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U-16日本代表 カスピアンカップ2014(アゼルバイジャン)活動レポート(6/5)
2014年06月06日
ようやく80分間の戦いの中で勝利を挙げた98JAPANのメンバーは、「勝って兜の緒を締めよ」という諺があるように、3位決定戦・決勝戦が行われるバイルアリーナ(Bayil Arena)で約2時間半に及ぶトレーニングを行いました。
照りつける強い日差しの中、並木アスレティックトレーナーによるウォーミングアップ、ダイナミックストレッチ、体幹トレーニングを消化。その後、1対1の対面パスといった基礎練習やフルコート、ハーフコートの実践練習を行い、トレーニングの締め括りはPK戦とロングスローが行われました。
決勝戦は同じアジアのライバルともいえるイラン代表と、昨年日本が準決勝で敗れたトルコ代表との顔合わせとなり、イラン代表が前半にロングスローから流し込んだヘディングシュートが決勝点となり、1-0のスコアで大会初参加・初優勝を成し遂げました。
先月26日(月)からはじまったアゼルバイジャン遠征も、このトレーニングをもって終了となりました。
明日日本に向け帰国の途に就きます。
※98JAPAN=FIFA U-17 World Cup 2015 チリ大会出場を目指すU-16日本代表チームの呼称
選手コメント
佐藤颯汰 選手(日章学園中学校)
最終日となった今日のトレーニングは、これまで学んできだことを全て意識しながらプレーしました。「相手を観る」「次に何をしたいか決める」といった課題にも全力で取り組みました。自分には一つ一つのパスの質や守備の声がけが足りないと自覚しているので、これからその部分を改善して、もっと上達していきたいと思います。
藤本寛也 選手(東京ヴェルディジュニアユース)
アゼルバイジャン遠征最後のトレーニングを終え、この遠征で行われた練習や試合、ピッチ内外の準備の進め方、ホテルや食事のマナーについて多くを学ぶことができました。今回の経験を持ち帰り、「当たり前」の日常となるように行動していきたいです。
山原怜音 選手(JFAアカデミー福島U15)
今日は午前中のトレーニングのあと、カスピアンカップ2014決勝「イランvsトルコ」を観戦しましたが、両チームとも気持ちの入った迫力あるプレーをしていました。球際の強さ、激しさも自分たちよりはるかに上という印象を受けました。期間中に観たドキュメンタリー番組や今日の試合を目の当たりにして、やはり一番大切なのは気持ち、「心」だと感じました。今後、より強く「絶対に勝ちたい」という気持ちを持って、チームに戻ってからもトレーニングに励みたいと思います。
スケジュール
カスピアンカップ2014
5月29日(木) | 1 - 1 | 対 U-16タジキスタン代表(Sumqayit) |
---|---|---|
6月1日(日) | 2 - 2 | 対 U-16グルジア代表(Dalga) |
6月2日(月) | 2 - 2 PK 5 - 3 |
順位決定戦 対 U-16ウズベキスタン代表 |
6月3日(火) | トレーニング | |
6月4日(水) | 1 - 0 | 対 U-16ブルガリア代表 |
6月5日(木) | トレーニング |
※時間は現地時間
カスピアンカップ2014 参加国
グループA:アゼルバイジャン(U-17)、アフガニスタン、ブルガリア
グループB:アゼルバイジャン(U-16)、キルギス、イラン
グループC:日本、タジキスタン、グルジア
グループD:トルコ、ウズベキスタン、カザフスタン
今後の予定
7/7〜16 | タイ遠征 |
---|---|
8/4〜7 | 国内トレーニングキャンプ(調整中) |
8/26〜9/3 | 直前キャンプ(調整中) |
9/4〜20 | AFC U-16選手権タイ2014 |
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