AFC U-23選手権中国2018（1/9～27）の事前キャンプを大阪府内で行っているU-21日本代表は4日(木)、前日に引き続き午前、午後の二部練習を行いました。

松本良一フィジカルコーチとともにウォーミングアップを始めると、午前中はパス＆コントロールから4対4+ジョーカー、その後はGKを入れた4対4+フリーマンのポゼッショントレーニングへと進み、連動してボールを奪う意識を植え付けていきます。「自分が取れなくても次で奪えるように」「ボール保持者にタイトに」といった声がかかるなか、選手たちはハードに動いていました。午後は、攻撃陣はシュートを、守備の選手たちはディフェンスラインの確認など、攻守にわかれてトレーニングを行いました。

隣りのグラウンドでは、5日(金)に練習試合で対戦する全日本大学選抜が、デンソーカップや2019年のユニバーシアード競技大会を見据えた強化合宿に入っていました。森保監督就任後初の活動となった12月のU-20日本代表タイ遠征に招集されていたGKオビパウエルオビンナ選手、MF三笘薫選手、FW旗手怜央選手は今回、大学選抜の合宿に参加しています。

AFC U-23選手権の初戦を5日後に迎えるなかでの練習試合。U-21日本代表がこの3日間で取り組んできたことをいかに出せるか、また同世代同士の顔合わせも楽しみなところです。

選手コメント

DF #22 立田悠悟 選手（清水エスパルス）
（12月のタイ遠征に続いての招集ですが）新しいメンバーに合わせていかなければいけない部分はあっても、コンセプトに変わりはありません。（引き続き選ばれた）自分たちは理解していなければいけないですし、試合で体現できればと思います。長身を活かしたヘディングやビルドアップで貢献していきたいです。自分の特徴を出すことも大事ですが、チームが勝てるようにプレーするのが一番です。身体はきついですが、明日の練習試合もいいかたちで臨みたいと思います。

MF #4 板倉滉 選手（ベガルタ仙台）
ボールがないときの準備のスピード、守備の際の球際などを監督から意識的に言われているので、選手間で意思統一して向かっていきたいです。グラウンドの中では全員がリーダーという気持ちでやらなければいけないと思っています。AFC U-23選手権は、ここにいる全員が出たいと思っている大会。勝負はここから始まってくるので、一日一日を無駄にせず、頑張ります。オフ明けということで、意識的に強度の高いトレーニングを積んでいますし、大会に向けて照準を合わせて準備していきます。

MF #21 伊藤洋輝 選手（ジュビロ磐田U-18）
充実したトレーニングができています。ボランチ、DF、両方でプレーしていますが、左利きとして、前を向いたときの左足からのシュートや配球を見せていきたいですし、味方がボールを持ったときにどんどん前に出ていき勝負したいです。一日一日のトレーニングがアピールの場なので、自分を出していけたらと思っています。

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スケジュール

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

AFC U-23選手権 中国2018

大会期間：2018年1月10日(水)～1月27日(土)

日本代表戦：
第1戦 1月10日(水) vs パレスチナ代表
第2戦 1月13日(土) vs タイ代表
第3戦 1月16日(火) vs 朝鮮民主主義人民共和国代表

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