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U-19日本代表候補 AFC U20アジアカップウズベキスタン予選に向けて最後のトレーニングキャンプを実施
2022年08月17日
FIFA U-20ワールドカップインドネシア2023の出場権を獲得するべく、活動を継続的に行っているU-19日本代表候補が、今年5回目の活動を高円宮記念JFA夢フィールドでスタートしました。この年代は新型コロナウィルスの影響を受けて、昨年含めこの2年間国際大会の経験は出来ませんでしたが、5月にフランスで開催された第48回Maurice Revello Tournament(旧トゥーロン国際大会)に参加。アルジェリア、コモロ、コロンビア、アルゼンチンなど世界の強豪国と対戦し、結果は5位と苦しんだものの、この数年間コロナ禍で経験できなった貴重な国際経験と、確かな個人やチームの自信を得て帰国しました。今回はいよいよ9月にラオスで開催されるAFC U20アジアカップウズベキスタン予選に向けて、最後の強化及び選考トレーニングキャンプとなります。最終日の17日(水)には、近年急激に力を付けてきているU-19ベトナム代表とトレーニングマッチを実施し、本番に向けて着実にチーム作りを進めていきます。
この年代には、まだまだ所属チームでは出場機会に恵まれておらず、代表チームでの活動をきっかけにより所属チームでアピールが必要な選手が多くいます。活動初日の15日(月)に行ったオープニングのミーティングでは、AFC大会の厳しさを改めて映像と共に振り返り、イエメン、パレスチナ、ラオス、グアムとの中1日の4連戦に臨む強い覚悟を持って、この活動を充実させようとチームはスタートしました。初日は夕方でも厳しい暑さが残る気候でしたが、選手たちはアグレッシブにプレーし、日常の悔しさを晴らすかのような姿を見せていました。翌16日(火)は午前と午後の2部トレーニングを実施。より気温が上がる中、選手は必死にアピールを続けます。午前中の紅白戦前には、冨樫監督から本気度を求める場面が見られ、本番を想定して、厳しい環境で、強度の高いトレーニングが続きます。最終日17日(水)にはU-19ベトナム代表とトレーニングマッチを実施して、この遠征を締めくくります。
選手コメント
MF 保田堅心 選手(大分トリニータU-18)
初招集で不安はありましたが、同期も多いので気楽に話したりしてリラックスしてトレーニングに入ることができました。新しいことを沢山吸収できていて充実した合宿になっていると思います。今後も代表に呼ばれ続けないといけないですし、絶対的な存在になれるように成長のスピードを上げてもっとレベルアップしていきたいです。所属チームの目標はJ1復帰です。その目標に向けて残り12試合ひとつも落とせない試合が続くので、チームが勝ち続けるために必要な存在になることが目標であり、最終的に海外で活躍したいので、チームでは今の年齢から外せない存在にならないといけないと思っています。小さな頃からの夢である日本代表に少しずつ近づいている段階だと思うので、オリンピックのメンバーやSAMURAI BLUEに入っていけるように成長し続けないといけないと思っています。現状に満足することなく高みを目指して日々取り組んでいきたいと思います。
MF 石渡ネルソン 選手(セレッソ大阪U-18)
今回、2つ上の代表活動に参加させてもらって、トレーニングの強度が高く、色々なことを吸収できていい刺激になっています。少ない日数の中でお互いの特徴を理解したり、チーム力を高めないといけないので、どんどんコミニュケーションをとっていかないとなと思いました。ピッチに立てば歳は関係ないのでどんどん自分を出してプレーしたいです。チームに帰ってもこの基準を忘れずにどんどんチャレンジしたいです。
FW 横山歩夢 選手(松本山雅FC)
質の高い選手と一緒にプレーすることができ、良い刺激を受けています。チームとしてはアジアカップ、ワールドカップで勝利し、優勝することが目標です。その中で個人としては、得点やアシストで価値を高め、憧れの場所であるSAMURAI BLUEを目標に自分の未来を切り拓いていきたいと思います。