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U-21日本代表 中2日で迎えるカタール戦に向けて調整
2022年03月25日
U-21日本代表は24日(木)、中2日で迎えるドバイカップU-23第2戦のカタール戦に向けて、リカバリー組とトレーニング組に分かれてコンディションの調整に励みました。
23日(水)の初戦・クロアチア戦にスタメンで出場した選手やプレー時間の長かった選手はホテルで回復に努め、その他はピッチでトレーニングを行いました。アップからポゼッション、スモールサイドゲームと、いつものメニューではあるものの少ない人数のために強度は高く、照りつける中東の太陽のもとで汗を流しました。こまめに水分を補給しながら、選手間で声を掛け合いトレーニングを盛り上げます。
また、この日はDFチェイス アンリ選手が誕生日を迎え、トレーニング後に氷水を頭から浴びせられる祝福を受けました。虚をつかれた最年少チェイス選手は、トレーニング後の火照った体に浴びた氷水を滴らせながら驚いた表情を見せるも、すぐに照れ笑いを見せてチームメイトからの祝福を喜びました。
U-21日本代表のドバイカップU-23第2戦のカタール戦は26日(土)日本時間21時キックオフ予定です。
選手コメント
DF #17 成瀬竣平 選手(名古屋グランパス)
普段は右サイドバックでプレーすることが多いですが、クロアチア戦では久しぶりに左サイドバックで出場しました。もっと積極的に駆け上がったり高い位置でボールを受けたり、自分のポジションは改善できるところがあると思います。守備面では全体的に立ち上がりからちゃんと入れて、攻撃の時間も多くありましたが、ゴールを決めきれなかったところは反省点です。どの試合でも試合に勝ちきることは大事なので、なかなかゴールを奪えない展開でも最後に1点をとって勝ち切れたことはチームにとってポジティブな要素です。こうした試合を経験できて、これから臨む大きな大会に向けて大事な試合になったと思います。海外遠征は久々で、慣れない環境の中で皆で過ごして、こうした経験はもっともっと積んで心身ともにどんどん成長していければと思います。
MF #5 田中聡 選手(湘南ベルマーレ)
初戦のクロアチア戦に勝てたことは素直に嬉しいですが、自分のパフォーマンスがどうだったかと言われれば決して良かったとは言えない試合だったと思います。ボランチで一緒に出たMFに藤田譲瑠チマ選手がアンカーで、自分は高めのポジションを取ってゴールに近い位置でプレーできたにも関わらず、ゴールやアシストという結果を出せなかったのは課題ですし、最後の部分でクオリティが伴わなかったなと思います。ピンチはほとんどなく、危ないシーンもなかったので、試合展開としては良かったですし、最低1点とって勝てたことはポジティブに捉えています。次の試合では、守備では自分の持ち味の対人の強さ、個で奪えるシーンを増やしたいのと、攻撃面は課題だと思うので、積極的にプレーして目に見える結果を残したいです。
FW #22 藤尾翔太 選手(徳島ヴォルティス)
クロアチア戦では、トップでプレーする自分に多くのチャンスが回ってきたのに結果を残せなかったことは悔しかった部分です。最初のチャンスを決めていれば試合展開がもっと楽になったと思うので、交代で入ったFW小田裕太郎選手が決めてくれてよかったです。皆まだまだ体が十分に動いてはいませんでしたが、守備の強度や切り替えについてはその時のベストな動きを出せていましたし、試合前も含めてしっかりとコミュニケーションを取れた試合ではあったと思います。次のカタール戦でチームとしてしっかり勝って3試合目を迎えたいですし、個人としては初戦で出た課題というか、悔しい部分を晴らせるように結果で示したいです。
Dubai Cup U-23
大会期間:2022年3月20日(日)~2022年3月29日(火)
会場:ドバイ(UAE)/Al Awir Stadium、Al Maktoum Stadium
TV放送:CSテレ朝チャンネル2
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