U-20日本代表は5月21日(火)、お昼前に選手・スタッフ全員で宿舎の周りを散歩し、フレッシュな気持ちでビドゴシュチュ市街を散策しました。初戦に向けて徐々に緊張感の高まる中、よく晴れた空の下での市街散策に選手達の表情もこの時ばかりは和らぎます。

そしてミーティングと昼食の後、チームは試合会場となるビドゴシュチュ・スタジアムを訪れました。スタジアムの雰囲気、芝生の感触、使用するロッカーの形などを確かめ、ビドゴシュチュ郊外のトレーニング会場へと移動し、2日後に迫った初戦に向けた調整を続けました。

この日のトレーニングは今合宿、初めて一般・メディアに対して冒頭15分のみを公開する形で行われました。冒頭では入念な全体ストレッチから各選手のコンディションを正確に測るための3分完走を行い、3人一組で強弱をつけたパス回しで身体をほぐします。その後トレーニングは非公開となり、約1時間、大会初戦に向けたトレーニングで全体の意思統一を図りました。

FIFA U-20ワールドカップポーランドは5月23日(木)に開幕し、同日（日本時間24日(金)AM3:30）に日本はエクアドルとの初戦を迎えます。

選手コメント

GK #1 若原智哉 選手（京都サンガF.C.）
昨年行われたアジア最終予選では試合に出る機会もあり、予選を突破した嬉しさよりも自分のミスで失点もあったので悔しい気持ちも強かったです。もし今大会もプレーするチャンスがあれば、予選を共に戦った谷晃生選手（ガンバ大阪）や大迫敬介選手（サンフレッチェ広島）の分までおもいっきりプレーしたいと思います。自分にとって世界大会は初めての経験です。これまで特に緊張をすることもありませんでしたが、徐々に試合が近づくにつれ良い意味で緊張してきました。ドキドキする気持ちもありますが非常に集中してトレーニングを積めているので、コンディション的には良い状態です。ここでいいプレーをして所属する京都サンガF.C.の名前も世界に広げたいと思っています。

DF #4 瀬古歩夢 選手（セレッソ大阪）
いよいよ大会が始まりますが、個人的には世界と真剣勝負ができることをもすごく楽しみにしています。ここまでいい準備ができていますし、南米の個人能力が高い選手を相手にしても、センターバックとしてはこういった個の能力を封じ込めるのが勝利に近づく近道かと思っています。U-20ワールドカップは自分にとっては1度しかやってこないので、選手として悔いがないように戦いたいと思っています。特に自分は2017年のU-17ワールドカップを怪我により出場ができませんでしたので、その時の悔しさもモチベーションに変えて頑張ります。

スケジュール

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

FIFA U-20 ワールドカップポーランド2019

大会期間：2019/5/23(木)～2019/6/15(土)

グループステージ：
2019/5/24(金) 03:30キックオフ(日本時間）
vs エクアドル代表

2019/5/26(日) 22:30キックオフ(日本時間)
vs メキシコ代表

2019/5/30(木) 01:00キックオフ(日本時間)
vs イタリア代表

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