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SAMURAI BLUE、全選手が揃って非公開練習を実施~キリンチャレンジカップ2018(11/16@大分、11/20@豊田)~
2018年11月15日
SAMURAI BLUE(日本代表)は11月14日(水)、キリンチャレンジカップ2018ベネズエラ代表戦を2日後に控えて、大分市内での合宿3日目で23選手全員が揃い、今回の合宿で初めて非公開にして練習を行いました。
秋晴れの空が夕焼けに染まり始める頃、市内のグラウンドに集合したチームは、森保一監督の下、短い円陣で掛け声をかけて始動。全員でランニングの後、フィールドプレーヤーとGK陣に分かれて、それぞれのトレーニングメニューに取り組み、前日は欧州からの渡航直後で別調整だったMF南野拓実選手(ザルツブルク)ら4選手も全体練習に加わりました。
負傷辞退したFW鈴木優磨選手に代わっての追加招集で前夜大分入りしたFW杉本健勇選手(セレッソ大阪)も、この日の練習から合流しました。
約30分近く公開された練習冒頭部分では、フィールドプレーヤーはゆっくりと後ろ向きに進んで片足で体を倒す動きを繰り返すなど、体幹とバランスを意識しながら体を動かすと、2グループに分かれてボール回しを実施。さらに、細かいステップワークなどフィジカル系のメニューをこなしました。
GK3選手は、ハイボールのキャッチングからスローに転じる動きや、狭いエリアにゴールを2つ向かい合わせて置き、それぞれにGKを立てて、クロスボールのセービングからグラウンダーのボールで3人目にフィードを出す一連の動きを確認しました。
その後は非公開として、チームは戦術などの確認に取り組みました。
杉本選手は今年9月以来の代表選出で、前回は森保監督体制での初陣となったコスタリカ戦を前に負傷で途中離脱となっていました。今回は直近の川崎フロンターレとのリーグ戦でゴールを決めての参加で、「次はこの代表で決めて、結果を残したい」と話しています。
また、MF遠藤航選手(シントトロイデンVV)は中盤でボランチを組む選手について、「選手それぞれの特長はある程度分かっているので、距離感やポジショニングなど、その選手に合ったプレーを意識してやっていければ」と述べています。
この日は今回のシリーズでの背番号が発表になり、初選出のDF山中亮輔選手(横浜F・マリノス)は5番、追加招集で9月シリーズ以来の参加のMF守田英正選手(川崎フロンターレ)は17番、杉本選手は11番に決まりました。
10番は引き続きMF中島翔哉選手(ポルティモネンセSC)がつけ、南野選手とMF堂安律選手(FCフローニンゲン)も前回までと同様に9番、21番です。FW大迫勇也選手(ベルダー・ブレーメン)やMF原口元気選手(ハノーファー96)ら今夏の2018 FIFAワールドカップに出場した顔ぶれも、それぞれ15番と8番という馴染みの番号です。
対戦相手のベネズエラ代表は、FIFAランキングでは日本の50位に対して29位です。日本との通算対戦成績は日本の1勝2分。今回は2014年のキリンチャレンジカップ以来の顔合わせで、その試合は2-2のドローでしたが、後にベネズエラに出場停止中の選手起用が判明して、規定により日本の3-0の勝利となりました。
試合は11月16日(金)、大分スポーツ公園総合競技場にて19:30キックオフの予定です。
なお、合宿初日から3日目まで地元の高校生数名が、練習のサポート役として参加しました。
選手コメント
GK #12 権田修一 選手(サガン鳥栖)
(引退を発表した)川口能活選手は小さい頃から憧れでした。日本人でワールドカップに出たのは3人しかいませんし、オリンピックも海外移籍も経験してJ1からJ3まで日本サッカーのあらゆるものを経験している選手なので、これからどういう選手を育てるのか楽しみです。身長がそれほど高くなくても世界と対等に戦えたGKなので、日本人でも世界に通用する部分を伝えていってくれるのではないかと思います。自分も代表という高いレベルでやらせてもらって、こういう時間を無駄にせず、引退する時には川口選手ぐらい堂々と、次世代を育てたいと言って説得力があるような選手になりたい。日本のGKは変革期というか新しい選手が出ているところで、僕や第一線で続けている選手が、こういう選手も日本にいると、どんどん見せていかないといけないですし、それぞれが良さを出して日本のGK像を作っていければと思います。
DF #4 佐々木翔 選手(サンフレッチェ広島)
3度目の代表合宿で徐々に雰囲気にも慣れてきて、初対面ではないので、どんどんやりやすくなってきています。(アジアカップを考えて)チームとしては、ボールを保持するところや、縦に入った時にみんなでサポートを速くスピードアップするために、連係や共通意識は必要だと思うので、そういう部分は確認したいと思っています。
MF #6 遠藤航 選手(シントトロイデンVV)
ボランチは役割分担もありますが、攻守に関われないといけないと思っているので、役割はあまり決めずにやっていて、バランスを考えながらやれればいいと思っています。守備をしっかりやりながら、どうやって前に関わるかは最近テーマにしているところなので、そこを続けながら、しっかり自信を持ってやれればと思っています。セットプレーはどの試合でもキーになると思います。対世界ではミスマッチや身長で相手に上回られる状況が起こりやすいので、それに対して相手にやらせないで、しっかり競り勝つというところを一人一人がどれだけやれるか。チームとしていろいろと工夫すると思いますが、最後は人だと思います。攻撃でも難しいゲームや拮抗した展開では特に大事になるので、そういうところでボールを獲るイメージも自分の中で持つようにしています。
FW #11 杉本健勇 選手(セレッソ大阪)
川崎戦でゴールを獲っていなかったら、多分呼ばれていなかったと思うので、そういう積み重ねが大事だと思います。アジアカップのこともありますが、まずはこの2試合に集中したいです。代表チームでは吸収することが多くて、所属チームではあまり言われないことなどもあるので、それをチームでもやらないといけないとすごく感じていますし、もっとレベルアップして成長しないといけないと感じています。南野選手とはユースの時から一緒にやっていますが、またここで一緒にできるのはすごくいいことですし、一緒に試合に出たら自分も負けないように頑張りたいと思います。
スケジュール
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槙野智章 選手(浦和レッズ)インタビュー
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東口順昭 選手(ガンバ大阪)インタビュー
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中島翔哉 選手(ポルティモネンセSC/ポルトガル)インタビュー
11月16日(金) 19:30キックオフ(予定)
大分/大分スポーツ公園総合競技場
SAMURAI BLUE(日本代表)vs ベネズエラ代表
TBS系列で全国生中継!
11月20日(火) 19:20キックオフ(予定)
愛知/豊田スタジアム
SAMURAI BLUE(日本代表)vs キルギス代表
TBS系列で全国生中継!
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