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U-17日本代表 J-VILLAGE CUP第1戦は尚志高校に敗れる
2022年03月19日
U-17日本代表は「第4回 J-VILLAGE CUP U18」に出場するため、3月16日(水)から福島県のJヴィレッジで活動を行っています。
初日は千葉県・高円宮記念JFA夢フィールドに集合し、バスでJヴィレッジに移動して夕方からトレーニングを行いました。その日の深夜、福島県は震度6強の大きな地震に見舞われ、選手・スタッフも部屋からホテル1階に避難しました。その後も断続的に余震が続いたため、そのまま朝までホテルの廊下で仮眠を取りながら過ごすこととなりました。Jヴィレッジの職員の方々も大変な状況の中で夜を徹して施設の安全確認や毛布配布、食事提供など様々な対応にあたってくださり、チームとしても大きな問題もなく過ごすことができました。
2日目の午前中はトレーニングを中止にして休息にあて、午後から翌日のJ-VILLAGE CUPに向けてトレーニングを再開。限られた時間の中、大会に向けて準備を行いました。今回の活動には、阿部勇樹ロールモデルコーチが初めて帯同し、昨年まで長年にわたり選手として活躍してきた自身の経験をピッチ内外で選手たちに伝えています。
3月18日(金)は、尚志高校との第1戦に臨みました。試合は雪と雨がまざった、みぞれ模様の中で行われ、その影響か前半は動きが固く、ボールを保持して試合を進めるものの、なかなかチャンスを作ることができません。逆に前半33分、中盤で相手選手に前を向かれて攻め込まれると、サイドからのアーリークロスを頭で合わせられ失点してしまいます。後半は攻守ともに連係が良くなってくると、中盤でのテンポの良いパス回しを起点に何度か決定的なチャンスを作るなど、相手ゴールに迫ります。選手たちも、気持ちを見せて得点を奪いにいきますが、尚志高校の集中した守備を最後まで崩すことはできずに、0-1のまま試合は終了しました。19日(土)は第2戦、横浜FCユースとの試合に臨みます。
選手コメント
MF 大関友翔 選手(川崎フロンターレU-18)
今日の試合は大会の1試合目ということもあり、絶対に勝利したかったので結果が出ずに悔しいです。試合を通して、個人としてはもっと自分の特徴を出さなければいけないと思いました。自分の特徴はボールを失わない所だと思っていますが、今日の試合ではボールロストが多くチャンスに絡む回数も少なかったので残りの試合に向けて改善しないといけないと思いました。チームとしては良い形が作れていて、あとはゴールを決めるだけだと思うので1点の重みを意識して残りの試合全て勝てるように良い準備をしたいと思います。
FW 安藤阿雄依 選手(清水エスパルスユース)
今回の代表活動で初めての試合で、前半0-1で負けている状況で、後半から出場しました。後半組で点を取って流れを変えようと思い試合に入りましたがなかなか点が取れず、結局0-1で負けてすごく悔しかったです。個人としては自分の特徴であるドリブルやパス、トラップのミスがすごく多かったので、そういう簡単なミスをなくし、残りの試合全て勝てるように頑張りたいと思います。
FW 後藤啓介 選手(ジュビロ磐田U-18)
今日の試合、前半は攻守ともにあまりうまくいかなかったですが、後半はチームとして改善できたと思います。個人としては前半はあまりチャンスが作れなかったですが、後半に多くのチャンスを作る事ができました。しかし沢山チャンスがあった中で決めきれなかったことが負けに繋がってしまったと思います。決めるべきところで決めないとこのような結果になってしまうので、残りの3試合は決定力ににこだわっていきたいです。
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