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U-17日本代表

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ニュース

U-17日本代表 平和祈念大会に向けて活動開始!

2021年08月07日

U-17日本代表 平和祈念大会に向けて活動開始!

U-17日本代表は8月5日(木)に今年3回目の活動を開始しました。今回は広島県サッカー協会より招待を受け、2015年以来2回目の出場となるHiFA 平和祈念 2021 Balcom BMW CUP 広島ユースサッカーに参加します。全国的にコロナ禍の非常に厳しい状況が続き、育成年代の日本代表もなかなか海外遠征が難しい状況にあります。同世代と貴重な真剣勝負ができる機会を作っていただいた多くの広島の関係者に感謝しながら、U-17日本代表は広島県高校選抜U-18、サンフレッチェ広島ユース、サガン鳥栖U-18と大会で対戦します。なお、U-15日本女子代表も同大会に出場します。

初日に全選手・スタッフがPCR検査を行い、陰性の確認が取れた上で開催地である広島県広島市で活動はスタートしました。今回の開催場所は広島広域公園第一球技場になります。冒頭のオープニングミーティングでは、森山佳郎監督から「昨年U-16日本代表として参加したSBSカップドリームユースサッカー以来の大会参加となる。悔しい結果だったこともあり、非常に素晴らしい機会を作ってくれた関係者に感謝しながら全力で優勝を目指してプレーしよう。過去、サンフレッチェ広島ユースを率いていた時代に何度もこの大会を経験したが、平和記念大会という意義を改めて感じてほしい。平和であること、好きなサッカーができることは当たり前ではないことを、わかってほしい。この猛暑の中、連戦ではあるが、東京オリンピックでU-24日本代表がタフに勝ち上がっている姿を見て、将来オリンピック代表、SAMURAI BLUEを目指すには、このような大会は重要。いい一週間にしよう」とメッセージを送ると共に、原爆のことや、被爆者の体験の映像なども見ながら、大会参加の説明を行いました。

チームは午後から早速ピッチに移動し、汗を流しました。日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会を終えた選手が多く、コンディションのばらつきがあるので、個人に合わせてメニューを設定し、8日の初戦に向けて調整していきます。翌日の8月6日は広島にとっても日本にとっても大事な原爆の日であり、朝のミーティングで全員で黙祷を捧げてから活動をスタートしました。その後、午前・午後と2部トレーニングを実施。午前中は、ゴール前の攻防を重点的に、かつ暑さを考慮してコンパクトな時間で実施。午後は広島文化学園大学のサポートも受け、実践形式のトレーニングを行いました。あらゆるシチュエーションを作り、20分ゲームを繰り返し行い、より戦術的なトレーニングを積み重ねました。7日もトレーニングを重ね、8月8日(日)の初戦でサガン鳥栖U-18と対戦します。

選手コメント

DF #6 西坂斗和 選手(履正社高)
初めてU-17日本代表に選出されてとても嬉しいです。正直驚きましたが、自覚と責任を持って頑張りたいと思います。この代表で多くの刺激をもらい、攻守ともに走れる選手になります。平和なことが当たり前なのではなく、サッカーができることに対して感謝し、自分のプレーを最大限出して優勝できるように頑張ります。大会では、初戦が一番大事だと思いますので、初戦で勝点3をとって失点は0で、勝ってチームに勢いをつけたいです。オリンピックの試合を観戦し、日本で開催されてホームで負けてしまうのは、まだ世界と力の差が大きくあるなと思いました。今日見たインパクトは忘れず、夢に向かって頑張っていきたいです。

DF #13 寺阪尚悟 選手(ヴィッセル神戸U-18)
まず初めに、新型コロナウイルスの影響により、代表活動や大会の開催が難しい中で、僕たちが成長できる舞台を用意してくださった関係者の方々に心から感謝したいです。U-17日本代表に選出していただき、普段とは違う環境で様々な選手から刺激を得られることや、レベルの高い環境で自分の力を試せることを嬉しく思います。この大会で誰よりもたくさんの事を吸収し、誰よりも成長したいと思います。この大会を通して、前回の代表活動以降、自分がチームで身につけてきたもの、学んだ事を全て表現したいと思います。そして、自分の持ち味である、高さやフィジカルの強さを発揮してチームに貢献します。今大会はチームとしては優勝を目標に、トレーニングから全員が基準を高く試合に向けて心と体の準備をしています。個人としては、試合に出場すれば後ろからチームを引っ張り、自分のストロングポイントをしっかりと発揮します。そして、自分のプレーでチームを勝利に導きたいと思います。U-24日本代表のオリンピックの試合を見て、期待とプレッシャーの中でチーム一丸となり、選手全員がハードワークしてもメダルが取れなかったことに、驚きと悔しさを感じました。そして、世界のレベルを再認識することができました。次のパリオリンピックでは、自分があの舞台でプレーするためにも普段のトレーニングから「当たり前の基準」を上げていかなければいけないと強く感じました。

DF #16 越道草太 選手(サンフレッチェ広島ユース)
まずはこのコロナ下で、サッカーができる環境をつくってくださった全ての関係者の方に感謝しています。代表に招集されて初めての大会で、地元広島開催なので自分が活躍してチームを優勝に導きたいです。この遠征では、サイドバックでプレーする機会があるので、ハードワークと自分の武器であるドリブルを発揮して、多くのチャンスを演出したいと思います。そしてサッカー以外では、広島出身の選手として他の選手に平和の大切さを発信し、自分も改めて学んでいきます。大会初戦に向けて、まずはトレーニングから良い雰囲気でできているのでしっかり準備して、代表としての責任をもって、とにかく勝ちにいきます。オリンピックの映像を見て、久保建英選手の涙がとても印象に残りました。自分がこの舞台に立つと考えたらまだまだ成長しないといけないので、パリオリンピックを目標にして、まずはこの大会で活躍します。

DF #20 矢口駿太郎 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉U-18)
U-17日本代表に選ばれ素直に嬉しく思います。そしてチームメイト、スタッフ、家族への感謝の気持ちでいっぱいです。トレーニングを数回終えて、1人1人の技術の高さ、ポジショニング、サッカーへの向き合い方には自分との大きな差を感じたので残りの期間で多く吸収していきたいです。そして、自分の長所である1対1の攻防や前への推進力を発揮していきたいです。同じ世代の日本のチームとの試合は絶対に負けてはいけないので、必ず勝利し優勝したいです。そして試合を通して成長していきたいです。オリンピックの映像を見て、次のパリでは自分がピッチに立ち日本にメダルを持ち帰れるようにライバル達と日々、切磋琢磨し努力していきたいです。

MF #15 下田栄祐 選手(鹿島アントラーズユース)
U-17日本代表に呼んでもらい、日本のトップレベルでトレーニングできることや試合ができることがすごく嬉しいのと同時にチャンスだと思います。自分にできないプレーや苦手なプレーをできる選手が沢山いて、その人達のプレーを見て肌で感じることができるので自分が成長するための材料として多くのことを吸収していきたいと思います。今回の大会では、自分の武器である守備の部分を試合の中でチャレンジしていきたいと思います。レベルの高いチームと試合ができるので自分の武器がどのくらい通用するのかを確かめたいです。また自分は試合の中で相手や状況を見ながらプレーする部分が足りないのでこの大会で多くの事を学んで成長したいです。大会初戦に向けて、チーム、個人、両方の部分でいい準備ができていると思います。森山監督からもリーグ戦形式の試合での初戦の重要性という話があったので、この大会で優勝するためにチーム一丸となって良い準備を続けていきたいと思います。

HiFA 平和祈念 2021 Balcom BMW CUP 広島ユースサッカー

日程:8月8日(日)~8月11日(水)
会場:広島/広島広域公園第一球技場

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