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U-16日本女子代表候補 トレーニングマッチでトレーニングの成果を発揮
2021年07月02日
U-16日本女子代表は、6月30日(水)にトレーニングキャンプ4日目を迎えました。
来年5月にインドネシアで行われるAFC U-17 Women’s Asian Cupで優勝することを目標に掲げているこのチームは、どうすれば目標を達成できるのか、マンダラートを作成し、目標実現に向けてのプロセスを明確化しました。コロナ禍で今まで通りの活動はできないものの、感染対策をしながらチームメイトと共にコミュニケーションを取り作成したマンダラート。チームとして目指すべき方向性が決まり、一段と団結力が増しました。
翌日7月1日(木)には、東日本国際大学附属昌平中学と25分×4本のトレーニングマッチを実施。「攻守にアグレッシブ」「攻守の切り替え」「コミュニケーション:互いの要求」の3つをテーマに、トレーニングマッチに臨みました。試合は11分にDF田家海凪のゴールで先制点を得ると、試合の主導権を握り、最終的には8-0で試合を終えました。トレーニングで積み重ねてきたことが、トレーニングマッチで少しずつ発揮することが出来、選手は日々成長を続けています。トレーニングキャンプも残り1日となりました。今日のトレーニングキャンプで得た成果と課題をもとに、また明日からのトレーニングキャンプに励みます。
選手コメント
MF 谷川萌々子 選手(JFAアカデミー福島)
今回は、男子中学生とトレーニングマッチを行うということで、普段の練習よりスピードがあり迫力のある試合ができたと思います。チームとしては、前線からアグレッシブなプレッシャーを意識して相手の自由を奪うことができました。しかし、もっとコミュニケーションを取り、狙いを持ってボールを奪えるようにしなければいけないと感じました。個人としては、ロングシュートで点を決めることが出来、嬉しかったです。しかし、球際の強さや技術の部分で課題が出たので、自チームに戻って、向上していきたいです。
生活面でも細部にこだわっていきたいです。最高の場所でサッカーが出来、とても幸せですし感謝しかありません。6日間ありがとうございました。
FW 田中聖愛 選手(アルビレックス新潟レディースU-18)
U-16日本女子代表トレーニングキャンプに初めて参加してたくさん学ぶことが出来ました。2トップの連係の動きでは味方とのアイコンタクト、良いタイミングでアクションすることが大切で良いタイミングとはどんな時なのか、肌で感じることができました。また1つ1つの練習の中でこの立ち位置にいるとどんな守備の変化が起きるのか、どんなことが有効的なのか理解することができました。
トレーニングマッチでは、今まで練習してきた動き出しや立ち位置を意識すること、そして自分の得意なドリブルをたくさんチャレンジすることを目標にしていました。動き出しや立ち位置では2トップと連係しながら動いたり、味方や相手を見ながら立ち位置を変化させることが出来ました。しかし、疲れてくるとだんだん意識できなくなってしまっていたので、もっと体力が必要だと思いました。ドリブルではたくさんチャレンジできましたが相手を抜いた後のアイディアが少なかったと思うので、選択肢を増やしていきたいです。今回出た課題を改善し、しっかり練習に生かしてもっともっとレベルアップしたいと思います。