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U-24日本代表 気持ちあらたに、オリンピックモードへ
2021年07月20日
U-24日本代表は19日(月)、東京オリンピック日本選手団として、大会に指定された会場でトレーニングを行いました。
7月5日(月)から2週間かけて行った事前キャンプをキリンチャレンジカップ2021・スペイン戦で締めくくり、18日(日)にオリンピック管轄のエリアに入ったU-24日本代表。チームに帯同する反町康治技術委員長は、「やっとここまで来た。気負ってはいないし、いいリラックス感を持って臨めると思う。この世代は世界大会を経験している選手が多いのも強みのひとつ。万全な準備をして東京スタジアムにのりこめる」と、自身も北京オリンピックを率いた経験を踏まえて、現在のチームの状態をこう表現しました。
初戦で対戦する南アフリカが、選手2名の新型コロナウイルス陽性反応を発表したことを受け、オンラインによる取材対応でもこの件に関して多くの質問が飛びました。選手たちは落ち着いて受け止め、MF遠藤航選手は「そういうことがあることは大会前から予想はできたこと。まずは無事に試合が開催されることを祈っている。最大限準備するだけ」と冷静に話していました。
チームはこの日、午前中にFIFAチームアライバルミーティングにオンラインで参加し、インテグリティや今大会の競技規則を全員で確認。夕方から強い陽射しの下でトレーニングに臨みました。それぞれのコンディションに合わせて練習量を変えながら、パス&コントロールや攻守に分かれてのトレーニングを行いました。
オリンピック初戦まで、あと2日です。
選手コメント
DF #20 町田浩樹 選手(鹿島アントラーズ)
やっとオリンピックが始まるなという気持ちが高まってきました。選手村では多くのボランティアの方が働いていらして、そういう方の支えがあってこういう舞台で戦わせてもらっているんだなという実感がわきました。苦しいなかでも裏で多くの方が動いていて、そういう方々のためにも金メダルを獲って終わりたい、オリンピックを成功させて終わりたいと感じました。本番前に、スペインという素晴らしい相手と対戦できたことは良かったです。どんな状況であれしっかり準備して、出たときに100%を出すのが全てです。世界大会ではいろんな体格や癖、特長を持ったFWがいるので、相手のファーストプレーでそれを見極めて掴み、DFとして優位に立ちたいですし、駆け引きしていきたいです。
MF #6 遠藤航 選手(VfBシュツットガルト/ドイツ)
いよいよ始まるなとあらためて思っています。オリンピックムードになっているなと感じますが、いままでやってきたことがあるので、メンタル面での大きな変化はありません。オーバーエイジが6月から試合に関われたことは大きいです。練習をこなすなかでいい準備ができたと思いますし、厳しさを持ちながらやれています。リオデジャネイロオリンピックは初めての国際舞台でしたが、今回はその経験やブンデスリーガでの経験を踏まえて、プレー面で自信を持てていますし、自分のプレーに集中できています。オーバーエイジとしての責任を果たしつつ、メンタル面でのサポートができればと思います。
MF #10 堂安律 選手(PSVアイントホーフェン/オランダ)
ここまで来ると心のケアと頭をクリアにして挑むだけです。自分のパフォーマンスに集中しています。
スポーツは、ファンのためにあると思っています。そのファンを楽しませるための、僕らは一人のエンターテイナーだと思っているので、大きな舞台であれその気持ちは変わりません。その気持ちをアスリートが表現できるように素晴らしい応援していただいていることは毎日感じています。ファンを楽しませられるような、一番ファンを楽しませたエンターテイナーでありたいと思います。ぜひ期待してほしいです。
第32回オリンピック競技大会(2020/東京)
サッカー競技日程:2021年7月21日(水)~2021年8月7日(土)
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