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【Match Report】U-23フットサル日本代表 フランス代表との第2戦を6-1で圧勝して初の海外遠征を締めくくる
2023年02月02日
国際親善試合
2023年2月1日(水) キックオフ時間20:00(現地時間) 試合時間40分(20分×2)
Centre Cultural et Sportif(フランス/サン=ブリス=スー=フォレ)
U-23フットサル日本代表 6-1(前半3-1、後半3-0) U-23フットサルフランス代表
得点
3分 毛利元亮(U-23フットサル日本代表)
7分 大澤雅士(U-23フットサル日本代表)
15分 失点
20分 オウンゴール(U-23フットサル日本代表)
27分 金澤空(U-23フットサル日本代表)
30分 大島旺洋(U-23フットサル日本代表)
32分 靏谷春人(U-23フットサル日本代表)
スターティングメンバー
GK:井戸孔晟
FP:山田凱斗、金澤空、毛利元亮、原田快
サブメンバー
GK:中澤航
FP:橋本澪良、倉科亮佑、大澤雅士、宮川泰生、山中翔斗、靏谷春人、大島旺洋、中島圭太
マッチレポート
フランス遠征を実施しているU-23フットサル日本代表は前日に引き続き、U-23フットサルフランス代表との国際親善試合第2戦に臨み、要所でしっかりと得点を重ねて6‐1で勝利し、この年代での初の海外遠征を2連勝で締め括りました。
前日の試合は拮抗した展開の中、一時は相手にリードを許す中、4-3で逆転勝利したU-23フットサル日本代表。同じ相手との第2戦に臨むこの日の試合前に木暮賢一郎監督は「アウェイでもしっかりと2連勝して帰国できるよう最高のパフォーマンスをピッチで披露して欲しい。相手サポーターが多く集まるがプレッシャーをはねのけ、逆にこの環境を楽しもう。相手は死に物狂いで勝利を目指してくるだろうが、こちらはしっかりと得点を重ねて相手を圧倒しよう。」と声をかけ、選手たちは気合十分でピッチへと向かっていきました。
第1ピリオド、日本代表が開始早々に猛攻を仕掛けます。「自分たち以上に相手の動きが前日よりも重くプレスをかければチャンスが生まれると思った」と試合後に振り返った毛利元亮選手が開始3分、相手が深い位置でパスをまわしているところを後ろから駆け上がってインターセプトしてからそのままGKとの1対1を制し、2試合連続のゴールを決めてチームに勢いをもたらします。その後もセットを代えながら選手たちをローテーションさせて多彩な攻撃を仕掛けていくと、7分に右サイドから味方のパスをピッチの中央で受けた大澤雅士選手が反転してそのまま素早くミドルシュートを放つと相手GKの手を弾いてそのままゴールに吸い込まれます。追加点を奪っても日本代表は攻撃の手を緩めずに攻め続けますが、ホームのフランス代表もカウンターから反撃を仕掛ける展開が続きます。この日GKとしてゴールの前に立ちはだかった井戸孔晟選手がシュートをセーブして再三チームを救いましたが、残り5分となったところでフランス代表にキックインから一瞬の隙を突かれて失点を許します。しかし、終了間際に大澤選手が打ったミドルシュートが相手のオウンゴールを誘い、3-1で第1ピリオドを折り返します。
ハーフタイムには木暮監督は選手たちに「リードした試合展開に満足せずに良いプレーで良い試合展開をして良い勝ち方をしよう」と更なる高みを目指そうと選手たちを鼓舞します。監督に応えるように第2ピリオドも日本代表がアグレッシブな試合展開を仕掛けます。すると27分、相手陣地で強度の高いプレスを仕掛け、相手のパスを奪った金澤空選手がそのままシュートを振り抜きゴールネットを揺らしてスコアを4-1とします。得点差が開くものの日本代表はここまでトレーニングで取り組んできたチームコンセプトをトライし、左サイドのコーナーキックの場面で味方の早いパスにゴール前で大島旺洋選手がダイレクトであわせて追加点を奪います。得点差に前がかりになる相手に対して素早いカウンターからパスを繋いで相手のゴール前まで侵入すると、最後は靏谷春人選手がゴールに流し込んでスコアを6-1とします。フランス代表は残り6分の場面からパワープレーを仕掛けますが、しっかりと相手の攻撃をはじき返して得点を許しません。終了間際にカウンターで上がった大澤選手が6個目のファールを貰い第2PKを獲得して毛利選手がキッカーを務めます。狙い済ましたシュートは惜しくもポストを叩き、追加点は奪えませんが、そのままホイッスルが鳴り、最終スコア6-1と大差で勝利しました。
監督・選手コメント
木暮賢一郎 監督
世代別の代表とは言え、日本代表がアウェーの地で、2連勝して帰国出来る事に日本フットサルの成長を感じます。この活動を理解し、協力して下さった方々に改めて感謝申し上げます。結果、内容共に応える試合が出来たと思います。この若い選手達の勢いをフル代表に繋げていきたいと考えています。
#5 大澤雅士 選手(エルポソムルシアFS/スペイン)
まずは、U-23海外遠征という機会をいただきありがとうございました。自分自身久しぶりの代表招集ということもあり、このエンブレムを背負ってプレーする責任感を強く持って今回の活動に参加しました。同じ世代の選手と海外のチームと戦う機会は滅多にないので、とても良い活動になりました。2試合を通して、チームとしても個人としても満足のいくフットサルはできなかったですが2勝で終わることが出来たことは良かったと思います。次はフル代表の一員として戦えるように自チームに戻ってレベルアップします。今回の活動に携わってくれた方々、チームスタッフの方々、本当にありがとうございました。
#6 宮川泰生 選手(名古屋オーシャンズ)
今日の試合も勝利で終えることができ、フランス遠征を2連勝で終えることが出来ました。アンダーという形ですがこのメンバーで国際試合を戦えたことを嬉しく思います。フル代表はここから24年のワールドカップにむけてさらに競争が激しくなっていきますが、今回の経験を今後の成長に繋げ、この年代からたくさんの選手がフル代表に入って世界で躍動していけるように頑張っていきたいです。クラブでしっかり結果を残し、個人としても日本を代表できるフィクソになれるように日々励んでいきます。
#8 山中翔斗 選手(ペスカドーラ町田)
アウェイの地で2戦目とも難しいゲームでしたが、チーム全員でしっかりと戦い2連勝でこの遠征を終えることができたので嬉しく思います。自分自身、初めて日本代表として、国際試合を戦い自分の通用するところとしないところがはっきりと見えました。通用したところは、自分の得意としているドリブルだったりパスのところは身長が高い相手に対してですが、自信を持ってプレーすることができました。通用しなかったところは、自分の中でも課題としている守備です。セットプレーで失点してしまった時も自分の背後を取られての失点だったので責任を感じています。自チームに戻り、最大限の努力を続け、次はフル代表の舞台で活躍できるように頑張りたいと思います。
#14 中島圭太 選手(パウーロフェロール/スペイン)
自身としては海外組として初めての代表活動が終わりました。PIVOというポジションでありながら得点、アシスト、という結果を残せなかったことに悔しさをすごく感じています。チームとしては2連勝でき、素晴らしい形で合宿を終えることができましたが、この代表チームにいる選手全員が目指す場所はフル代表に入りワールドカップで優勝することです。この2連戦の結果に満足することなく、また明日からチームに帰り、自分の課題解決に励むことが大事です。YouTube配信で早朝から日本代表を応援してくださった皆様、ありがとうございました。
国際親善試合
大会期間:2023年1月31日(火)~2月1日(水)
会場:フランス/サン=ブリス=スー=フォレ
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