国際サッカー連盟（FIFA）が主催するeスポーツ・サッカーの国別対抗戦「FIFAe Nations Cup 2023」のアジア・オセアニア一次予選「FIFAe Nations Online Qualifiers Play-Ins / Week3」が3月2日(木)にオンライン形式で実施されました。
翌3日に実施予定だったDay2はゲームサーバーの不調により、3月9日(木)開催に変更となりました。

本予選は、各地域ごとに2023年3月まで全3節が行われ、アジアからは参加14チームのうち、総合成績上位の2チームが最終予選「FIFAe Nations Playoffs」に進出することができます。
Week2の結果により、日本はWeek3をマレーシア、オーストラリア、インドネシア、ニュージーランド、韓国、マカオとともにディビジョン1で戦います。

MATCH1/Game1 vs eシンガポール代表（●1-2）

Week3の1位に向けて白星が欲しい日本は、この試合をAgu選手とyouxme選手に託します。
試合開始早々、シンガポールの右サイドからのセンタリングをヘディングで決められ先制点を奪われますが、同点に追いつきたい日本もすぐさま反撃を転じ、前半15分にゴールを奪います。勝ち越し点を奪いたい両チームでしたが、互いのDF陣が粘り強い守備を見せシュートを打たせず、前半は同点のまま終了します。
何とかリードを奪いたい日本でしたが、シンガポールの素早いチェイシングに押し込まれ、なかなか攻めることができず時間が過ぎ、迎えた後半35分にペナルティエリア付近でファウルを与えてしまい、そのFKを決められ1-2で敗戦しました。

MATCH2/Game1 vs e韓国代表（○4-1）

Play-Inでも何度も対戦経験があり、お互いの手の内を把握しているe韓国代表がWee3最初の相手です。その韓国相手にe日本代表はAgu選手とyouxme選手で挑みます。
試合は前半9分に動きます。序盤から一方的に攻め続ける日本が先制点を奪います。その後も手を緩めることなく攻める日本は立て続けに得点を奪い、前半を4-0で折り返します。後半に韓国に1点を返されるものの、そのままリードを守り切り、4-1で勝利しました。

MATCH4/Game1 vs eオーストラリア代表（○3-2）

Week2をDivision1/2位で終えたeオーストラリア代表が2戦目の相手です。この試合もAgu選手とyouxme選手のコンビで挑む日本でしたが、前半4分にDFラインの間をつかれて先制点を奪われます。リードを許した日本でしたが、同15分にすぐさま反撃を仕掛けDFの裏に抜け出したFWが冷静にシュートを決め、同点に追いつきます。迎えた前半39分にペナルティエリア内でボールを受けた選手がGKとの駆け引きを制し、最後はループシュートで日本が追加点を奪います。
後半は膠着した時間帯が続きますが、後半30分に日本がペナルティエリアで倒され獲得したPKを落ち着いて決めリードを広げます。しかし、直後のキックオフからオーストラリアがゴールを奪い返し、差を詰められましたが、そのまま逃げ切り3-2で2勝目をあげました。

MATCH5/Game1 vs eニュージーランド代表（○1-0）

eニュージーランド代表を相手に3連勝を狙う日本はこれまで同様、Agu選手とyouxme選手で挑みます。
前半は日本が何度も相手ゴールに迫るものの、シュートは枠を捉えず得点を奪えないでいると、一瞬の隙をつかれカウンターからニュージーランドがシュートを放ちますが、そのシュートはポストに救われ0-0で前半を終えます。
続く後半も日本が攻勢に出ます。均衡が崩れたのは後半19分。サイドから駆け上がった選手がショートパスで中に繋ぐと、最後は強烈なシュートがニュージーランドのゴールに突き刺さり、日本が先制点を奪います。この1点を守り切った日本が3連勝を掴み取りました。

MATCH6/Game1 vs eマレーシア代表（●0-2）

波に乗る日本はAgu選手とyouxme選手がeマレーシア代表と対戦します。Week1では1分1敗と勝ちきれなかった相手に今回は勝利を掴みたいところですが、前半は互いの守備意識が高くシュートまで持ち込むシーンが見られないまま、0-0で折り返します。
後半も膠着状態が続きましたが、後半26分にマレーシアがカウンターからFWが飛び出すとそのままゴールに流し込み先制されます。同点に追いつきたい日本でしたが、後半39分にCKからボレーを決められ0-2でマレーシアに手痛い黒星を喫しました。

MATCH7/Game1 vs eマカオ代表（●0-1）

敗戦の嫌な雰囲気を変えたい日本は、Week3初出場のWeb Nasri選手と黒豆選手にeマカオ代表戦を託します。
ところが、ファーストプレイでマカオに点を奪われる苦しい立ち上がりとなります。早い時間帯で追いつきたい日本でしたが、両選手の息が合わずうまくパスがつながらないまま時間が過ぎ、1点ビハインドのまま前半が終了します。
このまま逃げ切りたいマカオに対して、後半は日本が何度もゴールに迫るものの、相手GKの攻守やシュートが枠を捉えることができず、0-1のまま終了のホイッスルが鳴りました。

この結果、日本はPlay-Ins/Week3 Day1を3勝3敗の勝点9のDivision1/5位で終えました。
3月3日(金)に予定されていたDay2はゲームサーバーの不調により、3月9日(木)に延長されたため、引き続きPlayoffsの出場権獲得を目指し戦います。

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