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【Match Report】U-16日本女子代表 アメリカとの国際親善試合に0-2で敗れる

2023年09月24日

【Match Report】U-16日本女子代表 アメリカとの国際親善試合に0-2で敗れる

U-16日本女子代表は9月19日(火)、アメリカ/ロサンゼルスに渡航し、活動を開始しました。今回の遠征では、同年代のアメリカ女子代表と2試合、地元クラブチームと1試合行います。

9月20日(水)、21日(木)は、それぞれ2部練習を実施、アメリカ戦に向けて攻撃、守備、セットプレーを中心としたトレーニングを行いました。

22日(金)には、13:00キックオフでU-17アメリカ女子代表との試合を行いました。前半開始12分、アメリカに左サイドをドリブルで突破されると、ペナルティエリア内にパス、ゴール右上にシュートを決められ、日本は先制点を許します。続く22分、GKとDFの間にパスを送り込まれると、左サイドから走り込んできた選手に決められ、2点のリードを許します。まずは1点を返したい日本は27分、原ひばり選手が相手選手のパスをカットすると、そのままドリブルを仕掛けて右サイドを突破、ゴール前にクロスを送るも、相手DFにクリアされてしまいます。前半を0-2で終え、後半から、辻あみる選手に代わり、福島望愛選手が入ります。71分、眞城美春選手が左サイドの鈴木温子選手に大きく展開し、クロスをあげるも、惜しくもGKに阻まれます。その後も幾度のチャンスを生かそうとするも得点は奪えず、そのまま0-2で試合を終えます。

次戦は24日(日)に、再びアメリカと対戦します。

選手コメント

GK #18 福田真央 選手(JFAアカデミー福島)
今回の試合では、自分達でボールを保持している時間があった中で、アメリカの選手の速いドリブルを止めきれず、フリーな選手がいるにも関わらず戻りきれていないことがありました。このようなプレーを受けて私は、攻撃をしてい時間から、リスクマネジメントをして、相手にボールを奪われた瞬間から取り戻すことができるように指示することと、私自身が早く予測や準備をして味方を動かしていくことができるようになりたいと思いました。
攻撃されている苦しい時間帯ではチームを集中させるような声掛けを意識してできていれば、ゴールを守れたと思います。
今後、私達はアメリカのような体格差があり、スピードがある選手とチームとしてどのように戦っていくかを考えていかなければいけないと思いました。

DF #3 太田美月 選手(大商学園高)
3日間のトレーニングを経て、アメリカ代表と親善試合をやらせてもらいました。結果は0対2で負けてしまいましたが、相手を観てボール動かしながら、自分たちのサッカーをやれた部分もありました。個人としては、もっと逆のインサイドハーフをのぞいて、攻撃のスイッチを入れる縦パスを出せるようにしたいです。アメリカの選手はパススピードの基準が高かったので、自分もその基準でやれるようにしたいです。身体能力が高い選手を相手にする時、いつも以上に予測と準備が大切だと感じました。それは今回の活動でチーム全体としても意識していることなので、ボールの無い時にハードワークできるようにしたいです。ミーティングで試合を振り返り、次に向けて具体的な話をすることができました。またすぐにリベンジする機会があるので、全員で戦って次は必ず勝ちたいです。そして、今回の遠征に関わって下さっているすべての方への感謝の気持ちを忘れず、成長して日本に帰れるよう、残りの活動も頑張りたいです。

MF #7 榊愛花 選手(JFAアカデミー福島)
アメリカ戦ではリズムを作りながらゴールまで迫るシーンがあった中で決め切ることができず、相手の縦に速い攻撃をつぶせずに失点して負けてしまいました。
中央での崩しの部分ではもっと工夫が必要ですし、サイドに振って相手を動かして隙をつくこともやらないと余裕をもって得点するシーンはできないと思いました。単純にパスが鋭く通れば味方に余裕ができて前を向かせられますし、タイミング次第で相手は剥がせます。
試合に勝つためには、細かい部分にもっとこだわってやらないといけないですし、相手を見ながら判断してプレーすること、味方との連係やコミュニケーション、プレースピードも含めて質を上げないとアジアや世界で頂点を取るのは簡単ではないと感じます。自分自身ももっとボールに関わって、オフ・ザ・ボールの質をより上げてチームを勝たせられるようにし、残りの活動でみんなから強く信頼されるようにがんばります!
そして、これからの試合で勝てるようにチーム全体で高め合って練習していきたいと思います。周りの方々のサポートに感謝してがんばります!

FW #10 古田麻子 選手(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18)
アメリカ代表との試合で、改めてサッカーの楽しさと難しさを知ることができました。体格が大きく、速い相手に対して、どう戦うかを考えながらプレーすることは難しかったけど、空いているスペースを共有しながら、パスで剥がすことができ、ゴール前まで迫るシーンを何度も作り出せました。ですが、少しパスがずれたり、決め切ることができず、相手の縦への速さと個の能力に押され、結果的に0-2で負けてしまいました。個人としては、世界に対して通用したプレーもありましたが、通用しなかったプレーもありました。今後、世界と戦うためにもっと練習して、上手くなろうと思えました。この試合を通して学ぶことが多く、改善点も見つけられたので、チーム全員でコミュニケーションをとりながら、次の試合は勝ちたいと思います。

国際親善試合 ~アメリカ遠征~

大会期間:2023年9月19日(火)~9月28日(木)
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