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【Match Report】U-17日本代表 リモージュ国際大会第2戦 イングランドに4-0で快勝
2023年09月10日
フランスのリモージュ国際大会に参加しているU-17日本代表は9月8日に第2戦のイングランド代表戦に臨みました。
初戦のポルトガル戦は良い部分を出しながらも1-3で敗れた日本代表ですが、この日は良い形で試合に入ります。序盤から距離感の良いパス回しでペースを握ると、9分にディフェンスラインのパス回しから、中盤でパスを受けた中島洋太朗選手(サンフレッチェ広島F.Cユース)が相手ディフェンスラインの裏に抜け出した井上愛簾選手(サンフレッチェ広島F.Cユース)にパスを通すと、落ち着いて流し込んで得点。サンフレッチェ広島ユースのホットラインから、井上選手の代表初得点で先制します。
その後もボールを動かしてチャンスを作る日本代表。40分には吉永夢希選手(神村学園高)のフリーキックにニアで川村楽人選手(東京ヴェルディユース)が頭で合わせて追加点。2-0で試合を折り返します。
後半もイングランドを相手に主導権を握ると、62分には中盤で良い形でボールを奪うと、高岡伶颯選手(日章学園高)が決定機を迎え、一度セーブされたところに井上選手が再び狙いますがこれも枠を外れます。
63分にはカウンターから高岡選手が前線でボールを受けると、そのままドリブルで相手陣内に侵入。最後は井上選手が豪快なミドルシュートを決めて3-0。完全に勢いを失った相手に対し、最後までチャンスを作り続ける日本は、後半アディショナルタイムに裏に抜け出し決定機を迎えた山口太陽選手(FC東京U-18)が後ろから倒され、相手DFが退場となります。そのプレーで得たゴール正面からのFKを柴田翔太郎選手(川崎フロンターレU-18)が直接決めて4-0。
第2戦は強豪イングランド代表を相手に4-0の快勝となりました。
2日後の最終戦の相手は、ここまで2勝している地元のU-17フランス代表。日本代表は逆転優勝を狙い、最終戦に臨みます。
選手コメント
MF #7 望月耕平 選手(横浜F・マリノスユース)
まず、この素晴らしいチームばかりの大会に参加し、プレーできることをとても嬉しく思います。
初戦は負けてしまったため、イングランド戦は負けられない状況にありましたが、まず勝てたことは収穫でした。内容としては、序盤から自分たちのペースで試合を進めることができ、得点を取れたことはとても良かったですが、自分たちの課題のデュエル、闘う部分で少し相手に劣っていたと思うので、改善していかないといけないと感じました。
ワールドカップに向けて数少ない試合ですが、自分たちで発信し、高め合い、残り2ヶ月でどれだけ成長していけるか、課題として日本に持ち帰り、レベルアップしてワールドカップに臨めるようにしていきたいと思います。
FW #14 名和田我空 選手(神村学園高)
イングランド戦、ヨーロッパの強豪に4対0で勝てたことはチームにとってすごく大きい自信になる試合でした。
U-17ワールドカップ前の最後の遠征で、ヨーロッパの強豪と試合をすることができ、手応えも感じていますし、改善点も多く見つかった試合でした。フランスとの試合がワールドカップ前の最後の試合になるので、チームとしても個人としてもたくさんトライして本番に生かせるような試合にしたいです。
FW #15 井上愛簾 選手(サンフレッチェ広島F.Cユース)
ワールドカップの優勝候補であるイングランドと対戦し、日本とは全く異なるフィジカルやスピード、パスの精度、アイデアには驚かされるところがありました。前線からの守備では守れていると思っても間を通されたり、パスのテンポではがされてしまったりとすることがあり、まだまだ足りないと感じることが多かったです。しかし、攻撃の面においては自分の特徴である背後のランニングからチャンスをつくったり、ゴールまで持っていけたり、ミドルシュートも決められたことはすごく自信に繋がりました。もっとチャンスを作るためにゴールキックやCBからのロングボールを収められるように、体の当て方やフィジカルを磨いていきたいです。
次のフランス戦はワールドカップ前ラストの試合なので勝ちにこだわりながらも自分の良さもだし、悔いのないものにしたいです。
リモージュ国際大会
大会期間:2023年9月3日(日)~9月12日(火)
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