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U-22日本代表候補 AFC U23選手権予選に向けて最終調整!
2021年10月06日
アジア最終予選(Road to Qatar)のサウジアラビア代表戦を控えるSAMURAI BLUE(日本代表)と同様、国内ではAFC U23アジアカップ ウズベキスタン2022の予選に向けてU-22日本代表が活動を開始しました。先日、AFCより正式に日本でのホスト開催を認められ、10月26日(火)、10月28日(木)にU-22カンボジア代表、U-22香港代表とJヴィレッジで大会を迎えます。本番まであと僅かとなり、予選でチームを率いる冨樫剛一監督のもと、9月同様急ピッチでチーム作りを進めます。今回は所属チームのご理解をいただき、選手26名を招集。パリオリンピック世代であるU-20日本代表選手(2001年以降出生)がメインのチームではありますが、大会規定通りU-22日本代表(1999年以降出生)も4名招集されており、チームのさらなる強化を図ります。また、Jリーグや大学連盟の多大なるサポートのもと、横浜F・マリノス、全日本大学選抜とのトレーニングマッチも組まれています。
4日(月)に集合したU-22日本代表選手は、拠点となるJヴィレッジに移動する前に検査の為高円宮記念JFA夢フィールドに集合し、トレーニングを行いました。オープニングミーティングでは東京オリンピックチームの映像や、冨樫監督からのメッセージを受け、いよいよ間近にせまる本番に向けやる気に満ち溢れたトレーニングとなりました。選手それぞれのコンディションを考慮し、週末の試合の出場状況に応じてメニューを変更しました。Jリーグで試合にコンスタントに出場できている選手はさすがのプレーも見せる一方、代表活動をきっかけとして所属チームでのアピールにつなげたい選手も初日からアグレッシブにプレーしており、充実した初日のトレーニングが終了しました。
4日の夜にAFC U23アジアカップ ウズベキスタン2022予選の会場であるJヴィレッジに到着し、翌5日(火)は、実戦形式でトレーニングを実施。トレーニング前には、スタッフが改めてチームコンセプトを丁寧に振り返ります。本番を迎えるにあたり、ミーティングも非常に貴重な時間となります。ピッチに繰り出した選手らは、前日同様、短い時間で集中したトレーニングを実施。攻撃/守備陣でトレーニングメニューも分けて、クロスからの攻守の攻防では、連係一つに関しても選手同士で様々な議論を重ね、互いに高い要求を求めていました。6日(水)には、横浜F・マリノスとトレーニングマッチを実施します。
選手コメント
DF 畑大雅 選手(湘南ベルマーレ)
僕らの年代のサイドの選手は比較的が試合に出ている選手が多いと思うので、その中でファーストチョイスになれるように日頃の練習や練習試合でアピールしていきたいです。サイドの選手が重要になってくるという意識は持っていますし、U-17ワールドカップ(ブラジル2019)でもいかにサイドの選手が攻守において大事かを痛感させられました。強いチームはウイング、サイドバックの選手が必ずうまいし、1対1に負けない。サイドの選手がどれだけできるかがチームのパフォーマンスにも直結するので、短い時間の中でチームメイトと一緒にプレーの質を上げていければ思います。
MF 郷家友太 選手(ヴィッセル神戸)
けがが治ってから2試合を経験して代表に合流できたので、コンディションはまだまだですが最後に良いキャンプだったなと言えるようにしたいです。U-20ワールドカップ(ポーランド2019)の時に田川享介選手や齊藤未月選手の姿を見ていたので、年長の選手としてそういったチームに良い雰囲気を還元できる役割を果たさないといけないと思います。東京オリンピックはテレビで見ていましたし、世界のそういったレベルに早く触れなければならないと思った期間でした。改めて招集してもらって世界と戦える環境が目の前にあるので、楽しみつつ自分のレベルアップにつなげたいです。アジアで頂点を取らないとこれから世界で戦う上ではやっていけないと思います。アジアのチームは前に速いチームが多いですし、ロングフィードが多いイメージがあります。セカンドボールを拾うスピードなど日本では経験できないものがあるので、そこを他の選手には伝えたいです。
MF 松岡大起 選手(清水エスパルス)
日本代表として、日本を背負ってしっかり戦えるということは喜びですし、一人ひとりがそういった誇りを持って今日の練習に励んでいたと思います。初めての選手もいますがしっかりコミュニケーションを取っていい関係性でできています。代表活動はトップレベルの選手が集まって試合をする場なので、その中で自分は声をかけていくというのが特徴でもあるし、ボランチではたくさんの選手と関わるので、名前を覚えることはもちろん選手の特徴もしっかり覚えてプレーにつなげていければと思います。海外のチームとプレーできる機会がなかなかなかったのですごく楽しみにしていますし、メンバーにしっかり入っていけるようにアピールしていかなければと思っています。今いる場所、その場所で活躍し試合に出られなければ次はないと思うので、今やっている場所で全力を尽くすことが1番大事だと思っています。