1月28日(火)、U-16日本代表のトルコ遠征がスタートしました。このU-16日本代表チームは2004年以降に生まれた選手で構成され、今年9月に開催されるAFC U-16選手権バーレーン2020を経て、2021に開催されるFIFA U-17ワールドカップを目指します。
今回の遠征では、U-16チュニジア代表、U-16チェコ代表とそれぞれ2試合、計4試合親善試合を行います。

27日(月)深夜に日本を発ったチームは、トルコのイスタンブールでの乗り換えを含め約16時間のフライトを経て、28日(火)の午前にアンタルヤに到着しました。

練習前と夕食後に行われたミーティングでは、昨年行われたアジア1次予選の振り返りをはじめ、森山佳郎監督からチームコンセプトなどが伝えられました。昨年ラウンド16で敗退したFIFA U-17ワールドカップのデータをもとに、ベスト4に進出したチームと日本代表の差がどういったところにあるのか、世界で上位に進むために各選手に何が求められるのかが伝えられました。世界と戦うためには、代表活動期間中だけではなく、日常のチーム活動でもモチベーションを高く保ち、常にレベルアップすることが求められます。また優勝したU-17ブラジル代表の試合映像を見ながら、勝利への執念、気持ちの部分がいかに大切かということが強調されました。

リゾート地として知られるアンタルヤも、この日は朝から肌寒い荒天が続きましたが、夕方のトレーニングの前には雨も上がり、トレーニングがスタート。小粥智浩コンディショニングコーチのもと入念な準備から始まり、森山佳郎監督と廣山望コーチの指揮のもと、ボールを使用しパススピードを意識したトレーニングを行いました。選手たちも移動の疲労を見せず、意欲的に取り組んでいました。練習後も選手たちだけでボール回しを行い、リラックスした雰囲気で選手同士がコミュニケーションを取る様子が見られました。
チームは1月30日(木)にU-16チュニジア代表との試合に臨みます。

選手コメント

DF #3 齋藤晴 選手（JFAアカデミー福島U15）
U-16日本代表に選出され、とても光栄に思います。今回はチュニジアとチェコと2回ずつ対戦します。どちらの国も手強いと思いますが、その中でも自分のプレーを全力で出し、またDFですが今回の遠征で得点を出来るよう、積極的な攻撃参加をしていきたいと思います。

MF #5 坂井駿也 選手（ソレッソ熊本）
今回この遠征に呼ばれたことを嬉しく思います。昨日から移動が中心でしたが、午前中にトルコに着き、昼は少し体を休める時間がありました。午後は少し体を動かしボールワークなどを行いました。初招集の人たちは緊張が見えていましたが、コミュニケーションをしっかり取ることが出来ました。トレーニングの最後には選手全員でボール回しをして緊張をほぐし、徐々にみんなの笑顔が見えてきたので自分も嬉しく思いました。まだ遠征は始まったばかりでこれから色々あると思いますが、しっかりと取り組み、色々なことを学んでいきたいです。

MF #13 後藤啓介 選手（ジュビロ磐田U-15）
昨日、今日と移動がメインで、午後から軽めの練習を行いました。移動の疲れも多少ありましたが、楽しく練習をすることができました。明後日から連戦が続くので、しっかりと体を休め、良い準備をして試合に臨みたいです。

FW #18 千葉大舞 選手（セレッソ大阪U-15）
U-16日本代表に選ばれて大変嬉しく思います。選ばれた限り、誰にも負けない気持ちで、練習、試合に取り組みたいと思います。普段とは環境が違う中で今出せる100%の力を出し、自分の何が通用するのか、何が通用しないのかをしっかりこの遠征で見つけたいと思います。

スケジュール

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

国際親善試合 ～トルコ遠征～

日程：2020年1月30日(木)～2020年2月4日(火)

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