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女子サッカーレガシープログラムin静岡「子ども記者体験」を静岡県・J-STEPで実施
2019年10月04日
日本サッカー協会(JFA)と静岡県サッカー協会は10月1日(火)と2日(水)の2日間、静岡県・清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP)で「女子サッカーレガシープログラムin静岡」のひとつ、「子ども記者体験」を実施しました。
このレガシープログラムは、10月6日(日)にIAIスタジアム日本平で行う国際親善試合カナダ女子代表戦に合わせて実施されるもので、「レガシー」とは「遺産」を意味し、代表戦の開催を機に開催地で様々なイベントや取り組みを実施することで、その地にサッカーの財産を残していくことを目的としています。
この2日間実施した「子ども記者体験」は、普段サッカーをプレーしている子どもたちが、この日は記者となってなでしこジャパンのトレーニングを間近で見て取材し、トレーニング後に選手に直接インタビューを行うというものです。「将来、なでしこジャパンの選手になりたい」と応募した小学校4年生から6年生の子どもたちの中から、抽選で選ばれた10名が参加しました。
トレーニングを終えた足でインタビュールームに駆けつけ、子どもたちの質問に答えたのは、初日はMF籾木結花選手(日テレ・ベレーザ)とFW菅澤優衣香選手(浦和レッズレディース)、そして二日目はGK山下杏也加選手(日テレ・ベレーザ)、DF南萌華選手(浦和レッズレディース)でした。
子どもたちからは、「小学校の時はどんな練習をしていましたか?」「どうやったらシュートが強く打てますか?」といった選手ならではの質問が飛び、なでしこジャパンの選手たちは丁寧に、時にはデモンストレーションも交えながら答えていました。
記者体験を終えた子どもたちからは、「緊張した」「楽しかった」「動いている選手の姿を写真に撮るのは難しい」といった声や「選手に教えてもらったプレーやコツを練習に取り入れたい」という声が聞かれました。
普段はプロの記者の質問に答えている選手たちですが、今回は相手が子どもたちということで、「逆に緊張した」「的を得た質問が飛んできて驚いた」「むしろこちらも教えてほしいことを聞かれた」と話し、大人顔負けの質問にたじろぎながらも、新鮮な体験を楽しんでいました。
コメント
参加した大村楓さんの保護者
今回、この企画に参加して子どもの練習に対する姿勢が少し変わったかなと感じました。選手のトレーニングを見たあと、自分の練習へ行くといつもより真剣に且つ楽しそうに取組んでいる姿に嬉しく思いました。憧れの選手にやさしく声もかけて頂き、「私もこうなりたい」、「なでしこの試合をもっと観たい」とより一層思ったそうです。少しの時間でも同じグラウンドに立てたことはとても良い経験になったと思います。一番の夢は「なでしこジャパンに入ること」とそこに変わりはないのですが、この企画に参加したことでサッカー選手以外のスタッフにも目がいったようです。欲を言えば、1日密着したかったようです。色々な意味で良い経験となりました。ありがとうございました。
国際親善試合
なでしこジャパン(日本女子代表)対 カナダ女子代表
開催日時:2019年10月6日(日) 14:30キックオフ(予定)
会場:静岡/IAIスタジアム日本平