループシュート決めて4点目。67分にも、中村選手が右サイドを駆け上がり、MF奥野耕平選手が合わせて追加点を奪います。その後も危なげなく試合を進め、5-1で勝利しました。
このあとの試合でクロアチアがメキシコに1-2で敗れたため、日本は2勝1分けで2年ぶり3度目の優勝を飾りました。「00ジャパン」ことU-17日本代表は8月末に再び合流し、チェコ・プラハで開催される第24回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメントに参加します。
監督・選手コメント
森山佳郎 監督
10月のFIFA U-17ワールドカップインド2017の組合せが決まり、モチベーションが高まったなかで挑んだ第21回国際ユースサッカー in 新潟大会でした。先月開催されたU-16 インターナショナルドリームカップ2017で活躍した、1学年下のU-16日本代表選手も6名招集し融合を図りました。
対戦チームはCONCACAFU-17選手権王者で、FIFA U-17ワールドカップインド2017の優勝候補でもあるU-17メキシコ代表。UEFAU-17選手権でイタリア、スペイン、トルコと同グループに入り惜しくも敗れて世界への切符を逃し、ロベルト・ヤルニ新監督(FIFAワールドカップフランス1998)を迎えたU-17クロアチア代表。この6年間で日本代表に対し5勝1敗と驚異的な勝率を誇るU-17新潟県選抜。日本はクロアチアと1-1で引き分けると、メキシコとの戦いに1-0で接戦を制し、苦手としている新潟選抜には5-1と大勝し優勝することができました。
2戦目のメキシコ戦では、互いにFIFA U-17ワールドカップを控えた中、主力メンバーを投入し、非常にインテンシティの高いゲームとなりました。日本は相手の真骨頂である勇敢に戦う部分でも決して引けを取ることなく、「徹底してボールを動かし、相手の隙を突く」テーマを実現させるために勇気を持って攻撃していきました。1-0という最少得点差とは言え、相手の少ない決定機を、GK谷選手を中心としたDF陣が体を張って防ぐと、何度か訪れた決定機の一つを、狙い通りに宮代選手が決めて勝利を手繰り寄せることができました。ピッチ内では、指示されなくとも自分たちで問題解決をしていく選手たちの姿がありました成長した選手たちを目の当たりにして、10月に行われるFIFA U-17ワールドカップが非常に楽しみになりました。
各所属チームで全国大会を終えた後、8月中旬にチェコ遠征を行い、最終調整を行います。この夏を乗り越え、さらに大きく成長した姿でインドへ乗り込めるように、それぞれの課題を胸に有意義な夏を過ごしてほしいと考えています。
GK #12 鈴木彩艶 選手(浦和レッズジュニアユース)
U-17日本代表に初招集されて驚きましたが、自分の長所を発揮しようと大会に参加し、チームの優勝に貢献できたことは良かったです。今日の試合は、前半はポジショニングや判断が悪くて上手く対応できず、ビルドアップでは自分から発信することができませんでした。後半は課題を共有することで、少しずつビルドアップの質を上げ、相手の攻撃の裏への対応ができました。コーナーキックではミスもありましたが、チャレンジして飛び出せたのは良かったと思います。次回はより状況を理解してプレーしたいです。谷選手から学んだことを自分のプレーに少しでも反映させ、ハイレベルなシュートに対してもタイミングをしっかり合わせられるように、必死でトレーニングを積んでいきます。
MF #10 福岡慎平 選手(京都サンガF.C.U-18)
森山監督からアドバイスをもらった通り、なかなか上手くいかない展開の試合でした。前半に自分たちのリズムが掴めない中で先制点を挙げられたことは良かったですが、ゴール前で不用意なファウルで失点してしまったことは課題なので、修正していきたいです。後半はどのポジションで出場しても流れを変えるつもりで臨みましたが、得点に絡むプレーが少なかったことは反省点です。ラストパスの質や得点に絡むプレーができなかったので、所属チームに戻って課題と向き合い、もっと努力して次のチェコ遠征、そしてFIFA U-17ワールドカップで活躍できるよう日々頑張ります。
FW #13 中村敬斗 選手(三菱養和SCユース)
サイドハーフでの出場だったので、得点やアシストすることを意識してプレーしました。ドリブルで相手を抜いてアシストすることができたことは良かったです。ただ昨日のU-17メキシコ代表戦もそうでしたがシュートがなかなかミートせず、得点できなかったことは大きな課題です。チームメートと連携のタイミングを合わせることが大事なので、精度を高めていきたいです。次のチェコ遠征に向けて、もっとフィジカルをつけて、相手からボールを確実にキープできるようにしたいですし、強豪相手に得点できるよう决定力を高めるトレーニングをしていきたいです。
スケジュール
第21回国際ユースサッカー in 新潟 | ||
---|---|---|
7月15日(土) | 1-1 | vs U-17クロアチア代表(五十公野公園陸上競技場) |
7月16日(日) | 1-0 | vs U-17メキシコ代表(五十公野公園陸上競技場) |
7月17日(月・祝) | 5-1 | vs U-17新潟県選抜(デンカビッグスワンスタジアム) |
第21回国際ユースサッカー in 新潟大会
日程:2017年7月15日(土)~7月17日(月・祝)
会場:新潟/スポアイランド聖籠、新発田市五十公野公園陸上競技場、デンカビッグスワンスタジアム
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