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ニュース

U-24日本代表 海外組来日、全選手が集合~SAISON CARD CUP 2021~

2021年03月24日

U-24日本代表 海外組来日、全選手が集合~SAISON CARD CUP 2021~

3月26日(金)と29日(月)に開催するSAISON CARD CUP 2021のU-24アルゼンチン代表戦を控えるU-24日本代表は23日(水)、海外組の5選手が来日し、全23選手が揃いました。

ヨーロッパでプレーするMF中山雄太選手(PECズヴォレ)、DF菅原由勢選手(AZアルクマール)、MF三好康児選手(ロイヤル・アントワープFC)、FW食野亮太郎選手(リオ・アヴェFC)、そしてMF久保建英選手(ヘタフェCF)は午前中にホテル入り。横内昭展監督や栗原克志コーチが到着を出迎え、3日後の試合に向け、さっそくコンディションを確認していました。

午後から千葉市内で行われたトレーニングは、全員でのウォーミングアップ、パス&コントロールからスタート。その後、合流したばかりの5選手はジョギングで身体をほぐし、その他の選手たちは4対4のポゼッションへと移行しました。最後は、守備陣は栗原コーチと、攻撃陣は横内監督とともにトレーニングをし、1時間半ほど汗を流しました。

昨年、川崎フロンターレの優勝に貢献したMF三笘薫選手(川崎フロンターレ)は、チーム立ち上げのM-150 CUPやトゥーロン国際大会への参加が印象に強いものの、今回が久保選手などとは初めて一緒にプレーすることになります。その三笘選手は「オリンピック代表の中では下だと思っている。自分がどれくらいにいるのかを測る機会でもあるし、今回の招集でどれだけできるかが今後につながる。いろんな人の目も変えていくチャンス」と、アピールに向けて意気込みを語っていました。

SAISON CARD CUP 2021の第1戦を行う東京スタジアムは、東京オリンピックの会場であり、FC東京のDF渡辺剛選手、FW田川亨介選手にとってホームです。久保選手にとっても思い出深いスタジアムで、移籍時の壮行セレモニー以来、1年9ヶ月ぶりとなる同地でのプレーを「すごく楽しみ」と話しました。アルゼンチン戦まであと3日です。

選手コメント

GK 谷晃生 選手(湘南ベルマーレ)
(ベルマーレで)試合に出させてもらっているなかで、自分のなかで責任感が大きくなっています。同じミスをしない、同じ失点をしないことを個人、チームで意識して、経験値としてつないでいくことを意識しています。自分が試合に出られていないときも、同世代の選手が活躍するのは刺激になりましたし、そういう思いを練習からぶつけられるのはいい関係だなと思います。東京オリンピック世代として、この大会は目指さなければいけない場所。チーム立ち上げの一番最初のメンバーにも呼んでもらって、自分自身も思い入れがあります。開催が一年延期になって、J1で試合機会をもらって、こうしてまた呼んでもらっている。競争の中に入れていると思いますし、自分の武器である予測、守備範囲の広さを出していきたいです。

DF 板倉滉 選手(FCフローニンゲン/オランダ)
オランダに行ってからの2年で、いろんな特徴を持った選手と対峙してきました。その経験を積めているのはポジティブなことですし、海外に行ったのもそういう選手たちとやりあって勝てるようにならないと、と思ってのこと。アルゼンチン戦もいい選手がたくさんいて、すごく楽しみですし、個人としてはそういう相手を抑えていかなければいけないと思っています。
(2019年11月の)コロンビア戦は、みんながオリンピック優勝という目標を掲げているなかでの敗戦で、まだまだだぞというところに気付くことができた試合です。あれから一年くらい経っていますが、その間にいろんな選手が試合に出て活躍して、個人の力を伸ばしています。あのときは試合の中で修正がきかなかったですし、試合がうまく進んでいないなかで、各々のすり合わせができなかったという印象を持っていました。あそこで経験できたことはこのチームにとってはポジティブ。あの敗戦を踏まえて、コミュニケーションをとって、今回は短い期間でもチームを仕上げていければと思っています。

DF 原輝綺 選手(清水エスパルス)
(2019年末に)骨折して、焦りながらリハビリをして、そこからまた別の箇所を傷めてさらに3ヶ月かかって。焦りと諦めが頭のなかをぐるぐるしていました。もう(オリンピックには)間に合わないとなってからはある意味力が抜けて、そこからの復帰は早かったです。世の中を見ればオリンピックが延期になって良かったという言い方はできないですが、個人としてオリンピックだけを考えればまだチャンスがあるなと感じました。
オリンピックは、会場が東京と決まってから目標にしてきた場所。ただそこを目標にしすぎて、クラブの活動がおろそかにしてしまうのも違うと思うので、まずはチームで結果を残すこと、コンスタントに試合に絡むこと。先を見すぎず、足元をしっかり見ながら、夏まで地に足をつけてがんばりたいです。ポジションによって役割は変わってくると思いますが、どのポジションでも、攻守において人と人をつなげるということにフォーカスしてやりたいと思っています。

国際親善試合

U-24日本代表 対 U-24アルゼンチン代表
開催日時:2021年3月26日(金) 19:00 キックオフ(予定)
会場:東京/東京スタジアム

大会情報はこちら

U-24日本代表 対 U-24アルゼンチン代表
開催日時:2021年3月29日(月) 19:45 キックオフ(予定)
会場:福岡/北九州スタジアム

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