ユニバーシアード日本女子代表は7月5日(金)、グループリーグ2戦目のアメリカ戦を翌日に控え、トレーニングを実施しました。

初戦のイタリア女子代表戦に2-1で勝利した日本。現地時間4日(木)にはイタリアがアメリカに2-1で勝利し、日本は第2戦のアメリカ戦に引き分け以上でノックアウトステージ進出が決まります。この日は4対2のボール回し、三角形のパス＆コントロールの後、アメリカを想定して11対11のゲームを行いました。望月監督は時折ゲームを止めながら、アメリカ代表への対応を選手たちに指導しながら進められていきました。練習後のミーティングでは、アメリカ対イタリアの試合映像を見ながら、アメリカの特徴とその対策について確認しました。

ユニバーシアード日本女子代表は現地時間7月6日(土)18：00、ノックアウトステージ進出をかけて、アメリカ女子代表との一戦を迎えます。

コーチ・選手コメント

田代久美子 コーチ
ゲームを中心とした調整を行いました。イタリアに渡航し、すっかり選手村の生活にも慣れ、選手からはコンディションの良さが伺えます。個がそれぞれの強みを存分に発揮することが勝利への絶対条件となります。相手に臆することなく、日本らしいひたむきなプレーで勝利を掴み、グループリーグ1位でノックアウトステージに進出したいと考えています。

DF #3 久保真理子 選手（東洋大）
明日のアメリカとの試合を前に、とてもワクワクしています。アメリカはフィジカルが強いだけでなく、テクニックを持っている選手もたくさんいるので、それら全てに対応しなくてはいけません。試合に向け、短い時間の中で、選手、スタッフと多くのコミュニケーションを取り、戦う準備をしてきました。目の前の相手に負けないこと、そしてチーム力で勝利を掴みたいです。グループリーグを一位で突破し、ノックアウトステージにいい流れで入りたいと思います。

DF #12 関口真衣 選手（日本体育大）
相手のフォーメーションに合わせたゲーム形式練習では連動した守備ができないことが多かったですが、練習後にあらためてミーティングをして、確認しあうことができました。初戦のように、みんなで気持ちを一つにしてアメリカ戦も勝ち、グループリーグ1位突破をしたいと強く思っています。自分のストロングポイントを出して、チームの勝利に貢献したいです。またチーム全員でサッカーを楽しんで勝ち進んでいきたいです。

MF #6 今田怜那 選手（大阪体育大）
アメリカは個々の能力が高いので、守備をコンパクトにし、組織でゴールを守れるよう、ひとりひとりがいい準備をしていきたいです。また、全員が集中を切らさぬよう、声をかけ合いプレーしていきたいです。攻撃面では早い判断でプレーをし、貪欲にゴールを奪いにいきます。決して簡単な相手ではないですが、1位でグループリーグを突破できるよう、全員で戦います。

FW #11 今田紗良 選手（帝京平成大）
明日はついにアメリカ戦です。この試合に勝てばグループを1位通過できる大事な試合です。アメリカの選手は手足が長くフィジカルが強いです。体格や身体能力が高くて強い相手にどれだけ自分の力が出せるのか、どれだけサッカーを楽しめるのか、チームに自分はどのくらい貢献できるのかとても楽しみです。応援してくれている方のためにも、リーグ1位通過のためにも絶対に負けられない試合だからこそ、サッカーを楽しみながらチームみんなで絶対に勝ちます。

スケジュール

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

第30回 ユニバーシアード競技大会（2019/ナポリ）

大会期間：2019/7/3(水)～2019/7/14(日)

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