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【Match Report】U-15日本代表候補がROOKIE CUP in J-VILLAGEに臨む
2022年08月02日
U-15日本代表候補は7月29日(金)から、今年2回目となる活動をJヴィレッジで行っています。3月に行われた前回のトレーニングキャンプから継続して招集されている約半数の選手に初招集の選手を加えた総勢22名の選手で活動しているチームは、はじめ3日間のトレーニングを経て、8月1日(月)開幕の高体連強豪チーム(高校1年生)が参加するフェスティバル大会『ROOKIE CUP in J-VILLAGE』に参加しています。
8月1日の初戦は前回のトレーニングキャンプでも練習試合を行った尚志高との対戦。前回は引き分けに終わった相手だったため、「今日は必ず勝利しよう」と声を掛け合い試合に臨みました。良い形で試合に入りたい日本代表でしたが、開始6分、自陣でボールを奪いきれずに突破されるとゴール前で押し込まれ先制を許します。その後もなかなか前線に進むチャンスを作れずに前半を終了。メンバー全員を入れ替えて後半に入ると、得点が生まれたのは試合前のミーティングでも確認を行っていたコーナーキックからでした。中央に送られたボールがゴール前でこぼれると、FW関口航汰選手(東急SレイエスFC U-15)が力強く蹴り込んで同点。さらにその直後、DFからのフィードから、神代慶人選手(ロアッソ熊本U-15)が足を伸ばして相手GKの頭上を抜くシュートを決めて逆転します。19分にはスローインを起点に左サイドからMF川合徳孟選手(ジュビロ磐田U-18)がドリブルで相手を交わして逆サイドにパスを送ると、右サイドでフリーになったMF川崎幹大選手(北海道コンサドーレ札幌U-15)が流し込んで3-1。その後も攻撃の手を緩めずに試合を進めると、右サイドの突破からマイナスのクロスにMF長璃喜選手(FC LAVIDA)が合わせて4点目をマークし、さらにMF平山大河選手(セレッソ大阪U-15)が裏に抜け出して5点目。終了間際に低い位置でのパスを奪われショートカウンターから失点するも、5-2で試合を終えました。
初戦を良い形で勝利したU-15日本代表候補。翌日も試合が続きますが、良い準備をして次の一戦に向かいます。
選手コメント
DF 酒井舜哉 選手(大宮アルディージャU15)
尚志高校とは前回、3月のトレーニングキャンプで2-2の引き分けで終わっていたので、今回は勝ちにこだわって試合に臨みました。自分は後半から入りましたが、チームは負けていたのでひっくり返すことを意識してプレーしました。
5点取ることができて良かったのですが、最後の失点は自分の判断ミスからで、まだまだ足りないことだらけであることを実感しました。この悔しい気持ちを忘れないようにしていきます。
今日の反省をしっかり心に留め、明日の試合に生かしていきたいです。
MF 野村勇仁 選手(名古屋グランパスU-15)
今回がこのU-15日本代表のチームが発足してから初めての大会形式の活動なので、日本代表としての責任や覚悟を持つことをより意識して取り組んでいます。初戦の尚志高校とのゲームは前半のみの出場でした。今日の試合では改めて初戦の難しさを感じました。攻守において主導権を握り続けることを今回のテーマとして掲げている中で、守備で言えば前線からのプレスの迫力や粘り強い対応、攻撃ではゴールに迫る迫力や奪ったあとのプレーなど物足りないと感じています。残りの試合で少しでも完成度を上げられるようにしていきたいです。試合は5-2で勝利することができましたが、自分の出た前半は0-1と負け越してしまっています。良かったこと、良くなかったことを自分なりに分析し、残りの試合では必ずチームを勝たせるプレーをして、優勝するために全力を尽くしたいと思います。
FW 関口航汰 選手(東急SレイエスFC U-15)
今回の国内の活動は、1つ上の学年の大会なので、より全員のコミュニュケーションが必要です。試合や練習を通してお互いの要求をたくさんし、初戦ではお互いの距離感を近づけ、上手く得点を重ねることができました。個人的には毎試合の得点を目指して動きを続けたいと思います。よりいい結果を残してチームに貢献をします。
FW 矢崎レイス 選手(尚志高)
今日の試合は自分の所属チームでもある尚志高校が対戦相手でした。上手くいった部分も、反省する部分もありました。自分が出場した前半は点を取れずに、逆に失点してしまい、自分も思うようなプレーができませんでした。しかし、反省だけでなく良いプレーもあったので、これからの試合に生かせるよう、もっと工夫して自分の成長に繋げていきたいと思った試合でした。
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