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FIFA“The Best” 高倉麻子監督が出席 受賞は逃すも「新しい世界を見ることができた」
2018年09月25日
FIFA(国際サッカー連盟)は9月24日(月)、「The Best FIFA Football Award 2018」をロンドンで開催し、年間最優秀選手やベストイレブンといった各賞が発表されました。
「FIFA女子年間最優秀監督賞」にノミネートされていたなでしこジャパン(日本女子代表)の高倉麻子監督が出席しましたが、残念ながら受賞を逃しました。試合後のクリーンスタジアム活動が評価された2018FIFAワールドカップロシア グループH 第2戦 SAMURAI BLUE(日本代表)対 セネガル代表の両国サポーターが「ファン賞」にノミネートされていましたが、こちらも惜しくも受賞とはなりませんでした。
FIFA年間最優秀選手賞:
ルカ・モドリッチ選手(クロアチア/レアル・マドリード)
FIFA女子年間最優秀選手賞:
マルタ選手(ブラジル/オーランド・プライド)
FIFA男子年間最優秀監督賞:
ディディエ・デシャン監督(フランス/フランス代表)
FIFA女子年間最優秀監督賞:
レイナルド・ペドロス監督(フランス/オリンピック・リヨン)
FIFA年間最優秀GK賞:
ティボー・クルトワ選手(ベルギー/レアル・マドリード)
FIFAプスカシュ賞(年間最優秀ゴール賞):
モハメド・サラー選手(エジプト/リバプール)
FIFAファン賞:
ペルー代表ファン
FIFA年間フェアプレー賞:
レンナルト・ティー選手(ドイツ/BBエルズルムスポル)
FIFA/FIFProワールドイレブン:
ダビド・デ・ヘア選手(スペイン/マンチェスター・ユナイテッド)
ダニエウ・アウベス選手(ブラジル/パリ・サンジェルマン)
マルセロ選手(ブラジル/レアル・マドリード)
セルヒオ・ラモス選手(スペイン/レアル・マドリード)
ラファエル・バラン選手(フランス/レアル・マドリード)
エデン・アザール選手(ベルギー/チェルシー)
エンゴロ・カンテ選手(フランス/チェルシー)
ルカ・モドリッチ選手(クロアチア/レアル・マドリード)
クリスティアーノ・ロナウド選手(ポルトガル)
キリアン・エムバペ選手(フランス/パリ・サンジェルマン)
リオネル・メッシ選手(アルゼンチン/バルセロナ)
高倉麻子監督コメント
最初はこの賞の候補者に選ばれたこと自体にとても驚きましたが、今では光栄なことだと感じています。このようなイベントに出席でき、たくさんの選手や指導者に会うことができてとても刺激を受けることができました。日本のサッカーがこうした場所でさらに評価されるようになっていけばいいと思います。AFC女子アジアカップでの優勝が評価されたことは、アジアとしても価値があることだと思いますし、アジアの代表として今後も日本がリードしていければと思います。今回こうしたイベントに出席することで、新しい世界を見ることができました。この経験を多くの人に伝えて、この場所により多くの日本人が出席するようになることを願っています。来年はFIFA女子ワールドカップ、2020年には東京オリンピックが控えています。そこで一番上を目指すのはもちろんですが、まだまだチームとして成長しなければいけないことも確かです。簡単に勝つことはできませんし、各国が年々すごいスピードで発展しています。それぞれの国が女子サッカーに注力し、女子代表チームが力をつけてきています。そこで勝つのは大変なことですが、日本には素晴らしい選手がたちがいますので、とにかく上を目指してやっていきたいです。今回の男子の最優秀監督賞と最優秀選手賞を見てみれば、FIFAワールドカップが評価につながることは明確です。このタイトルを獲るためにというわけではなく、チーム発足時から世界No.1を目指してきたので、なんとかその目標に辿り着きたいと思います。