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【Match Report】U-16日本代表 第50回モンテギュー国際大会 第3戦はU-17 VENDEE選抜と対戦
2023年04月07日
4月6日(木)、モンテギュー国際大会グループステージ第3戦は急遽ガボン代表が大会不参加となったため、地元のU-17 VENDEE選抜と対戦。第1戦のポルトガル代表戦を上回る1,500人以上の観客の中で19:00にキックオフされました。
試合は序盤から日本代表の前線からのプレスに勢いがあり、相手陣内でボールを奪う回数が増えていくと、4分には野村勇仁選手(名古屋グランパスU-18)が相手のペナルティーエリア付近でボールを奪い、素早くゴール前にパスを出すと、神代慶人選手(ロアッソ熊本ユース)が右足でゴール左隅に冷静にシュートを決めて日本代表が先制します。そして10分にペナルティーアーク付近でのフリーキックを関口航汰選手(清水エスパルスユース)がゴール右隅に直接決めて2-0。さらに36分には、クリストファーズ玲生ウィリアム選手(サウサンプトンFC U16)が奪ったボールを濱﨑健斗選手(ヴィッセル神戸U-18)に預け、濱﨑選手がそのままドリブルを仕掛けて相手ゴール前に侵入し、左足でゴール左隅にシュートを決めて前半を3-0で折り返します。
後半、日本代表は前半と同じ勢いでボールを奪いに行くと、43分には相手陣内でボールを奪取し、相手左サイドの裏のスペースに抜け出た森壮一朗選手(名古屋グランパスU-18)がゴール前にクロスボールを入れると、途中出場の長田叶羽選手(ガンバ大阪ユース)が相手ゴールキーパーにキャッチされる前にボールに触って方向を変えてゴールを決め4-0。さらに長田選手は57分にも豪快なミドルシュートをゴール左隅に決めてこの試合2得点目を奪うと、最後は65分、またも長田選手がチャンスを作り、相手陣内中央付近でボールを受けた際にワンタッチパスでペナルティーエリア内にスルーパスを供給すると、このパスに素早く反応した関口選手が同じくワンタッチで左足でゴール右隅にシュートを決めてこの日2得点目を取り、試合は6-0で日本代表が勝利しました。
この日で全グループステージの試合が終了。日本は次戦、準決勝で地元フランス代表と対戦します。
【今後の予定】
4月8日(土) 準決勝
17:30 イングランド vs ルーマニア @Montaigu
19:30 フランス vs 日本 @Montaigu
4月10日(月)
13:30 3位決定戦 @Montaigu
17:45 決勝 @Montaigu
選手コメント
DF #18 森壮一朗 選手(名古屋グランパスU-18)
この試合では、守備でも、攻撃でもより強度を上げ、チャレンジをたくさんしてより良い形で準決勝を迎えられるようにと声を掛け合い臨みました。結果は6-0で勝ちましたが、チームとして守備の強度の部分では相手に合わせてしまい、簡単に抜かれている場面などがあり改善点がたくさん出ました。準決勝の相手は地元のフランスです。地元ということでアウェイの状況での試合が予想されますが、この3試合で出た改善点を修正して、日の丸を背負って戦っているという責任と覚悟を持って全力で戦いたいと思います。そしてまず、決勝へ駒を進めたいです。
MF #6 クリストファーズ玲生ウィリアム 選手(サウサンプトンFC U16/イングランド)
まずはこの試合を勝ちで終わることができて嬉しいです。お客さんたちも試合を見てくれていて、すごくいい雰囲気で試合ができて楽しかったです。しかし、個人的にはもっと自分のパスやトラップ、ボールを受ける前の準備の質を上げていきたいです。これからしっかりと改善していって、あと2試合をいい準備で臨みたいです。
MF #7 濱﨑健斗 選手(ヴィッセル神戸U-18)
今日の試合はグループステージ3試合目で自分たちは準決勝に進出することが決まっていたため、チャレンジ精神を持って試合に臨むことができました。個人としては、点を決めることはできたけど、さらに質を上げて迫力のある攻撃をもっとしていきたいと思いました。準決勝はフランスというとてもいいチームと対戦することができるので、勝つためのいい準備を今からしていきたいと思います。
あと二つ勝って優勝して帰ってきます。
FW #9 中積爲 選手(ガンバ大阪ユース)
たくさんの観衆がいる中で途中出場できてとてもよかったです。チームとしては勝てましたけど、個人では悔いの残る試合となりました。点が取れるシーンもいっぱいありましたが決めきれず、チームに貢献できることができなかったです。
準決勝、決勝は個人でもチームでも悔いのない試合にしたいと思います。
第50回モンテギュー国際大会
大会期間:2023年3月28日(火)~2023年4月12日(水)
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