ニュース
【Match Report】U-15日本代表 韓国遠征でU-15韓国代表に5-3での勝利
2023年06月29日
試合結果
日時:6月28日(水) 15時30分KO(現地時間)
会場:Paju National Football Center/韓国
40分×3本+PK戦という不規則な設定で行われました。
U-15日本代表 5(2-0 1-0 2-3)3 U-15韓国代表
【得点経過】
1本目
13分 土井口立(ヴィッセル神戸U-15)
23分 吉田湊海(FC多摩ジュニアユース)
2本目
26分 吉田湊海(FC多摩ジュニアユース)
3本目
14分 安西来起(さぬき南中)
17分 失点
26分 失点
39分 島垣魁(ジェフユナイテッド千葉U-18)
40分+3 失点
【PK戦】
U-15日本代表:×○○○○
U-15韓国代表:○○○○○
PK戦では4-5で日本の敗戦となりました。
マッチレポート
強度を高く、スタートからプレッシャーをかけていこうと臨んだ試合でしたが、開始からうまくはまらず主導権を握れずに落ち着かない試合のスタートとなります。
10分が過ぎると今井宏亮選手(東京ヴェルディユース)、廣岡瑛太選手(柏レイソルU-18)が中心となり中盤でのボール奪取、ポゼッションが機能し徐々に日本のペースになります。
13分には、相手からボールを奪取し、前線の安西来起選手(さぬき南中)にあて、体を張ってキープし、吉田湊海選手(FC多摩ジュニアユース)がドリブルで前進し、加茂結斗選手(柏レイソルU-15)にスルーパスを通し、ダイレクトでシュートをするも相手GKがセーブ。しかしこのこぼれ球を逆サイドからゴール前に入ってきた土井口立選手(ヴィッセル神戸U-15)が最後プッシュし、先制点を奪います。
26分も同様に左サイドからチャンスを作ります。中盤から大きく展開し、左サイドの加茂選手からペナルティエリア内の安西選手を経由し、最後は吉田選手がペナルティエリア外からシュート決めて追加点を入れます。
その後もゲームを支配しつつも追加点を奪えず2-0で1本目を終えます。
2本目でもペースを握りながら試合を進めますが、なかなか決定機を作り出せません。
U-15韓国代表に攻め込まれる場面も出るなか、2本目の26分に島垣魁選手(ジェフユナイテッド千葉U-18)が、相手DFに対し激しくプレスをかけボールを奪うとペナルティーエリアに侵入し素早くパスを選択。中央に入ってきた吉田選手が苦しい中で追加点をあげます。
2本目の20分以降、相手にボールを握られる時間が続き、シュートを打たれる場面が増えます。
中盤から前線にボールを簡単に入れられる本数が増え、ワンツーで抜け出されるなど押し込まれたまま試合時間が経過しますが最後は体を張って守り抜きます。
最後の3本目もなかなかペースを奪い取れません。それでも、3本目の14分中盤でボールを奪うと縦に早くパスが繋がり、奥田悠真選手(川崎フロンターレU-15生田)から左サイドの武本匠平選手(アビスパ福岡U-15)につながり、縦に仕掛けてセンターリングをあげました。相手GKが触るもこぼれたところを安西選手が詰め4点目を挙げます。
ただ、大きく流れは変わらず、U-15日本代表は、やや選手間の距離感が掴めず1本目のようにパスが繋がらない苦しい展開を打開できません。セカンドボールをなかなか回収できず、中盤でボールを繋がれる場面が多くなる中、17分にはDF間のパスを狙われボールロストしそのまま決められてしまいます。26分にもペナルティーエリアまで侵入され立て続けに失点してしまいます。
39分、自陣深い位置でボールを奪った島垣選手が約70メートルをドリブルで持ち上がりそのままゴールを決めます。
しかし、試合終了間際に押し込まれた中でパスを繋がれワンツーで最終ラインを突破されるとそのまま決められ5-3で試合終了となりました。
また、試合終了後には両者合意のもと試合結果に関係なく、PK戦も行われました。
PKは、U-15日本代表が先攻で始まりましたが、1番手がポストに阻まれます。
その後、全ての選手が決め、4-5にて、PK戦は敗れることとなりました。
今回の韓国遠征では最終日に再度U-15韓国代表との試合が予定されています。
選手コメント
MF #17 今井宏亮 選手(東京ヴェルディユース)
今回のチーム編成として初招集のメンバーが多く、短期間でまとまったチームに創り上げ、試合に挑むことは難しかったです。しかし、お互いの個性を意識し、勝利できたことは良かったです。
チャンスのあるところでは、しっかり決めきることはできたものの、無失点で終えることが出来なかったのは改善点だと思います。
ラスト1試合あるので、よりチームメイトのことを知り、攻守において連動性のあるプレーをさらに出せるように意識していきたいです。また、最後までチーム全員の気持ちを引き締め合い、無失点で勝ちきれるようにしたいと思います。
MF #18 加茂結斗 選手(柏レイソルU-15)
韓国は強い、速い、大きいなど自分たちを上回るものがあるなかで、先制点をとれたことはそのあとのゲームにいい影響をあたえたと思います。守備も強度高く前からプレッシングできた部分もありました。ですが、セカンドの回収が遅かったり、ボールが外に出たときに目をきってしまったりなど隙をみせるシーンがあったのは改善点です。
こういうことも含め、気持ちの緩みがでて失点に繋がったと思います。
まだあと一試合残っているのでそこに向けていい準備をして無失点で勝てるようにします。
FW #11 安西来起 選手(さぬき南中)
今日の試合では攻撃の部分では仕掛けることが出来ていたり、いい連係からゴール前まで侵入することが出来ていたと思います。守備の部分では声をかけて出来ている部分もあったのでよかったと思います。
でも、3失点してしまったことは課題だと思うので次の試合では失点を無くてして圧勝して勝ちたいです。
関連ニュース
最新ニュース
- 大会・試合 2024/11/25 なでしこ1部チームが地力を見せる 皇后杯 JFA 第46回全日本女子サッカー選手権大会
- 大会・試合 2024/11/25 チケット販売概要のお知らせ 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 ファイナル
- リスペクト・フェアプレー 2024/11/25 仲間としての心づかい ~いつも心にリスペクト Vol.138~
- 大会・試合 2024/11/24 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 WESTは大津高校が優勝
- 大会・試合 2024/11/24 71大会ぶり関西勢決勝制し、ヴィッセル神戸が2度目の戴冠 宇佐美選手不在のガンバ大阪、決定機を生かせず惜敗 天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会