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U-15日本代表候補4日間のトレーニングキャンプが終了
2021年04月23日
4月19日(月)から千葉県の高円宮記念JFA夢フィールドでトレーニングキャンプを行ったU-15日本代表候補。
期間中は晴天が続き、心地よい気温と暖かな春の日差しの中での活動となりました。
今回のキャンプはこの年代で初めての日本代表活動ということもあり、ピッチでのトレーニングに加え、ミーティングにも多くの時間を割き、プレーや個人戦術はもちろん、フィジカル面での取り組み、食事やセルフケア、日本代表の映像を使った目標設定や日常のサッカーに取り組む姿勢など、プレー以外の面でも多くのことが選手に伝えられました。内山篤団長や廣山望監督など、これまで多くの日本代表選手を見てきた日本代表スタッフからの「自分で考えることができる選手だけがSAMURAI BLUEや一流の選手になれる」という話に、選手たちも多くのことを感じた様子でした。
キャンプも後半に入ると選手たちも徐々に打ち解けてきた様子で、ピッチ内外でもチームとしてまとまりが見えてきます。活動3日目の午後はOFFということもあり、JFA夢フィールドに隣接する砂浜を散歩する選手もおり、リラックスした様子も見られました。
活動最終日は、選手を2つのチームに分けた紅白戦を実施し、キャンプを締めくくります。お互い即席のチームですが、選手同士積極的に声を掛け合いながら、集中力を持って試合に臨み、各選手が自分の持ち味を出す良いゲームとなりました。紅白戦はSAMURAI BLUE/U-24日本代表の森保一監督をはじめとした多くの日本代表スタッフや関係者が見守り、ここでの活躍が上のカテゴリーの代表にも招集される可能性があることを肌で感じながらの紅白戦となりました。終了後には紅白戦を観戦していた森保一監督から選手たちに「選手同士もよくコミュニケーションを取っており、非常に良い雰囲気の活動だった。ゴール前の攻防ではもっと自分がやってやる、という強い気持ちを持ってプレーしてほしい。そして上のカテゴリーに呼ばれるように努力を続けてほしい」とアドバイスが送られました。
多くの選手が「あっという間だった」と話した4日間のキャンプ。ここでの経験を糧に所属チームで一段と大きく成長し、また次の代表活動に戻ってくることが期待されます。
監督・選手コメント
廣山望 監督
U-15日本代表の活動として初めての活動を千葉県の高円宮記念JFA夢フィールドにて行いました。
天候、ピッチ共に最高のコンディションの中、4日間で計5回のトレーニング(活動2日目は2部練習)を行い、最終日の紅白戦まで離脱者なく、無事にキャンプを終えることができました。
「自分の日常(常識)を変える」をキーワードにした活動の中で、選手たちは日毎にポジティブな雰囲気を作り出してくれました。
また、ピッチ外でも各スタッフから、栄養面やコンディショニング、フィジカルに関するレクチャーや、代表活動の経験豊富なコーチングスタッフからのミーティングを受けて、選手にとっても刺激の多い活動期間になったと思います。
短い期間ではありましたが、選手自身の変化や成長を感じることができました。
このキャンプを通じてそれぞれが感じた課題への取り組みを、新しい日常の基準として成長してくれればと期待しています。
また、現在のコロナ禍において、快く選手を送り出して頂いた所属チーム、保護者の皆様には心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
白石瑛也 選手(ジュビロ磐田U-18)
今回のトレーニングキャンプでは自分の武器であるドリブルを生かしたプレーや、所属チームでもよく言われている守備を意識してトレーニングや紅白戦を行いました。もちろんドリブルや左足のシュートなど通用するところはありましたが、守備の部分やOFFの動きでまだまだ足りない部分もあり課題を見つけることができました。
それに加えてピッチ外での食事やセルフケアでも意識がまだまだ足りないということを知ることができました。
自分のクラブに帰り、もっと守備のところやOFFの動き、そしてピッチ外のところでも質を上げられるように意識し、さらにレベルアップしていきたいと思います。
武田絢都 選手(徳島ヴォルティスジュニアユース)
今回のトレーニングキャンプでは、ポジショニングや判断の早さなど、自身の課題が見つかりました。
また、ピッチ外の所でもバランスよく食事を摂ることやセルフコンディショニングの大切さを学ぶことができ、様々な経験をすることができ成長できたと思います。
この経験を生かし、課題としっかり向き合い、普段の生活から意識を変えて上のカテゴリーの代表にも選出されることを目指して頑張ります。
宮﨑圭伸 選手(V・ファーレン長崎U-18)
自分は今回のキャンプで誰よりも声を出し、盛り上げるという事を意識して参加しました。
また、ゴールキーパーの技術面ではまだまだ足りないという事がハッキリと分かりました。
構えの姿勢やキャッチングなどもっと普段のトレーニングから意識して練習する必要があります。
そして、このキャンプではピッチ外でも多くのことを学ぶことができたので、食事やセルフケアも含めて普段の生活から意識をより高くしないといけないと思いました。この経験を糧に普段から努力を続けていきます。