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U-22日本代表、スタジアムで公式練習~AFC U-23選手権タイ2020予選~
2019年03月21日
U-22日本代表は20日(水)、AFC U-23選手権タイ2020予選が行われるThuwanna Stadiumで公式練習を行いました。
選手全員が揃って初となったトレーニングは、ウォーミングアップから始まり、芝やボールの感触を確かめるようにピッチ上でのボールフィーリングへと移行。その後、狭いエリアでタッチ数を変えながら11対11+フリーマンを行ったあと、攻撃陣と守備陣にわかれて、攻撃陣はクロスからのシュートを繰り返しました。最後はゲーム形式で締めくくりました。
今回のメンバーの多くは、2017年12月に森保監督のもとでチームが立ち上がってからも何度か活動をともにしています。初参加となるのはDF町田浩樹選手とMF齊藤未月選手。町田選手にとっては2017年のU-20日本代表以来2年ぶりで、U-20日本代表にも選出されている齊藤選手は昨年のドバイカップU-23を怪我で辞退していました。初めて招集する町田選手について森保一監督は「センターバックとしてJ1でレギュラーを獲る力があるということは、自然と候補に入ってくる。堅実な守備、左足からのフィードやセットプレーでの高さを鹿島でも見せてくれている」と話しています。
昨年1月のAFC U-23選手権、準優勝に終わった8月のアジア競技大会を経て、今回の予選でも結果を求めながらチーム力を上げていきたいU-22日本代表。厳しい暑さや中1日といった難しい環境はこれまでの遠征でも経験してきただけに、まずは限られた活動期間のなかで「連携面やコンビネーションを詰めたい」と選手たちも口にしています。
初戦のマカオ戦まであと1日です。
選手コメント
GK #1 小島亨介選手(大分トリニータ)
森保監督のもとで始動して一年、チーム戦術も浸透してきて、連携や攻守の質は遠征ごとに上がっています。ディフェンスの連携面をとっても、昨年1月のAFC U23選手権とアジア大会では守備の安定性にも違いがあります。一人一人が自チームで試合に出ることで個人の成長や自信につなげていること、戦術理解度と連携面が良くなってきていることが理由だと思います。活動のなかでも、選手同士で、ピッチ内で思ったときにすり合わせをして改善しようと意識しています。攻守のクオリティを上げることと安定性が大事になってくるので、今回の予選でも突き詰めていきたいです。
FW #7 前田大然選手(松本山雅FC)
暑いほうが好きというのもあって、コンディションもきつくなく過ごせています。代表では選ばれた大会で得点も取れていますし、今回も点を決めて3勝して日本に帰りたいです。このチームは全員が特長を持った選手たちなので、すり合わせていけばもっと強くなる。そのために、トレーニングから特長を出し合えるようなプレーがしたいです。同じポジションの選手はA代表を含めて意識して見ています。自分としては、スピードを出すこと、地に足をつけて、目の前に与えられた場でプレーして結果を出すことが大事です。アジアでの戦いは厳しいもの。常に先手先手を取ってプレーしたいです。
スケジュール
3月18日(月) | PM | トレーニング |
---|---|---|
3月19日(火) | PM | トレーニング |
3月20日(水) | PM | トレーニング |
3月21日(木) | TBC | 公式練習予定 |
AFC U-23選手権タイ2020予選 | ||
3月22日(金) | 15:00 | 第1戦 vs マカオ(ヤンゴン/Thuwanna Stadium) |
3月23日(土) | AM | トレーニング |
3月24日(日) | 15:00 | 第2戦 vs 東ティモール(ヤンゴン/Thuwunna Stadium) |
3月25日(月) | AM | トレーニング |
3月26日(火) | 18:00 | 第3戦 vs ミャンマー(ヤンゴン/Thuwunna Stadium) |
※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
AFC U-23選手権タイ2020予選
大会期間:2019年3月22日(金)~2019年3月26日(火)
大会会場:Thuwunna Stadium