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【Match Report】U-16日本代表 第50回モンテギュー国際大会、第2戦の相手はチェコ
2023年04月05日
4月4日(火)、晴天の中で行われた第2戦、相手はチェコ代表。チェコ代表は日本代表よりも体も大きい選手が多く、ロングボールを前線に入れていく戦術で日本代表陣内に侵入してきます。そしてこの日のピッチは芝生も深く日本ではあまりないピッチコンディションということもあり、日本代表はボールを奪ってもボールを上手く動かすことができず、すぐにチェコにボールを奪われて攻撃を仕掛けられる展開が続きます。それでも日本代表は自陣内で体を張ったプレーで、守備で失点は許さず0-0で前半を終えます。
日本は、ハーフタイムでクリストファーズ玲生ウィリアム選手(サウサンプトンFC U16)に代わって山口豪太選手(昌平高)、菅原悠太選手(FC東京U-18)に代わって佃颯太選手(横浜FCユース)を投入し、後半開始から先制点を奪いに攻撃をしかけると徐々に前線でボールをキープできる時間が増えてきます。そして48分、関口航汰選手(清水エスパルスユース)が前線で体を張ってボールをキープすると、時間をかけている間に左サイドのスペースに走りこんだ仲山獅恩選手(東京ヴェルディユース)がボールを受けてペナルティエリア内に侵入し、相手ゴールキーパーの動きを冷静に見てシュートを決めて日本代表が先制します。さらに70分には交代選手が結果を残します。山口選手が右サイドでボールを受けて、相手のプレッシャーに動じずに相手ディフェンダーの背後にスルーパスを出すと、関口選手に代わってピッチに入った神代慶人選手(ロアッソ熊本ユース)が素早く反応しゴール前にドリブルで侵入。相手のプレッシャーを受けながらも右足を振り抜き、ゴール右上に豪快にシュートを決めて日本が追加点を奪います。その後、日本代表は72分にセットプレーの流れからチェコ代表にゴールを決められ1点差となりますが、亀田大河選手(ヴィッセル神戸U-18)を中心にコーチングを絶やさず、選手間で声をかけ続けてチーム全員で守りきり、2-1で試合終了。今大会初勝利で勝ち点3を獲得し、現時点でグループ1位となりました。
選手コメント
DF #3 菅原悠太 選手(FC東京U-18)
たくさんの人が見ている中、チェコ代表との試合を迎えました。日本では味わえない歓声の中試合ができ楽しかったです。プレーではあまり満足できなかったし、途中で足を痛めて途中交代になってしまいました。悔しかったですが、とてもいい経験ができました。
DF #4 佐々木将英 選手(FC東京U-18)
たくさんの人が会場に入っていて、雰囲気もとても良く前向きにプレーすることができました。チーム全体としては上手くいかない時間が多くありましたが、そんなときもみんなで声を掛け合い耐えきることができました。勝ちきることができましたが、個人としては守備、攻撃で課題がとても多く見つかる試合でした。個人としてもチームとしてももっと上に行くために課題を改善し、次に繋げていきたいです。
FW #13 神代慶人 選手(ロアッソ熊本ユース)
一戦目を引き分けてしまって、ノックアウトステージ進出に大事な二戦目。途中出場で山口豪太選手からのボールを背後で受けて決勝点を決められてよかったです!チームとしても勝ち点3を取れてとても大きかったです。
前回のスペイン遠征では0点で終わってしまったので、今回は絶対決めるという気持ちで試合に臨みました。またノックアウトステージでも、チームを勝たせる点を自分が決めて優勝までいけたら最高です。残り3試合もポルトガル戦と今日のチェコ戦で出た課題を埋められるようにチャレンジして成長して熊本に帰りたいです。
第50回モンテギュー国際大会
大会期間:2023年3月28日(火)~2023年4月12日(水)
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