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U-16日本代表 インターナショナルドリームカップ2017 強豪オランダ代表に敗戦、初戦を落とす
2017年06月15日
インターナショナルドリームカップ2017 第1戦 vs U-16オランダ代表
2017年6月14日(水) キックオフ時間 18:00 試合時間 90分(45分ハーフ)
ユアテックスタジアム仙台(仙台市)
U-16日本代表 1-3(前半1-0、後半0-3)U-16オランダ代表
得点
15分 栗原イブラヒムジュニア(U-16日本代表)
72分 失点(U-16オランダ代表)
76分 失点(U-16オランダ代表)
83分 失点(U-16オランダ代表)
スターティングメンバー
GK:鈴木彩艶
DF:川本梨誉、馬場晴也、半田陸、橋本柊哉
MF:谷本駿介、岩本翔、山本理仁、西堂久俊
FW:斉藤光毅、栗原イブラヒムジュニア
サブメンバー
GK:北原一樹
DF:西尾隆矢、井出敬大、角昂志郎
MF:小田裕太郎、西川潤
FW:藤尾翔太
交代
61分 西堂久俊 → 西川潤
61分 川本梨誉 → 西尾隆矢
74分 谷本駿介 → 藤尾翔太
79分 斉藤光毅 → 小田裕太郎
79分 橋本柊哉 → 角昂志郎
マッチレポート
U-16日本代表は14日(水)、宮城県仙台市のユアテックスタジアム仙台で開幕を迎えた「U-16インターナショナルドリームカップ2017 JAPAN presented by 朝日新聞」の初戦でU-16オランダ代表と対戦し、1‐3で敗れました。
U-17オランダ代表は、惜しくもFIFA U-17ワールドカップインド2017の出場は逃しましたが、育成年代の国際大会で優勝を何度も飾るなど世代屈指の強豪チームです。U-16日本代表の現在地を図る上では、U-16オランダ代表はこの上ない対戦相手です。
3,000人を超える観客が見守る素晴らしい雰囲気のなか試合は開始します。初戦の勝利が欲しい両チームは、互いに試合序盤から積極的に仕掛けます。6分にFW栗原イブラヒムジュニア選手が速いクロスをヘッドで狙うと、8分には相手がロングシュートを狙います。すると15分、相手のパスを栗原選手が拾うと、冷静にゴールへ流し込み幸先よく先制点を奪います。続けて17分、FW斉藤光毅選手もドリブルで中央に切り込みシュートを放ちますが、相手DFに当たり外れます。その後も日本ペースで試合は進み、DF橋本柊哉選手が左サイドを何度も突破しチャンスを作り出しますが、なかなか追加点は奪えません。
40分には、右サイドを連携で崩すとMF西堂久俊選手のクロスを栗原選手が打点の高いヘッドで合わせますが、惜しくもシュートはバーの上を越えます。
後半に入ると、追いかける相手が猛攻撃を仕掛けていきます。システムを攻撃的に変更し、サイドから何度も低いクロスを上げチャンスを作り出しますが、日本は体を張って簡単には同点ゴールを与えません。64分には、栗原選手から左サイドにスルーパスを送ると、MF岩本翔選手がシュートを放ち、GKが弾いたところを途中出場のMF西川潤選手が狙いますがシュートは外れ絶好の機会を逃します。
追加点を奪えない状況が続くと、リズムは完全に相手に傾きます。じりじりと攻め込まれると、72分俊足な相手サイドハーフにパス交換から崩されると、冷静に決められついに同点ゴールを奪われてしまいます。さらに76分には、左サイドを崩されクロスをクリア出来ずにいると、こぼれ球を豪快に決められ逆転ゴールを奪われます。その後も相手の攻撃は続き、80分には強烈なロングシュートを打たれますが、GK鈴木彩艶選手がファインセーブで防ぎます。流れを取り戻したい日本ですが83分、再び左サイドを突破されると、鋭いクロスを鈴木選手が外に弾けず3点目を許します。その後反撃に出る日本ですが、チャンスを掴みきれません。90分には、直接FKのチャンスを栗原選手がフリーで合わせますが、シュートは惜しくも外れます。試合はそのまま1-3で終了し、日本は大事な初戦を惜しくも落としました。
次戦は同スタジアムにて16日(金)18時に、初戦でU-17ギニア代表に1-2で惜敗したU-16アメリカ代表と対戦します。
選手コメント
GK #1 鈴木彩艶 選手(浦和レッズジュニアユース)
前半はボールをリズム良く繋ぎ、チャンスを何回か作ることができ、守備ではボールにしっかりとプレスを掛けチャンスを作らせなかったのは良かったです。後半、相手にサイドを揺さぶられて、マイボールの時間が減ってしまい、押し込まれる時間が長く続いてしまいました。もう少し自陣でのプレーを落ち着いてするべきですし、3失点してしまったのは大きな課題です。特に3失点目は、個人のミスであり、2失点を受け焦りが出てしまいました。非常に悔しい失点です。改めて、高いレベルでプレーし、素晴らしい相手とプレーする中で、GKはどんな状況でも平常心で、チームに安定感を与えないといけないと強く思いました。今日の試合の課題をミスで終わらせることなく、次戦で挽回できるように成長していきたいです。
DF #4 橋本柊哉 選手(市立船橋高校)
初めて日本代表としてプレーできて大変嬉しかったですし、1試合だけでも日常では味わえない非常に貴重な経験を得ることができました。とにかく思い切り全力でプレーしようと試合に臨み、前半は何度かドリブル突破できて味方と連携してサイドを崩し、自分の長所を発揮できました。しかし、後半チームとしてもパスが回らず、運動量がかなり落ちました。前半からのハードワークも徐々に相手に崩されるようになり、1失点目は鋭いドリブルで簡単に抜かれてしまいました。個人の攻撃的な面は通用する部分も多く継続したいですが、もっと味方との連携や簡単にプレーする視野を持ちたいと思います。また、運動量は絶対的に課題なので、所属チームでもしっかり鍛えたいです。残り2試合、貴重な経験を無駄にしないよう、チームの勝利の為に頑張りたいです。
MF #6 谷本駿介 選手(セレッソ大阪U-18)
前半先制でき、試合を上手くコントロールできていただけに、後半3失点し負けたのは非常に悔しいし、もったいない試合運びをしてしまいました。個人としては、前半良くボールに関わりチャンスを作れましたが、後半ボールがなかなか収まらず、パスの質も落ちてしまいました。最後のパスの質やシュートの質はまだまだ課題が残るので改善したいです。次戦、U-16アメリカ代表戦に向けて、勝利することだけを考えて、トレーニングして、良い準備をしたいです。
FW #11 栗原イブラヒムジュニア 選手(三菱養和SCユース)
今日の試合は、試合前の雰囲気も良く、立ち上がりは悪くなかったと思います。前線からプレスして狙っていこうと話していたので、チャンスを確実に決めれて良かったです。しかし、その後多数ある決定機を決めることはできませでした。失点してしまい、攻撃面で上手く立て直すことができませんでした。失点したからこそ、気持ちを切り替えて絶対に勝利する気持ちをもっと強く持つべきでした。次戦は、皆で本日の課題を共有し、90分通して前半のように良いテンポでボールを動かしたいと思います。U-16アメリカ代表も強豪なので、皆で勝ちきりたいと思います。
JFA-TV
スケジュール
U-16インターナショナルドリームカップ2017 JAPAN presented by 朝日新聞 | ||
---|---|---|
6月14日(水) | 1-3 | vs U-16オランダ代表(ユアテックスタジアム仙台) |
6月15日(木) | AM | トレーニング |
6月16日(金) | 18:00 | vs U-16アメリカ代表(ユアテックスタジアム仙台) |
6月17日(土) | AM | トレーニング |
6月18日(日) | 14:30 | vs U-16ギニア代表(ユアテックスタジアム仙台) |
※時間はすべて現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
2017年6月14(水)・16日(金)・18日(日)
宮城/ユアテックスタジアム仙台[ 全試合入場無料]
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