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U-17日本代表がチリで今年最初の活動をスタート

2019年02月19日

U-17日本代表がチリで今年最初の活動をスタート

今年10月にペルーで開催されるFIFA U-17ワールドカップに出場するU-17日本代表は、同じ南米のチリで今年初となる活動をスタートしました。遠征中はチリの名門クラブチームであるCSDコロコロのU-19チームと練習試合、南米U-17選手権を直後に控えるパラグアイおよびチリと対戦します。また、今回の遠征は独立行政法人 日本スポーツ振興センター(JSC)のプログラム「スポーツ・フォー・トゥモロー」の一環として開催されるもので、期間中にチームは現地サンチャゴ日本人学校訪問も予定しています。

17日(日)の昼に羽田空港に集合した選手18名は、半数が昨年のAFC U-16選手権に出場した選手、そして残りの半数は同大会に呼べなかった選手で構成されました。空港でミーティングを実施した森山佳郎監督は、今回の遠征のテーマとして「サッカーの本質を追求する、南米とのバトルに真っ向勝負」と激を入れました。そして、選手一人一人からも意気込みを話して日本を出発しました。

約13時間のフライトでパリを経由した後、更に14時間半のフライトでチリのサンティアゴに到着しました。時差ボケや移動による疲れがありましたが、リカバリーも兼ねてチリサッカー協会のグラウンドでトレーニングを行い、中馬健太郎コンディショニングコーチのもとムーブメントプレパレーションを実施しました。最後にはボールワークをして汗を流しました。

チームは19日(火)より本格的なトレーニングを開始し、20日(水)には早速CSDコロコロと練習試合を戦います。

選手コメント

DF #4 山田奈央 選手(浦和レッズユース)
このチリ遠征のメンバーに選ばれたことを誇りに思います。去年10月に行われたAFC U-16選手権で優勝できたことがU-17としての活動に繋がったと思いますし、自分にとっても大きなチャンスだと思っています。自分はAFC選手権で持ち味であったり良さを出すことができず、悔しい思いをしました。今回のチリ遠征では3試合勝つことを目標にして、自分もチームの勝利に貢献して成長出来るように頑張ります。

MF #7 藤原優大 選手(青森山田高)
U-17日本代表の今年最初の遠征に選ばれ嬉しく思います。久しぶりの代表活動で周りの人や仲間の支えがありこのような場に戻ってくることが出来ました。チリやパラグアイの強豪と勝負できるので、感謝の気持ちを忘れず全力でプレーし3連勝して日本に帰ります。

MF #9 中野桂太 選手(京都サンガF.C.U-18)
まずはじめにチリ遠征のメンバーに選ばれたことを嬉しく思います。10月に行われるワールドカップに向けてチームとしても個人としても成長できるようにしていきます。去年の6月のインターナショナルドリームカップで敗れたパラグアイとも対戦します。同じ相手に2度負けるわけにはいきません。チーム全員で牙をむき出しにして本気でぶつかっていきます。3連勝して日本に帰ります。

FW #18 若月大和 選手(桐生第一高)
遠征先がチリでなかなか遠い移動でかなり疲れましたが、今回はコロコロやパラグアイやチリなど強い相手と試合ができるので楽しみです。勝ちにこだわり、FWとしてたくさん点を取り、今いる選手達より強く熱く海外の選手たちと戦いたいです。10月に始まるペルーのワールドカップに向けて、ここから競争が始まるので、生き残るために自分をアピールしたいと思います。

スケジュール

2月18日(月) PM トレーニング
2月19日(火) AM/PM トレーニング
SFTプログラム 南米・日本サッカー交流
2月20日(水) 10:00 トレーニングマッチ vs. U-19 CSDコロコロ(Colo-Colo)
18:00 試合観戦【U-17チリ代表 vs. U-17パラグアイ代表】
(Estadio Munichipal de San Bernardo)
2月21日(木) AM トレーニング
AM サッカー交流会(サンチャゴ日本人学校)
2月22日(金) 10:00 第1戦 vs. U-17パラグアイ代表(Estadio Munichipal de San Bernardo)
2月23日(土) 18:00 第2戦 vs. U-17チリ代表(Estadio Munichipal de San Bernardo)

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

「スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)」とは

2020年オリンピック・パラリンピック競技大会を東京に招致する際、IOC総会において安倍晋三首相が発表したことをきっかけに始まった日本政府が推進するスポーツを通じた国際貢献事業です。2014年から2020年までの7年間で、開発途上国をはじめとする100カ国以上・1000万人以上を対象としたあらゆる世代の人々にスポーツの価値を広げていく取組みです。


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