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U-17日本代表 FIFA U-17ワールドカップ前最後の遠征を終了
2019年09月12日
9月2日(月)に日本を発ち、エクアドルに遠征していたU-17日本代表は11日(水)に無事に帰国し活動を終了しました。
今遠征では地元のクラブ選抜と練習試合を1試合、U-17エクアドル代表と親善試合を2試合戦い、3連勝を収めることができました。森山佳郎監督が伝える「泥臭く攻守に主導権を握る。自分たちの時間を増やす」というコンセプトは選手たちにしっかり浸透し、どの試合も最初の1分から相手にプレッシャーをかける試合ができました。その一方で、集中力を継続できない時間帯もありました。エクアドル戦では2試合とも集中力の緩さから失点を許し、10月26日(土)に開幕するFIFA U-17ワールドカップブラジル2019ではそういった甘さが許されないことをまざまざと見せつけられました。選手たちも残り1ヶ月半に迫ったワールドカップに向けて手応えと課題の両方を感じた遠征となりました。
U-17日本代表は10月中旬に再集合してブラジルへと渡り、10月27日(日)にU-17オランダ代表とFIFA U-17ワールドカップブラジル2019の初戦を戦います。
森山佳郎 監督コメント
10月末にブラジルで開幕するFIFA U-17ワールドカップまであと1ヶ月半を残すのみとなりました。今回の遠征は当初オランダ遠征を予定していましたが、対戦予定だったオランダ、アメリカがワールドカップでまさかの同組ということもあり、急遽代わりの対戦国を探しました。なかなか遠征先が決まらないなか、南米予選を4位で勝ち抜きU-17ワールドカップの出場権を獲得したエクアドルが迎え入れてくれました。
試合は3-1と4-1で連勝し、素晴らしい得点を生み出すことができた一方、ワールドカップで試したいメンバーの組合せや戦術的なオプションも試すことができて非常に有意義な遠征となりました。
エクアドル到着時にはエクアドルサッカー協会から熱烈なる歓迎を受け、サッカー協会幹部や育成ダイレクターなどの表敬訪問もありました。今後エクアドルと日本の友好関係を発展させていきたいというお言葉をいただいただけでなく、翌日の地元紙にも大きく取り上げられました。日本代表が乗るバスには全てポリスエスコートが付き、練習会場や試合会場でも温かい歓迎と最高の環境を準備していただきました。エクアドルサッカー協会の皆様に心から感謝しています。
またエクアドルで長年バナナを栽培され、今や高級エクアドルバナナと広く認知されている田辺農園の田辺社長もホテルに訪問してくださり、たくさんの高級バナナを差し入れてくださいました。遠いエクアドルの地で成功を収められている日本人の方の活躍に触れて誇りに思うとともに、世界の地で活躍してくれるであろう選手たちにとってはいろんな意味で素晴らしい栄養(刺激)となりました。
この度は代表活動にご理解、ご協力いただき大切な選手を派遣していただいた所属クラブの皆様、学校の先生方、保護者の皆様には心からお礼申し上げます。
スケジュール
9月3日(火) | AM/PM | トレーニング |
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9月4日(水) | AM/PM | トレーニング |
9月5日(木) | 3-0 | 練習試合 対 U-17グアイヤス代表 (グアヤキル/Estadio Alejandro Ponce Noboa) |
9月6日(金) | 3-1 | 第1戦 対 U-17エクアドル代表 (グアヤキル/Estadio Cristian Benitez) |
9月7日(土) | AM | トレーニング |
9月8日(日) | AM | トレーニング |
9月9日(月) | 4-1 | 第2戦 対 U-17エクアドル代表 (グアヤキル/Estadio Monumental Banco Pichincha) |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
国際親善試合 ~エクアドル遠征~
日程:2019年9月2日(月)~2019年9月11日(水)
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