FIFA U-17ワールドカップインド2017の初戦・ホンジュラス戦に6-1で勝利したU-17日本代表は10日(火)、グループステージ第2戦を翌日に控え、最終調整に臨みました。

中2日で迎える一戦。9日(月)は試合に出場したメンバーは宿舎でストレッチやプールでのリカバリーメニューを、試合出場機会のなかったメンバーはグラウンドでパス練習や3対3などで次戦に向け準備を行いました。翌10日(火)は、強い雨が降りしきるなか、フォーメーションを組んでの展開からフィニッシュまで、またセットプレーを確認し、イメージの共有を図りました。

ホンジュラス戦で得点を決めたFW宮代大聖選手は「コンディションは中2日でいい感じに持ってこれている。明日は爆発したい。ベンチを含めてチーム全体でハードワークして、全員で勝利に向かって臨みたい」と話します。初戦はベンチスタートとなったFW棚橋尭士選手も、「いい舞台が整っている。（追加招集を受けて）感じるものがあったし、あとはぶつけるだけ。しっかりと力になれるようチーム一丸となって戦いたい」と戦う意欲を見せています。

第2戦の対戦相手であるフランスは、UEFA U-17選手権で準決勝進出を逃し、最後はハンガリーとのプレーオフの末に本大会の出場権を獲得しました。6度目の出場で、優勝に輝いた2001年以来の上位進出を狙っています。フランスとの対戦は、U-17日本代表がU-15時代の2015年10月までさかのぼります。フランスで行われた国際大会で顔を合わせ、宮代選手、久保建英選手、中村敬斗選手が得点を決めて3-2で勝利しています。

まずはグループステージを3試合トータルで考えて戦いながらも、チームが目指すのは、一戦一戦で課題を改善し、最大7試合の大会を通して成長していくことにあります。ホンジュラス戦の課題を克服しつつ、チームの強みは自信を持ってピッチで表現していきます。

グループステージ第2戦・対U-17フランス代表戦は、グワハティで17:00（日本時間20:30）キックオフです。

監督・選手コメント

森山佳郎 監督
フランスは身長を活かしたセットプレーのみならず、サイドに速い選手がいて、前線には得点能力のある選手がいるなど、攻撃の威力、迫力は満点です。第1戦よりは守備の時間が多くなり、ゴール前で体を張るシーンも出てくると思います。こちらも負けないくらいの攻撃力がありますので、しっかり相手の良さを消しつつ、攻撃ではスイスイとすり抜けて、次から次へと何人もわいてくるようなかたちで相手ゴールに迫っていきたいと思います。

DF #3 小林友希 選手（ヴィッセル神戸U-18）
次の試合に勝利すれば、グループステージ突破が大きく近づきます。フランスはワントップに特徴のある選手がいるので、しっかり抑えて仕事をさせなければ、チームを勝たせられると思います。ボランチや前の選手がいい状態で前を向いてプレーできるよう、テンポを速くして、ボールを動かして相手の隙を作りたいです。しっかりいい準備をして臨みます。

MF #8 奥野耕平 選手（ガンバ大阪ユース）
（ホンジュラス戦の途中出場は）ベンチメンバーと『出たらやってやろう』という話をしていましたし、うまく試合に入ることができました。体を張るのが自分の役割なので、試合に出たら、リスク管理をきちんとしつつ、相手の芽を、そして起点をつぶしていきたいです。

スケジュール

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
※練習会場の駐車場はスペースが限られています。お停めいただけない場合がありますこと、あらかじめご了承ください。

FIFA U-17 ワールドカップインド2017

大会期間：2017年10月6日(金)～10月28日(土)

日本代表戦：
第1戦 10月08日(日) 23:30 vs. ホンジュラス代表
第2戦 10月11日(水) 20:30 vs. フランス代表
第3戦 10月14日(土) 20:30 vs. ニューカレドニア代表
※時間は全て日本時間

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