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「学ぶのではなく、しっかりと勝利を」木暮賢一郎監督、ブラジル戦のフットサル日本代表メンバーを発表
2022年08月31日
フットサル日本代表は、9月15日(木)と18日(日)に島根県の松江市総合体育館と愛知県のスカイホール豊田で国際親善試合を行います。この2試合に向けたメンバー発表記者会見が、8月30日(火)に行われ、北澤豪フットサル委員長と木暮賢一郎フットサル日本代表監督が登壇しました。
メンバーには昨年のFIFAフットサルワールドカップに選出された吉川智貴選手やオリベイラ・アルトゥール選手(共に名古屋オーシャンズ)が選ばれる中、長坂拓海選手(バルドラール浦安)や金澤空選手(立川アスレティックFC)ら新戦力もメンバー入りを果たしました。
国際親善試合の対戦相手は、フットサルブラジル代表。昨年、リトアニアで開催されたFIFAフットサルワールドカップ2021ではラウンド16で対戦し、日本が先制したものの2–4と逆転された相手です。
今回の2試合は、9月27日(火)からクウェートで開催されるAFCフットサルアジアカップ2022に向けた強化が大きなテーマではあるものの、同時に世界最高峰のフットサルを日本のファン・サポーターに見せる場となります。
登壇者コメント
北澤豪 JFAフットサル委員長
2年半ぶりに国内で国際親善試合を行えることになりました。昨年のワールドカップでは、目標としていたベスト8の一歩手前で足を止められたブラジルが相手です。木暮監督が就任後、なかなか格上の相手と強化試合ができませんでした。そのなかで、ブラジルという世界トップの国と、国内で対戦できることは、チームづくりにおいても、この先のアジアカップやワールドカップに向けても、非常に大切な強化の機会になると思います。
木暮賢一郎 フットサル日本代表監督
久しぶりの国内での代表戦であり、かつ相手がブラジルということで、非常に大きな関心を持ってもらえると思います。代表チームとしては、アジアのタイトル獲得に向けた大事な準備の試合となります。我々にはフットサルの価値を国内で上げていきたいという思いがありますし、その先頭に立つのが代表チームです。見に来てくださる方がさらに関心を寄せてくれるように、ゲームの面白さだけでなく、ここからフットサルの価値を上げるんだという思いを、ピッチで出し切るゲームにしたい。やる以上は、学びに行くのではなく、しっかりと勝って、クウェートに向かいたいと思います。