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なでしこジャパン、国際親善試合とMS&ADカップ2022に向けて活動をスタート

2022年10月04日

なでしこジャパン、国際親善試合とMS&ADカップ2022に向けて活動をスタート

10月3日(月)、なでしこジャパン(日本女子代表)は6日(木)に兵庫県で開催される国際親善試合、そして9日(日)に長野県で開催されるMS&ADカップ2022に向け、活動をスタートしました。

7月に開催されたEAFF E-1 サッカー選手権 2022 決勝大会以来の活動となる今回の活動には25人の選手が招集され、そのうち、これまでで最多の8人の選手は海外でプレーするほか、今年8月に開催されたFIFA U-20女子ワールドカップコスタリカ2022でプレーした藤野あおば選手、小山史乃観選手が初招集です。また北村菜々美選手、浜野まいか選手は池田太監督体制では初めてチームに加わり、フレッシュな顔ぶれも揃っています。

チーム集合日となった3日は、国内でプレーする選手17人と長野風花選手の、合計18人でトレーニングを行いました。神戸市内で夕方から行われた練習は、それぞれのコンディションを見極めるためのランニングの測定を行ったほか、ボールワークやポゼッション、ハーフコートでのライン突破でのゲームなど、負荷はコントロールしながらもボールを使ってチームコンセプトを再確認するメニューに取り組みました。前日にアメリカから帰国した長野風花選手は練習の途中で別メニューに移行しコンディショニングに注力しましたが、集合した18名全員で約90分にわたりトレーニングし、汗を流しました。練習後の合間には高橋はな選手や乗松瑠華選手が細かくプレーについて話し合う様子も見られ、3日後に迫るナイジェリア女子代表との試合に向け、スイッチを入れて準備を進めています。

夕食後にはチームミーティングを行い、ベースとなる戦い方の再確認をしながらも、多くのプレー映像を見ながら今回新たに取り組むテーマについても共有がなされました。来年開催されるFIFA 女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド2023の開幕まで300日を切り、2021年10月に発足した池田監督体制でのチームとして積み重ねてきたものにさらなる上積みを図るべく、トレーニングに加え、ナイジェリア女子代表、ニュージーランド女子代表との試合に臨んでいきます。

監督コメント

池田太 監督
今回の活動では国内で、ナイジェリア女子代表と国際親善試合、そしてMS&ADカップ2022を長野Uスタジアムでニュージーランド女子代表と戦います。来年の女子ワールドカップに向けて、ひとつチームとしての底上げをし、チームづくりを進めながら選手個々の成長とチームとして持つバリエーションを増やしていきたいと思っています。今日の練習は18人で行いましたが、初戦に向けてそう長く時間は取れませんし、ピッチの中でのトレーニング、そしてミーティングを通して準備していきたいと思います。
初招集の選手も含めて、年齢に関係なくみんなでコミュニケーションを取り、若い選手もスムーズにチームに入っている印象です。今日はメニューとしてもポゼッションなどを行ったことで色々なコミュニケーションを取りながらプレーすることが多かったですし、自然とコミュニケーションを取りながら練習ができていると思っています。ナイジェリア女子代表戦前日には全員で練習できる予定なので、試合を戦うメンバーはその時のコンディションを見て判断していくことになると思います。全員集まったところで、それぞれのコンディションとやれることを前日に整理していきます。現段階で誰をどう起用するかということはまだ決めていません。
色々な選手の組み合わせにトライすることもそうですし、あとはボールの動かし方やプレスの掛け方は少し新たな積み上げをしていきたいと思っています。選手のトレーニング内での反応も見ながら、ナイジェリア戦、ニュージーランド戦に向けて色々と考えているところです。招集した選手の良いところは多く見ていきたいですが、全員の出場時間が均等にするというわけにもいかないので、試合の流れを見ながら、色々な選手の組み合わせをテストしていくことをイメージしています。

国際親善試合

2022年10月6日(木) 16:25 キックオフ(予定) vs ナイジェリア女子代表
会場:兵庫県/ノエビアスタジアム神戸
大会情報はこちら

2022年10月9日(日) 14:55 キックオフ(予定) vs ニュージーランド女子代表
会場:長野県/長野Uスタジアム
大会情報はこちら

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