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U-19日本女子代表候補 キャンプ後半にトレーニングマッチを実施

2023年09月08日

U-19日本女子代表候補 キャンプ後半にトレーニングマッチを実施

U-19日本女子代表候補は9月6日(水)、ふたば未来学園高校(男子)とのトレーニングマッチを行いました(40分×1本、30 分×2本+各本数後にPK)。

1本目は立ち上がりから固さが見られる中、26分にセットプレーをきっかけに失点。その後徐々に自分たちのペースを取り戻しますが、35分に追加点を許してしまいます。メンバーを入れ替えて臨んだ2本目は、開始早々5分に相手のクロスがそのままゴールに吸い込まれ失点。その後素早いパスワークやコンビネーションで打開を図りますが、得点には至りません。気持ちを新たに臨んだ3本目、早間美空選手(十文字高)からの素早いパスを受け取った大島暖菜選手(大宮アルディージャVENTUS)が持ち前のスピードを生かして左サイドを突破、そのままシュートを放ちますが相手GKに阻まれてしまいます。その後18分に失点しそのまま試合終了、0-4で試合を終えました。体格・スピードで差がある男子チームとの試合ではありましたが、体力的にも厳しい状況の中でどう打開していくのかを考える有意義なトレーニングマッチとなりました。

最終日である9月7日(木)は前日のトレーニングマッチの振り返りを映像を交えながら行い、リカバリーを中心としたトレーニングを実施しました。世界基準の選手となるために個人として日常から追求していくことを再確認し、4日間の活動を締めくくりました。

選手コメント

DF 吉岡心 選手(JFAアカデミー福島)
今回のキャンプは、AFC U-20女子アジアカップ優勝に貢献するためには、自分自身が今後どうしていかなければならないのかが明確になったキャンプでした。強度の高い男子選手とのトレーニングマッチを通して、運動量の足りなさを痛感し、このままでは世界では戦えないと強く感じました。
また、レクチャーを通してサッカーの技術面はもちろん、フィジカル面、生活習慣においても、日々の小さな積み重ねが大事だということを再確認することができました。常に、世界で戦うことをイメージし、サッカーも日常生活も世界基準で取り組んでいきたいです。4日間という短い期間でしたが、たくさんの方々の支えのもと、素晴らしい環境でできたことに感謝しています。

MF 角田楓佳 選手(三菱重工浦和レッズレディース)
今回のトレーニングキャンプは4日間という短い期間ではありましたが、多くの方のサポートもあり、非常に充実した活動になりました。
AFC U-20女子アジアカップに向けて数少ない活動の中、チームとして積み上げていくためには、毎回の活動でより高い集中力を持ってプレーすることが大切だと感じました。
また、個人の成長がチームの成長につながると思っています。自分に矢印を向けて、やるべきことを継続していきたいです。

MF 大島暖菜 選手(大宮アルディージャVENTUS)
今回のキャンプは4日間という短い期間でしたが、たくさんの方々のサポートと素晴らしい環境に恵まれ、とても充実した濃いキャンプにする事ができました。ご尽力頂いた皆様、ありがとうございました。
U-19のキャンプは4回目の活動でしたが、積極的にコミュニケーションを取ることができたと思います。
トレーニングマッチでは男子高校生と対戦し、フィジカルの差やスピードの違いなど多くの違いを痛感し、チームとしても個人としても、大きく成長することのできた試合になりました。
AFC U-20女子アジアカップに向け、限られた活動の中で、1人1人がどれだけ世界を意識して日々のトレーニングに取り組めるかがポイントになってくると思うので、より一層レベルアップできるように、今回学んだ事を自チームに持ち帰り、頑張りたいと思います。

MF 早間美空 選手(十文字高)
私は、U-19日本女子代表のキャンプに初めて参加させていただきました。普段WEリーグでプレーしている選手、世界で闘ってきた選手が多く、その選手たちと意識の差があると実感しました。サッカーの中でも、オフの部分でも、様々な場面で自分の未熟さを感じさせられました。
4日間という短い期間でしたが、自分の良さを出しつつ、多くのことを学び、吸収することができました。
世界で闘える選手になるため、AFC U-20女子アジアカップで優勝するためにはレベルアップすべき点がまだまだあります。
個としては、オンザピッチだけでなくオフの部分でも世界を基準として日々過ごし、今回のキャンプで学んだこと、新たな課題など日々成長できるようにトレーニングに励んでいきたいと思います。

FW 桑原藍 選手(INAC神戸レオネッサ)
まず、たくさんの方々の支えがあり、このような環境で代表活動ができることに感謝しています。今回のキャンプは4日間という短い期間でしたが、同年代の選手と一緒にプレーしてたくさん刺激を受け、吸収することができました。
2日間にわたって攻守において求めることをチームで共有してトレーニングを行い、6日の午後にトレーニングマッチを行いました。相手のスピードやフィジカルに圧倒され少し守備をする場面が多くなる時間帯もありましたが、その分たくさんコミュニケーションを取り、攻撃に繋げられる場面もありました。課題も多く見つかったのでいいトレーニングマッチができたと思います。
AFC U-20女子アジアカップで世界と闘っていくにはもっと日常から意識を変えて取り組み、個人の強みにより磨きをかけていかないといけないなと感じました。また海外の選手と闘っていくために最高速度やスプリント回数、走行距離などのフィジカル面での課題も見つかったので自チームに持ち帰り、より成長するために頑張りたいと思います。

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